はじめに
1月頭から4月末までタイに旅行長期出張していた。平日は配管をひたすら追いかけ(詳細はひみつ)、土日はひたすら旅行したりビーチ行ったりプール行ったりルームサービスでパッタイを食べたりしていた。人間的に成長したかは不明だが、これまでの人生で最長の海外在住経験となった。
過ごした4か月弱のイメージ画像は以下だ。見て分かる通り、バカンスだ。突き刺さるような陽光、まぶしく照り返す砂浜、タンカーを浮かべた水平線、時折吹き抜ける涼風と、甘ったるい飲料、陽気で友好的な人々、いまいち意味の取れないタイ語、汗ばむファストファッションの衣服…そういったものが脳裏に確かに刻まれていくのを感じていた。
動画は以下に上げておるぞ( ;∀;)
ここ、けっこう見やすいよ。
もくじ
旅程
<日程>
- 1/5:移動(岡山→東京)、PCR検査
- 1/6:PCR検査結果入手
- 1/7:出国(東京→バンコク)
- 1/7~1/15:入国後、バンコク市内のホテルにて隔離(1週間)
- 1/16:ラヨーン県の滞在ホテルに移動
- 1/17~4/29:業務(内容はひみつ♡)、旅行
- 4/28:PCR検査
- 4/30:帰国(バンコク→東京)
- 5/1~4:入国後、岡山に移動して自宅にて自主隔離(PCR検査を5/4に受検し3日間に短縮)
<隔離について>
- タイに入国してまず体験したのは隔離7泊8日。ホテルについてはバンコクのB-2.リッチモンドホテルに後述。タイのスワンナプーム国際空港のArrivalなところを歩くとそれらしきエリアに誘導され、ワクチン接種証明書・PCR陰性証明書・タイランドパス・タイでの宿泊ホテルの紙を見せて通過。
- 空港の出入口付近でホテルごとに集合し、バンで割り当てられたホテルまで移動する。ホテルに着いたらPCR検査で鼻ほじほじ。ええ感じの広いのホテル。それ以降は1週間缶詰で在宅(?)勤務。食事は3食ドアの前に置かれる(たまに忘れられることも)。タイ風味だがまあ悪くない。米orパン+肉+野菜?デザートって感じ。宗教に配慮してか鶏肉多め。タロイモ+クリームは結構好き。ドラゴンフルーツは微妙かも。
- セルフ洗濯を余儀なくされるが洗濯機はないのでイマイチな仕上がり。朝夕体温測る(電話で聞かれるぞい)。SIMカードは遅れて届いたのでそれまでは室内のWi-Fiで乗り切る。テレビはNHKなら映る。暇アンド暇だが、映画鑑賞、読書、漫画版三国志、ZUMBAなどで乗り切る。ホテルを出る1-2日前に2回目のPCR検査(鼻タイプ)。Negativeなら脱出許可。なんでもできそー。
その後、ラヨーンのR-1.クラシックカメオホテルに移動。ここから人生の夏休みスタート!
いったところ
さて、いったところについて場所ごとに書いていくぞい。あまり時系列通りになっていないので注意。
まずはこのエリア。
ラヨーン
バンコク南東に200kmほど行ったところにある県。もっと田舎かと思ったら意外とショッピングモールがあったり観光地っぽいものがあったりと、よくわからんが日本でいうと中国地方の地方都市くらいのイメージか。タイ滞在の95%くらいはここで過ごしたと考えてよい。
R-1.クラシックカメオホテル:
始まりの地。物価の差でなかなか高級なホテルに泊まることができた。朝食は毎日バイキングで和・洋、日本のテレビが大体見られるという快適さを誇る。鬼滅の刃遊郭編や鎌倉殿を観ていたのはここだけの秘密だ。ホテルの車止めには、毎週サム・ジーヴァ帝がGrab(Uberみたいなやつ)経由で召喚した車が止まっていたという…。
部屋が現社員寮の100億倍くらい広い。基本的には写真右下のソファで読書したり映画観たりSwitchしたりLINEビデオ通話したりTVを観たりルームサービスの料理を食べたりしていた。洗濯サービスを利用しており、また毎日掃除されるので家事は全くしていない。いわば小貴族的な日々であった。
付属設備としては謎の会議場、屋上のプール、ジム、レストランなどがある。プールに目覚めてからは10時ごろホテル発でビーチにGO→屋外カフェでのんびり→夕方にホテルに帰還してプール(50m程度で終了)→濡れた体を乾かしながらハンギングチェアでぶらぶら→夕焼けを鑑賞、という黄金パターンが完成してしまった。
プライスレス・サンセット。
夕焼けその2。
ホテルの周りはこんな感じ。東南アジア特有のむわっとした熱気や饐えたようなにおいは健在。それにしても連日35℃程度と暑い。
ホテルの近くには日本料理店(後述)や各種料理店や屋台、コンビニ、マッサージ店、理髪店(後述)などがある。これは健全なマッサージ店の写真ね。オバちゃん曰く、コロナで雇っていたレディーズ3名に暇を出したのだと。マッサージ後に水もらいながら聞いたぞなもし。大卒や観光業関連の人で英語チョットワカルマンは結構いるので見習いましょう。
R-2.Passione:
近隣住民御用達のデパートというかショッピングモール。歩くと15分ほどかかりちょっと遠い。ココイチ、やよい軒、フジ・レストラン(???)、KFCなど各種チェーン店を擁する。電化製品のお店やBig Cというスーパーも入っており、大体ここ行っとけばOK。タイランドにもコモディティの波がガッツリ押し寄せているぞ。
R-3.レムチャムーン海岸:
歩くと40分くらいかかり溶けそうになるが、陽に焼かれながらほぼ毎週通っていた。海岸の東端には移動式のコーヒー店などの出店があり、優雅な一日を開始できる。ココアとか抹茶フラッペとかココナッツジュースなどをゴクゴクやっていた。意外と日陰や風効果で涼しくなるので不思議。宝くじや謎の商品を売りに来る少年少女がテーブルに来たりする。謎の日本語書籍を読んでいる日本人を見て彼らは何を思っていたのか。
泳ぐのは子供だけ。
チャリで海岸通りをゆく。
ハンモック貸してください。
だいぶ西になるが、夜はこんな感じでシーフードを食べるもよし。
潮騒。
R-4.Central:
いわゆるイオンみたいなやつ。映画館もある。Passioneを上回る品揃えでブラックホールのごとき集客力を誇る。日本と同じやね。
だが、日本と違う点として、経済的中間層の爆増と活気を感じないわけにはいかないのであった…。
R-5.コックローイ水上市場:
イオンもといCentralのすぐそばにある。涼しくて気持ちがよい。やや閑散としており人はあまりいない。しかしそれがいい。
あんまり商品には期待してはいけない。
R-6.ワットパープラドウー:
金ピカ涅槃仏が寝そべっている。仏像に金箔を貼っていく人々を参考に、見様見真似で参拝してみるのであった…。
R-7.ワットパクナム:
海岸通りに出る橋の北側にある謎の寺院。よくわからんが、破風(?)の連続攻撃は東南アジア建築の絢爛さを表しておる。
R-8.ワットコートティムターラーム:
ビーチに行く途上にあるお寺。ここら辺は観光地と呼べるほどの人気スポットではないので、いい感じに静かな感じがGOOD。
風鈴っぽいものが鳴っていたりする。
R-9.タークシン大王像:
まあまあ東の方にある。正直、色彩や結構が素人目には似ていて寺院の違いがわからない。
今更だが、車は9割方日本車であり日本車王国が現出している。中国の格安EVメーカーが台頭しているとのうわさも…。
近くに時計台も。びっくりするぐらい人がいない。というかそもそも歩行者がほとんどいない。歩行者を見たら外国人と思え。大通りを渡ろうにも対向4x2車線と謎にデカくめちゃ渡りづらく、過酷なまでの自動車・バイク社会であることを感ずる。
R-10.シームアン公園:
運動場的なやつ。以上。
いたるところにこんな感じのポスターがある。政治家や有力者が写っている模様。2565っていうのは仏陀入滅の年(伝説)から起算した年号ね。
R-11.スターナイトバザール:
バザールでござーる。食べ物、衣料、電子製品、アクセサリー、おもちゃなどいろいろある。風情が出てくるのはやっぱり夜。
夜になると人が増えたような気も。とりあえずもち米とエビを買ってみました。
ラヨーンは野犬がめっちゃ多いのだが、こういった安全地帯にはニャンコがいたりする。
R-12.マングローブ公園:
正式名称不明。西に歩く。
こんな感じの木製遊歩道を風を感じながら歩く。
ここで鬼ごっこしたら楽しそうだと思いました。
R-13.ワットノーンサノム:
おなじみキンキラキンな寺院そのN。
R-14.ラヨーンバスターミナル:
バンコクに行くときに使用。かなり遠いのでさすがにGrabで行くほかない。あとで知ったがパタヤ行もあるみたい。
言い忘れたが、LINEがけっこう普及している。
サメット島
けっこう有名らしい離島。渡ろうとしたのだがパスポートとATK(抗原検査キット)をばっちり忘れたのでホテルに飛んで帰った。飛んで帰る時に行きと同じ女性ドライバーが見つかったので神仏の加護を感じた。計3回運んでもらったのでチップも弾んであげた。あ、ちなみにけっこうチップ文化が根付いていたりするので5~10%くらいを見込んでおいた方がいいかも(ケチな日本人と思われたくなければ)。100バーツ以内で気前よくはずんであげるとお互い嬉しいかも。
さて、いまいち意思の疎通が取れない中、気合でチケットを取って渡ったサメット島。1日で焦って回るとこじゃなかった。1人で来るとこでもない。ホテルを取って手ぶらでビーチに来るのがベスト(次回はぜひ)。
原付を1時間100バーツくらいで貸している店がたくさんあったので借りてみようと思ったのだが、原付経験がないことがばれると危ないからダメとの回答(残念ながら原付でないママチャリの店を船着き場近くで夕方に発見)。
帰りに土産店に行くも無人。爆買い代金を置いていったのだが、ちゃんと回収されたのだろうか…。ポストカードを買ったのでホテルでエアメールを4通ほど送付(両親、祖父母、いとこ、某ザベス、某坊主)。
S-0.Phe Pier:
タクシーで港まで。チケットは事前にネットで買っておくのがベストだが(英語表示可)、現地でも空いていれば買える。あと、コロナ対応としてATKが必要なので忘れないように。今はもう緩和されたかも?
桟橋をゆく。
ボートに乗り、いざ!
島、着。
ようこそ。あ、Mがない(; ・`д・´)
広場的なサムウェアに到着。乗合バスというかタクシーがいるので使わない手はない。が、高い(貸し切りで、島の南端まで500Bくらい)。
S-1. サイケオビーチ:
とりあえず一番近いビーチに。
砂浜が白すぎて眩しい。人出が戻り切っていないのかそんなに人はいない。こういった観光地では欧米人率が急上昇するぞ。
良さげなお店を発見したのでランチ。
ニャンコにハンバーグあげた(^ω^)
あ…これはひねもす日向ぼっこできるやつだ…。
すんごくカジュアルにタトゥー彫ってる人がいたぞ(; ・`д・´)
S-2. ノイナビーチ:
降りた船着き場から西に行く。このキャラ見たことあるような…。ちなみに〇ラえもんはサンリオ系やポケモンなどと並んで超人気キャラコンテンツの一角だ。
別荘なのかホテルなのかわからんが、オシャンティオーネな住宅がちらほら。
いい具合にくたびれたブランコを発見。ビーチには釣り人が2、3人いるだけだった(; ・`д・´)
S-3.ワイケオビーチ:
当初は歩き/原付で島南端まで行けるかと思ったら、どっちも無謀すぎる企てであることが判明したのでタクる。
いざ、南へ!
南からの帰りに寄ったのだが、好い感じのビーチがここにもある。1日中時間を忘れて寝そべっていたいところ。
こういったビーチの存在や常夏の気候はタイ王国の誇る重要な資産だ(*'ω'*)
S-4.Leam Toei:
島南端。とりあえず小石を積むのは万国共通であることが判明した。
シラチャ
日本人駐在員がたくさん住んでいることでおなじみ。日本から輸入した商品が並ぶさまには感嘆せざるを得ない。
Sr-1.ワットコーロイ:
出島みたいな感じのところにある寺院。トゥクトゥクでGO!
いざ!
ええ感じの木陰を発見。
きらめく波の先に立ち並ぶビルディング。
華僑パワーなのかチャイナマネーなのかわからんが、関帝像はよく見かけたなあ。
Sr-2.MaxValue:
マックスバリュー、君も来ていたのか。ラヨーンでは買えないものが買えるスーパー。後述するが、ラヨーンよりもイケてるので、髪を切る時はここまで来る人が多いとか。
Sr-3.Central:
これはロビンソン(スピッツ)。
Sr-4.Jパーク:
日本趣味の横溢する商業地区。日本の文化的プレゼンスはまだ健在の模様。ここではないがK-Parkとかもある。コイが泳いでいたりもする。
パタヤ
一番近い観光地といえばここ(といっても50kmくらいあるが)。Grabの行き先として頻出エリア。3週間に1回くらいは行っていたような。Grabだと大体片道600Bくらい。サム・ジーヴァ帝の観光スキルを高めた場所といえる。
P-1.パタヤビーチ:
まずはここ!というわけでビーチに。ホテル前に車を特殊召喚し、いざ!
到着。ヤシの木を越えた先にはビーチが待っている。
コロナパワーで人出激減が続く。ビーチ南側の歓楽街はシャッター街と化していた。
このぼんぼりは旧正月のあれね。
Centaralや近くのホテルらしき場所にお邪魔。泊まりてえ。
怪しげな通りはラララむじんくん状態であった(日中だからかも?)。
P-2.サンクチュアリオブトゥルース:
一番近そうな観光地だったのでGO! まさかの徒歩で行ったので日焼けが進行した。とりあえず馬にニンジンをあげる。
丘から遙かに見えるSoT(サンクチュアリ・オブ・トゥルース)。割と最近に建てた建造物みたい。外国人は時間当たりの人数制限がある模様。
観光地はニャンコが増える法則。
一部工事中のためヘルメットを渡され、いざ! いい具合に乱雑な加工場の先にはSoTが鎮座。
木製彫刻が大量発生。避雷針が付いているとはいえ不安になる。
いや何工数かかっとんねん(; ・`д・´)
内部はこんな感じ。
帰りにワン・モア・ニャンコ(^ω^)
赤べストのバイクタクシーマンに注意。帰りにコモドオオトカゲ的な大トカゲが道を横切るのを発見してテンション➚➚。
P-3.ストーンパーク(飼育員の方が多い):
ワニでおなじみ石パーク。これまた言い忘れたが、王室関連の御真影があそこにもここにも(ぷみぽん殿下に比べると現国王の人気は…)。ワニ像がお出迎え。
園内では石とワニがお出迎え。びっくりするぐらい人がいない。近所のヤマダ電機と同じで飼育員のほうが多い。
ワニがなかよく日向ぼっこ。
ここに来た目的はこれ。ワニのショーね。某感染症パワーでショーの回数が減っている。ショーまでの時間、めっちゃ暇。
こんな感じでお兄やんがワニと戯れるさまをハラハラしながら眺められるぞ。他にもあ家族連れが来ていたのでぼっち鑑賞は免れた。
おもろかったので100Bのチップをプレゼント。
P-4.トロピカルボタニカル(ノンヌット):
植物園みたいなやつ。恐竜も大量に生息している。Grabの運転手がチケット売り場まで連れていってくれたので10ポイント。
宮殿の庭園風のところも。
世界各国の遺跡があるエリアも。ストーンヘンジの複製みたいなところもあり。
P-5.ワットカオシーチャン:
岩壁に釈迦牟尼仏が。
タイあるあるだが、肉髻がドリル化している仏像が多い。
「そんくら~ん♪」と連呼する謎の音楽が流れていた。連休を心待ちにしているのはタイ人だけではない。
蓮華発見(^ω^)
その後は徒歩でコーヒーショップ(P-6)まで。6km以内なら歩くのだ。
P-6.コーヒーウォー 331ステーション:
日本のテレビで取り上げられていたとの報を某人から受け、徒歩でGO。仕事を終えた旅客機の内部でコーヒーが飲めるぞ。
中はこんな感じ。けっこう賑わっていた。
基本的にチョコか抹茶のフラッペを飲むことが多かった。コンビニで売っている飲料も大体甘いので、タイで糖分取りすぎたかもしれん。
まさかの陸上自衛隊の練習機らしきものを発見。コックピット内は真夏の車内のようにほっかほっか亭であった。
ミリタリグッズを売っている謎の一角もあり。
辺鄙な場所なため、なかなか帰りの車が捕まらない。巨大ニャンコを発見したので写真に収めた。やっと見つかったドライバーだが、燃料費の高騰を理由に200B程度の上乗せを要求。そしてアプリをでの配車依頼をキャンセルして現金払いにしてくれとのこと(アプリ経由で客を乗せると25%程度ピンハネされる模様)。足元を見られている感があったが、とにかく日が暮れる前に脱出したかったのでヨシとした。
P-7.パタヤエレファントビレッジ:
通称ぞうむら。共に日本から来ていたLEO氏と。
ぱお~ん🐘 バナナをあげる。
謎ダンスを見せるぞうさん。遊癖?
水陸両用ぞうさん。ピッケル的な道具でぞうさんをシバきつつ意のままに動かずおじさん。乗り場帰還後はチップを要求されるのはもはや様式美。
牛やヤギを眺めた後は、謎の大西ライオン的な催し物をやっているところに。
し~んぱ~いないさあ~🦁
よくビーチに置かれているこの種のクッションに身を預けながら、ココナッツジュースを飲む。蝉しぐれをその身に浴びながら。
こもれび・オン・ハンモック。ハンモック乗ろうとしたらズルっとすべった。
その後はパタヤビーチ近傍に戻り肉を喰らった。
そしてタイではおなじみChangビールを飲んだ。ラベルにも描かれている通り、Changはぞうさんの意だ。
そして夜はどこかでニャンコに絡まれながらタイフードを味わったのであった。
バンコク
- 4/13-15がタイの休日(ソンクラーン)だったので、いつもはなかなか行けないバンコク・アユタヤへ。実は入国後の隔離中やアユタヤ銀行の口座開設やワークパーミットで何度か訪れてはいたのだが、あまり時間がなかったので。実はその2で2013年にワット・ポーとかプラケーオとかアユタヤに行っていたようだがあまり記憶がない…。
- 4/13-15,17はバンコク、16はアユタヤの予定だったのだが、4/12の朝からお腹の調子がおかしくなり、何とかホテルに帰還した後は死にそうになりながらひたすら寝る。翌日もビチグソは止まりつつあるが倦怠感と熱あり。コロナを疑いながらもこの日も寝る。14からはふらつきながらもバンコクに出撃。ラヨーンのバスターミナルまでタクシーで行く。チケットは案外その場でとれるがネットで予約していった方が無難。料金は衝撃の180B。
- 当然めっちゃ暑いので水分補給と休憩をまめに。ただでさえ体力ゲージが激減していたので。外国観光地では移動手段の確保が非常に重要だが、自分の体力を過信しすぎて+歩いて旅することに重点を置きすぎて、タクシーや電車の利用をためらってしまいがちだったのはちょっと後悔。2日目からは積極的に活用していった。ワットポー・王宮・ワットプラケーオあたりはよくわからんが閉まっていた模様。まあ8年前(2013)に行った気がするのでヨシとしよう。
- メガシティだがホントの中心部以外の発展度はラヨーンあたりとそんなに変わらない印象。バンコク中心部を離れると集合住宅とかバラックとか倉庫とかが見えてくるぞ。国王の肖像画は頻出アイテム。
- 都会パワーのためか野犬が少ないのはGOOD。そういうところほどニャンコ率が高まるのもうれしい。
- 帰りはミニバスステーションから謎の乗り合いバンに乗る。ミチミチで10人ぐらい乗っていたのだが、出発までの点呼がタイランド的なのんびりさで進んでいく。あまりに混んでいたので降ろされるかもとちょっと思った。運転手のジイさんが危なげな運転をする男で、高速道路でスマホのながら運転やおやつモグモグなどの危険行為を堂々と行う。乗客も慣れているのかあんまり気にしない。予想通り急ブレーキを踏むなど事故りかける展開となった。自分には理解不能な言語を話す集団とひとつ屋根の下で事故りかける恐怖はなかなか体験できない。まあタイ語でマイペンライ(オウケイ、オウケイ)といったところか。https://www.pref.aichi.jp/ricchitsusho/gaikoku/report_letter/202201bangkok.pdf
B-1.スワンナプーム国際空港:
タイの窓口。前日の東京は雪だったが、当地は暑い。
むわっとした空気に異国感を感じさせられる。隔離ホテル行のバン待ち。連結したカートをながらスマホで運搬するお兄ちゃんを見てほっこり。何かパズルゲーしてた。
マスク・オン・スタチューは世界的流行。
B-2.リッチモンドホテル:
おなじみ隔離ホテル。ドア右の台は食事を置く台ね。
部屋内部。謎に広く、ベッドもムダに大きい。
出た! 手動ウォシュレット。微妙な力の入れ具合が運命を左右する。
洗面台。服やタオルは洗濯が必要。うまく洗えないのと室内干しでシワシワに…。
運動不足はZUMBAで解消せよとの大号令をかけた。
何階か忘れたが外の光景。籠の中の鳥生活を続けること1週間。
こんな感じの食事が1日3回届くので餓死は免れた。そこそこマイルドな味付けなのでまあ大丈夫。
チェックイン時は裏口入学したので、1週間後になって初めて見たロビー。なかなか高級そうな感じやんけ。
B-3.戦勝記念塔:
通過しただけ。命がけでタワー中心部に行くほどの勇気と体力はなかった…。
B-4.ジムトンプソンの家:
タイシルクを一躍スターダムに押し上げたことでおなじみのジムトンさん。タイ風建築とブランドショップへGO。
アニメで日本語を覚えたとおぼしきお姉さんに案内してもらうジムトンさんのおうち内。日本語対応の回もあり。窓は台形。
どうも、ジムトンさん…( ;∀;)
B-5.ホテル フラマシーロム:
4月中旬の旅行時にエクスペディアで慌てて予約。4/13にチェックインできなかったので突っ込まれる。ネットの写真のようにキレイな部屋ではなかった…。
デカいが古そうな駅。日本の旧国鉄感が却っていい感じ。アユタヤ行くときに使用した。少し寂れているが天井が高いと豪華感が出る。
B-7.シリラート医学博物館:
死体博物館でおなじみ。バンコク中心部から行くにはフェリーを使うが吉。病院の中にあるぞな。シリラート病院の中にあるぞ。4月の連休中に行くも休館日であった。
4月末に再訪問。色褪せた標本と学校のような木製の建材、扇風機の回るぬるい空気…昭和感あふれる場所であった。
水頭症やベトちゃんドクちゃん状態のものなど、学術的に興味をそそる赤子の標本が多くてなかなか興味深かったぞい。5体満足のありがたさを改めて実感したのであった。
B-8.アジアティークリバーフロント:
臨海商業施設。観覧車がある。某感染症のせいでガラガラである。お土産用に石鹸を購入。
B-9.ワットラーチャボピット:
バンコク中心部付近。なかなかいい感じの街並みでした。
B-10.ラマ3世像:
以降の場所は4/30のフライト前に探索。天気が急激に悪化し東南アジアのスコールの恐ろしさをとくと味わった。
とんでもないスコールに襲われ完全に濡れ鼠となった。街は樹木が引っこ抜けたり折れたりしており自然の驚異を目の当たりにした。
B-11.ワットラチャナダラム:
ちょびっと寄る。縦に長い感じね。
B-12.ワットサケット:
入場料100B。
とりあえず上に登る。鐘が並んでいたのでとりあえず鳴らす。
天守閣的建物より。下界を眺めるとなかなか気持ちがよいぞ。
B-13.ラーマ5世記念碑:
溢れるパレス感。ここ行った後に大雨に襲われる。
B-14.ワットベンチャマボピット:
大理石でおなじみ。白っぽい感じ。宝物館的な場所は見送り。
空港に戻る帰りに通過。おもろーな線路脇に暮らす人々を横目に線路を行く。ごみごみした感じがバンコクのB面といった感じ。
ニャンコ軍の急襲を受ける。都会度が上がるほど犬が減り猫が増える印象。
アユタヤ
バンコク滞在後の最終日にアユタヤへ。日本でいうところの京都や奈良感がある。当然めっちゃ暑い。バンコクで荷物を預けようとコインロッカーを探すがほとんどない。仕方なく持って行く。国鉄風車両の3等車が旅情をかきたてるギミックとして作用していた。
バンコク駅から北へ出撃。
他にも私鉄らしきものが市内にあるが、ここは国鉄感がすごい。
いざ! オンボロ感がいい感じ。世界の車窓から in バンコク。
3等車なのですいている。他にも日本人ぽい家族連れを発見。ちなみにわがおみあしは強い日差しによってシマウマのようになっているぞ。
アユタヤ駅着。1時間ちょいぐらい?
駅近くのチャリ屋で日本製とおぼしきチャリを借りる。
自転車で車道の脇を通るのだが危ないのなんのって。橋を渡って車が合流するところを通るところはかなり厳しかった。そしてマスクのせいもありめちゃ暑い。日陰に入ったり風を求めたりしてしのぐ。コンビニに見つけるごとに飲み物を求める。
A-1.ワットプラマハータート
いい具合に迷いながら到着。赤茶けた感じの遺跡。アユタヤのキョナラ(京都奈良)感は異常と言われている。
出ました仏頭in菩提樹。
私はこれをアユタヤの斜塔と名付けた。
日差しが脳天を直撃する。夏だった。
A-2.アユタヤ歴史公園
のんびり。
A-3.日本人村
16-17世紀の日本人村の遺跡というよりは日本的なテーマパークみたいな感じ。
アユチヤ呼びもあるのね。
本物の桜ではなく造花です。
長政。
水。
雑感
4か月は長かったなあ~( ;∀;)
生活・文化
- 眩しい陽光、広々とした部屋、ビーチにプール、小貴族的な生活を飽きるほど満喫できた。物価差で結構ええホテルに滞在できているが、物価の差もいつまでもつかしら。
- 英語能力を高めるため、業務および休日はなるべく英語でのアウトプットを増やし、気後れしない精神と「何とかなる」精神を培うよう心掛けた。大卒や観光業関係者は割と喋れる人多いよ、英語。
- タイ語では語尾にKhap/Khaといった敬語を付けることが普通であり、基本的には寛容で友好的な印象であった。一見悪い人はいなさそう。自由で陽気な感じ。あいさつだけは覚えたが、タイ語が全く読めない・わからず苦しかった。あいさつはサワディークラップ、コップンクラップでOK。とりあえず手合わせとけばOK。ちんちん、たるーんなどもある。
- ドライバーとの会話などはある程度翻訳アプリで支援可能な印象。文字はこんな感じだね。買い物でも一人じゃ不安感が。英語や中国語ならがんばってもいいのだが。
- バンコク以外の交通網は貧弱で、電車はラヨーンまで来ていない。なので基本は徒歩。自転車や、Grab・契約ドライバーで足を得るのが普通。自動車・バイク社会であり、歩行者はほとんどいない。道幅が広く、中央分離帯が頻出で、Uターン車が多い。道の横断はなかなか難しい。宇沢弘文『自動車の社会的費用』を読ませたい。小道をゆくな。迷うぞ。
- 野犬がいるので人通りの少ない道や夜道は推奨しない。交通マナーはまだ発展途上の印象であり、事故の危険性が高いため駐在者の運転は禁止であった。車の走行スピードが日本より+10~20km/h程度と速く、スマホのながら運転や飲酒運転が横行しているなど、信頼できるドライバー以外はなるべく避けたい。
- 親の顔より乗ったGrab。10km100Bくらい。半分くらいの人はある程度英語分かる印象。ドライブと思って楽しんだ。
こういうやつも乗ってみればよかったなあ。
- 左側通行(英国の影響?)で日本車王国なので親近感が湧く。ドライブレコーダが付いていたり、m-passとかいうETC的なのもある。他にもホンダ、三菱、スズキ、日産、マツダ、ダイハツ、いすゞとか。日本ペイント、酉島、Kawasaki、日産・トヨタ・三菱ディーラー、Sulzer、Siemensなども確認済み。日系企業の進出など日本のプレゼンス割とあるが、中国語が第二外国語的になっているところも。
- チャイニーズマネー・カルチャーの浸透力の高さたるや。
- 滞在ホテル付近にスーパーマーケットやショッピングモールがあり、衣料や食品、日用品で困ることはあまりない。料理は和食・洋食などのレストランや日本のチェーン店があり、タイ料理が苦手な場合も食事に困ることはない。ただし、水道水の水質は悪いのでボトル入りの飲料水を飲むのがよい(飲食店の飲み物は概ね問題なし)。
- 料理は中華・和食割とある。すっぱからいのであまり得意ではないが。やよい軒(弥生軒)、すき屋、8番ラーメン、ココイチとか。セブン、ファミマもあるよ。もちろん、スタバ、マクド、KFCなどの世界的チェーン店も。食がワンパターンになりがち(後述)。
- 物価はものによるが概ね1/2~1/3程度の印象であり、現地口座の仮給与(月給60,000バーツ程度、1バーツ≒3.5円程度)で十分生活可能である。ただし、輸入品や外資系の製品・サービス価格は日本とそこまで変わらない。1,000バーツ10000円ぐらいの感触。人々は多くの国と同様ショッピングモールに集結。中産階級の爆増を感じる。
- 猫も杓子もスマホ依存。空港のワゴン片付ける人はピンボールしながらやっていた。ゲームかメッセージ、通話で全使用時間の90%くらい占めとるやろ(世界どこでも)。スマホのながら運転も頻出。LINEがSNSとしては割と流行っている模様。
- 基本的に日中は35℃程度と暑いが、乾季であればすぐ汗は乾き、そんなに暑い印象はないかもしれない。日差しが強く気温も高いので、熱中症にならないようにこまめな休憩や水分補給、日焼け止めの使用を強く推奨する。雨は夕立LEVEL100ぐらいのヤバいやつがザザザーっと降る。でも1時間くらいで止むので素直ではある。
- スマホの携帯バッテリーとVPNサービス(日本にいる設定にできるやつ[NordVPNなど]:アマプラ等の鑑賞に必要)は必須。
- もともとは1~3月の予定だったのだが、諸事情で4月末までになった。おかげで花粉症を回避できたと考えよう。
- (今回はほぼ会社任せだったが)やること:ビザ申請、渡航ワクチン接種(A型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、狂犬病)、フライト手配、海外旅行保険、現地住宅、現地口座開設、海外SIMカード、ワークパーミット取得…。
- TOEICって日本と韓国でしか流行っていないと思っていたぞい。
- 謎なぐらい野犬がいる。こういったやる気のない犬はいいのだが、夜の野犬でしつけの悪いヤツは手に負えない。いかに野犬を避けて動くかのゲームを命がけで行っていた。夜の帰り道で野犬に囲まれたことがあるのだが、そのときは近くにいたオッさんがサンダル投げ攻撃で追い払ってくれた。いや~マジで怖かったなあ、狂犬病ワクチン打っていたとはいえ。ワクチンを打った病院で発症したらほぼ死ぬぞと言われたことを思い出す。犬をサーチアンドアウェイしながら、ビクビクしながら街を歩いていた。大きい道を歩くことと、なるべく夜は出歩かないことだね。
- この鳥の鳴き声すき(^ω^)
- 謎の音楽。絢爛豪華な南国的装飾。
- 大体の建築物にある祠。ほぼあらゆるところにある。
これは現地会社の関係者の家でのホームパーリーの写真だね。
これはバドミントン後の写真だね。スポーツ弱者であることを改めて思い知らされて悲しかった…。
これは我が別れの宴だね。
- あ、いまいちなところ(300Bくらい)で髪切るとこんな感じの量産型タイ人ヘアーになるので要注意(軍人に限らずこんなヘッドの人多い)。ちゃんとツーブロック感ある写真を見せたのだが…。シラチャなどで切るか、もっと高価格帯のところに行くべし。
- よくある謎のタワーが何か調べてみると…給水塔だった。
たべもの
モノホンのタイ料理を食べると翌日にヒリヒリorぎゅるぎゅるするので、正直言ってあまりタイ料理は食べていない。和食や洋食は充実しているので苦手な人も大丈夫。朝はホテルでバイキング、昼は食堂、夜は近くの店かホテルのレストランといった感じ。
カメオホテルの部屋にて。ルームサービスが充実している。クッティオ、パッタイ、チキンバスケット、タロイモココナッツミルクがけなど。
これは中華風のやつね。ラオチャン通りの何とかってやつ。食に対する解像度が低い。
これはパッタイとチキンバスケット君ね。
ハンバーガー。
牛のサーロインfeat.もち米。右はココナッツミルクと見せかけてスパイシー。
これはホテルの朝食じゃな。いわゆるバイキング形式だが、結局ルーチン化する。野菜、肉、スイカ及びパイナップル、ヨーグルト、オレンジorグレープジュース。
これはホテル近くの屋台だね。ヌードルや肉系が多かった。
ホテル近くの屋外レストランにて。まあまあ。メニューが読めないがGoogle画像翻訳パワーで解読。
これまたホテルの近くのドイツ料理店だね。なかなかおいしかったぞい。
これは近くのPassioneの中にあるやよい軒だにゃ。けっこうウマいぞ。でもこういう外資チェーン店は金額は日本とそんなに大差ない。
これはココイチ。コーラが付いてるのがお国柄って感じですね。味はかなりいけるぞ。
これは8番ラーメンだね。コーラかスプライトが付いてるのは基本だね。
近所のコンビニ(これまたセブンイレブン)で爆買い。これで1000Bくらい。中国や東南アジアあるあるで飲料は糖分入れすぎなものが多いので、日本っぽいラベルが付いているものを選ぶとよいぞい。
これは職場の昼の弁当ですな。40Bくらいと激安。味は…まあまあ。隣にはスムージーがあるが、基本はフラッペ食いまくりで糖分取りまくりであった。店員のお姉さんがアイドルと化していた。
これはシラチャの焼肉ですな。こういうところは日本語のTVが流されてたりするんだわ。
これはタイスキですな。しゃぶしゃぶ風焼肉といった感じ。ていうか屋外レストラン多いな。
これはビール最大手?のChangビールですな。癖がなく飲みやすい気がしたぞお。
これはホームパーティー時の写真だな。肉寄り。
ビーチのシーフード。
日本ぽいもの
日本食レストラン。日本語話せるスタッフがいたり経営者が日本人だったりする。他にも「春」「伊豆益」などがある。
初瀬にておバカな5歳児発見。
pixivとかで拾ってきたような画像が印刷されている。一体何のお店なんだ…。
ドラえもん強し!
のびたのびたのびた!!!
大阪にありそう。海賊王になれそうな顔をしている。頭はなぜかアフロ。
法務部が強そうな某ゲーム会社のキャラに酷似している。日本に残された唯一の資産・キャラクターコンテンツを大事にしていこうと誓ったのであった。
未来の国というか某極東の国からやってきた乗り物発見。
なお、画面は全然ドラえもん関係ない。
もすもす?
ジャパニメーションの灯がともっていた。個人的にはアイ歌があることに驚き。
BLの人気がすごいぞ(; ・`д・´)
KADOKAWAが文化輸出。なんて言ってるんだ。
SEGA+某KB48といった感じ。
微妙なかわいさのグッズがあふれている。
ひまつぶし・鑑賞作品
- ひつまぶしとしては、旅行、散歩、ホテルジム・プール、読書、電子書籍(三国志)、アマプラやTVによるアニメ・映画鑑賞、YouTube(ZUMBA含む)、チャリンコ(借りて)、卓球、バドミントン、某ザベスとのビデオ電話などがあった。
- 滞在中に鑑賞した作品の数々を紹介。本の数々はスーツケースをパンパンにして持って行ったものと、ホテルのプール近傍に置いてあったものを物々交換で持って行ったものがある。時差は日本より2時間遅いだけなので、むしろ鬼滅の刃鑑賞には有利に働いた。あとビスタドールのやつも観てたな。
中公新書の〇〇の歴史シリーズ。東南アジアの優等生ことタイのいろんな面が見えてくるかも。
仏教といえばまずは原始仏教から(^ω^)
これは飛行機の中で。帰りの飛行機では『アイ歌』の3回目を観た。
作品世界が印象的であった。
キム・ヘスどないなっとんねん(; ・`д・´)
プールで発見。作中のタイの雰囲気が印象的であった。
SFCソフト探訪の旅。
かつてデータが飛んでから10年以上たってようやくクリア。
放置していたが、この機会を生かしDLCも含めクリア。
こういう機会でもないと読まないよね、60巻あるし。