2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
▶2021年振り返り傷つきながらも進んでいたら、何か掴めたかも?(๑╹ω╹๑ )といった感じ。一進一退の戦闘の果てに辿り着いた勝利への道標といったところ。 <作品鑑賞>前年並み。あまり多くはないが、まあまあヒットはあったかなといったところ。・本75冊(+…
【概要】著者(監督):おかざき真理 我(あ)。 最澄+空海というまさかの題材。意外と面白い。渡唐を中心に据え、高みを見た二人の往きて還りし物語となっている。 表現技法が独特で、阿頼耶識や事事無礙法界などの精神世界の表現に圧倒される。今に続く法…
【概要】著者(監督):賈英華 監訳:林芳 タイトル通り、最後期の宦官・孫耀庭の生涯をインタビューに基づき描き出す。人たらしで正直者、そして強運の持ち主だったためか、清朝滅亡、日中戦争、国共内戦、文化大革命などの転変を乗り越えて九十を超える長…
【概要】著者(監督):ウェンディー・ムーア 訳:矢野真千子 18世紀の英国で大暴れした解剖医・外科医・歯科医・生物学者・生理学者・博物学者もとい何でもコレクターのジョン・ハンター。既成観念や迷信に囚われない破天荒ぶりと好奇心の塊ぶりには引いて…
【概要】著者(監督):小林武彦 「なぜ、私たちは死ななければならないのでしょうか?」と問題提起し、生物学的な・生理学的な観点から一つの答えを提示する。曰く、「生き物にとって死とは、進化、つまり「変化」と「選択」を実現するためにあります」。そ…
【概要】著者(監督):乙野四方字 原作:吉浦康裕 「サトミ! いま、幸せ?」 「私……」「幸せだよ! 詩音!」 「私」「ずっと、幸せだったんだね」 同名映画の小説版。各キャラクターの想いや行動の意図がより分かりやすくなっておるぞい。 たとえば…ウォズ…
【概要】著者(監督):いろいろ 『谷崎万華鏡』と同じやないか(対談のとこ以外)。「少年」「青塚氏の話」「台所太平記」あたりが特にいい感じ。小説からマンガへの変換・翻案はなかなか一筋縄ではいかないようだ。 【詳細】<目次> 山口晃「台所太平記」…
【概要】著者(監督):アンデシュ・ハンセン 訳:久山葉子 脳科学・行動科学などの知見を縦横に引用しつつ、スマホに代表される携帯端末が我々(特に青少年)に与える悪影響に警鐘を鳴らす。生活環境の変化が全く遺伝情報に反映されていないので、人類は未…
【概要】著者(監督):小川未明 「赤いろうそくと人魚」すら知らなかった(; ・`д・´) 他にも「金の輪」「野ばら」「糸のない胡弓」「負傷した線路と月」「三つのかぎ」「砂漠の街とサフラン酒」などの哀しみを湛えた作品や、「殿さまの茶わん」「時計のない村…
【概要】著者(監督):アルチュール・アラリ 意外と面白い(; ・`д・´)。 30年近く比・ルバング島でサバイブし続けた小野田寛郎の実人生を参考にしつつ脚色を加えてある模様。 イッセー緒方少佐のおもしろレクチャーシーンとか、旅立ちの日の訓示とか、少壮少…