Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ビブリオバトル

<出張報告(2018/10/27)> これに行ってきた。岡山県立図書館の「やってみよう! ビブリオバトル」。 http://www.libnet.pref.okayama.jp/…/…/2018festa/festa03.html とっつき易く言うと書評合戦で、5分で好きな本をプレゼンし、3分でディスカッションとい…

日本の小さな本屋さん

【概要】著者(監督):和氣 正幸 東京、長野、大阪、京都、岡山、広島、熊本などの小規模な本屋の写真集。 オシャレで雰囲気のいい写真もさることながら、店主が本屋をはじめたきっかけや本を選ぶ基準などが明かされた地の文章もよい。脱サラして古書店(新…

ビブリオバトル

【概要】著者(監督):谷口忠大 じわじわ勢力を拡大している「ビブリオバトル」の紹介本。考案者が書いているところがミソ。ビブリオバトルの基本的なルール、効能、歴史(まだ10年も経っていないが)などを解説する。ラノベ風のプロローグ/エピローグ、明…

夫婦善哉

【概要】著者(監督):織田作之助 『夫婦善哉』『続 夫婦善哉』『雨』『俗臭』『聴雨』『蛍』を読了。夫婦の腐れ縁や愛憎、生活や世間の喜怒哀楽をユーモラスに、しかし繊細に描く短篇集。基本的な舞台は大阪で人情味のある関西弁の話し言葉が心地よい。登…

古代マヤ・アステカ不可思議大全

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【概要】著者(監督):芝崎みゆき メソアメリカの絵入りの手書き紹介本。遊び心と偏愛を感じる。 ほどよく気の抜けた絵、時折挿入される的確かつ率直なコメント、入念な調査に基づく情報量(膨大な参考文献リストを見よ)の三者がうまく嚙み合っている。得…

社内恋愛の教科書

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【概要】著者(監督):片瀬萩乃 半分ネタ、半分ガチ。もはや心理学。進展の段階ごとに秘訣が明かされているが、道はあまりに遠い。でも、「焦らず、慌てず、確実に」。何があっても、めげずにあいさつ・声掛けすることを自分に言い聞かせて、うわぁ、頑張ろ…

斉木楠雄のΨ難

【概要】著者(監督):福田雄一 原作の文化祭部分をまさかの実写映画化。ほぼ原作通りか。 そこそこのテンポの良さと、CGや小道具の若干チープでゆるい感じのおかげで安心して見られる。照橋さんもとい橋本環奈がやたら映るのだが、ちょっとイメージと合わ…

場の思想

【概要】著者(監督):清水博 「自己の卵モデル」「三種の場(生活・人生・生死)」を駆使して、21世紀に必要な思考のいちフレームワークを提供する。卵の黄身(自己)を取り巻く白身が織りなす自他非分離的空間(純粋生命)に比重を移し、場の共創を活発に…

自分史の書き方

【概要】著者(監督):立花隆 アラ還の人びとをメインターゲットに行われた「自分史の書き方」講義のエッセンスを紹介する。実際の作例も引用されており、名もなき市井の人の物語にホロリとさせられる。幼少期の想い出とか、仕事でのトラブルとか、出会いと…

世界一「考えさせられる」入試問題

【概要】著者(監督):ジョン・ファードン 訳:小田島恒志・小田島則子 理工的な計算や知識で答えが出せるものもあれば、答えのない問題もある。そんな問題に対して、答えなのかコメントなのか分らない言葉を返していく。思考実験・訓練にはなるのではなか…

藤田嗣治がわかれば絵画がわかる

【概要】著者(監督):布施英利 オカッパリスチョビヒゲのFoujita。己を韜晦した不遜な人柄が偲ばれる。自画像、裸婦像、戦争画、宗教画と絶えず変遷する画風に驚かされる。そして女と住居の変遷も。 レコンバレル洞窟の線刻画からルネサンス絵画、浮世絵ま…

茄子 スーツケースの渡り鳥

【概要】著者(監督):高坂希太郎 続編。ところ変わって日本。前作とは全く違った環境でレースする。前作よりテーマはやや散漫か。でも、マッサージ時のプルプルふくらはぎや体を跳ねる雨水の描写には並々ならぬ情熱が感じられた。前作よりレースの駈け引き…

茄子 アンダルシアの夏

【概要】著者(監督):高坂希太郎 茄子もとい自転車レースを主題に、はちきれんばかりの情熱が詰め込まれている。熱風吹きすさぶ荒野、アスファルトを流れていく銀輪の列、市街での壮絶な先頭争い、喘ぎながら必死の形相でゴールラインを切る男たち、さまざ…

詩季織々

【概要】著者(監督):易小星、竹内良貴、李豪凌 日中合作。現代中国を新海誠風に描くとこうなるか。各エピソードで主要登場人物が1,2,3と増え、最後に空港で邂逅する。美麗な背景、モノローグ、程よいテンポ、テープレコーダで時を超えて繋がる想い、そん…

花宵道中

【概要】著者(監督):豊島圭介 遊女と間夫の悲恋を描く。耽美的でけっこうエッチ。 死を賭して戻ってきてくれた半次郎さん。彼の染めた着物を着て朝霧さんが道中するのは素直に感動した。そしてそのあとの社殿での睦み合いも。思いを遂げたこの夜は彼らに…

【メモ】名所探訪リスト

(覚えている範囲で)(自分のために)まとめてみる。 名所認定は恣意的に行う。 増えたり思い出したりしたら書く。 日時がわかっているものはできるだけ書く。 多すぎて&忘れてて到底書き切れぬことを悟ったがへこたれずに書く。 主要なものはここにある。 …