2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
【概要】著者(監督):チャン・イーモウ(張芸謀) 可憐。 おそらく十数年ぶりに視聴。チャン・ツィイー(章子怡)が淡い恋心を胸に、町から来た先生に奥手なアタックを繰り返す。母が父を家の前で迎える「一幅の絵」と称されるシーンを観ると監督はこのシ…
【概要】著者(監督):ロブ・ライナー I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve. Jesus, does anyone. 久々に視聴。1986年公開だが、公開時点ですでに50'sのアメリカが舞台になっているので却って古びない良さがある。死体…
【概要】著者(監督):辺見じゅん 「ぼくたちはみんなで帰国するのです。その日まで美しい日本語を忘れぬようにしたい」 マルチタレントを持っていた男・山本幡男の遺書を中心に、過酷な収容所(ラーゲリ)生活を紙上に復元する。過労や酷寒や病に多くの仲…
言の葉の庭 [Amazonビデオ] 【概要】著者(監督):新海誠 <22.11.29追記> 「雪野さんじゃなくて、先生、でしょ」 15歳と27歳のサボりデュオが和歌や靴作りを通じてプラトニックに3ヶ月くらい交流する。雨の日が待ち遠しくなる。人で歩けるように練習をし…
【概要】著者(監督):丸山誠治 見ての通り日本海海戦(対馬沖海戦)を描いた戦争映画。魅力はやはり海戦シーンで、円谷英二パワーにより海戦シーンはCGよりリアルに見える。 三船敏郎が東郷で、笠智衆が乃木役。ですます寡黙でごわす。ハイライトは広瀬少…
【概要】著者(監督):本広克之 上田誠の原作舞台の実写映画版。むろん、「四畳半タイムマシンブルース」の影響で観た。瑛太とか上野樹里とか真木よう子が出ているぞお。 部室のごちゃごちゃレトロ感、セミの声、むさい画の暑苦しさ、パピコ⇒コーラの芸術的…
【概要】著者(監督):森見登美彦 「たしかに辻褄は合っている。しかし本当にこれでいいのだろうか?」 『四畳半神話大系』の続編もといパラレルワールド。相変わらずくどめな文体だが読みやすい。森見登美彦作品は若干文体がラノベ気味なので活字よりもア…
【概要】著者(監督):中村哲 ETV特集「武器ではなく、命の水を」でおなじみ。中村医師の突破力がすごい。土木技術を磨いた。緑がよみがえった。モスクも建てた。 specials.nishinippon.co.jp www.tokyoweekender.com そんなナカムラおじさん唯一の自伝。 …
【概要】著者(監督):本郷貴裕 プラントエンジニアリングでおなじみEPC契約(Engineering, Procurement, Construction)の実務がわかる。「まっとうに仕事を遂行したコントラクターが得るべきものを正当に得られる契約書」にすることを目指しているとのこと…
【概要】著者(監督):東洋エンジニアリング株式会社 エンジ御三家のTECが書いたPM本。本書を書くこと自体が1つのプロジェクトだったらしい。PMに関する具体的なツールとして、EVM(Earned Value Management)が紹介されているが、それ以外はだいたいPMの心構…
【概要】著者(監督):佐々木ランディ 横浜生まれのランディが、あまり聞かない「水中考古学」について具体的なプロジェクトの話を織り交ぜながら解説する。装丁が高級感あり。 UNESCO推定では300万隻の沈没船があるらしく、貿易船がほとんどの模様。ローマ…
【概要】著者(監督):高野光太郎 「日本にはウォンバットに特化した書籍がない」☜それね( ˘ω˘ ) ので、本書が本邦初のウォンバット本みたいだ。著者の半生記兼ウォンバット本。かつて動物アレルギーだった著者。イマイチな英語力をひっさげ大学から海外に…
【概要】著者(監督):江上剛 「少壮者に貴ぶ所は敢為の気力である」、そして、「事業の進歩発達にもっとも害するものは、青年の過失でなくて、老人の跋扈である」でおなじみ伊庭貞剛伝。 京での攘夷運動や御所の警備に参加したり、北海道の司法界でそこそ…
【概要】著者(監督):夏目慎吾 岡山メルパ(初)にて。アニメ版「四畳半神話大系」の正統なる続編。というか四畳半的パラレルワールド。「私」君が救済されたと信じたい。四畳半を沸かせたわちゃわちゃメンバーに、そして滔々と話される小気味良い無意味な…