2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
【概要】著者(監督):外崎春雄 アニメ同様ゆっくりめ。魘夢戦、あかざ戦のボリュームがだいぶ増量されている。特に後者は手に汗握る死闘となっており気が抜けない(煉獄さんが落命するとわかっていても)。マンガ読み返してみたけどやっぱりテンポの速さす…
【概要】著者(監督):播田安弘 元寇、秀吉の中国大返し、戦艦大和の実用性に関し、エンジニアリング的な面からの検討を主軸に据えて現実的に可能なのか検討する。物理的なリアリティを重視。エンジ的な科学・技術的知見を取り入れた人文学がアツい模様。そ…
【概要】著者(監督):丸山貴史 監修:今泉忠明 絶滅した動物たちが自らの運命を語るスタイルが笑いと涙を誘う。多種多様な語り口が面白い。個人的にはやっぱりステラーカイギュウさんがお気に入り。知ってるようで知らない人(?)選が絶妙。 地球の気まぐ…
【概要】著者(監督):飯塚訓 日航機123便墜落事故の遺体確認スタッフのなまなましい苦闘の記録。想像するのもおぞましい阿鼻叫喚の地獄の地獄だった模様。 謎の陰謀論もあるようだが、警察や医療従事者、自衛隊やボランティア、墜落する航空機の中で最後ま…
【概要】著者(監督):樺沢紫苑 心理学、生理学、医学、自己啓発、仕事術などの書籍や文献のエッセンスをまとめた。これ一冊でいいんじゃないかな。心と体の健康を保つことが今後はより重要になる。 YouTuberでもある模様。 www.youtube.com 【詳細】<目次…
【概要】著者(監督):荻原浩 6編の短編を収める。掌の小説といった感じでよくまとまっている。四、五十頁の中に人生の悲喜劇が凝縮されている感じがよい。「海の見える街」「いつか来た道」「成人式」あたりが良かったかな(๑╹ω╹๑ ) www.bungei.shueisha.co…
【概要】著者(監督):塩田武士 グリコ森永事件が元ネタの模様。なかなかこんな事件があったとは信じがたいが…。2人の30代男性二人の物語が交互に進む。映像的な文体が印象的。あと関西弁が自然。「会ったこともないおっさんの改心などどうでもいい」などギ…
【概要】著者(監督):モンテーニュ 訳:原二郎 ギリシャ・ローマ時代から1580年ごろの当時の旬のネタまで、古今東西、好き勝手に縦横無尽にしゃべくり倒す。吉田兼好的な物知りなひまおじさんにして引用おじさん。いつの世も人の考えることは大して変わら…
【概要】著者(監督):出口治明 世界史APUおじさんが趣味で10人のリーダーを選ぶ。バイバルスやバーブル、アリエノールやフェデリーゴ2世など、人選が渋い。さすがの読み応え。登場人物の活躍した時代のみならず、その前後の時代も解説されるのでお得感あり…
【概要】著者(監督):中島哲也 問題作の原作をエンタメ(?)に仕上げた。オムニバス形式で事件の真相とその後に迫る。よく考えたら7年前くらいに観てたわ(๑╹ω╹๑ ) 久々に観たら、終盤の少年Aママ爆死時の松たか子の「ドッカーーーンって!!️」に不覚にも…
【概要】著者(監督):石立太一 アニメ版を振り返りつつ、少佐とヴァイオレットちゃんの関係性にスポットを当てた感じ(ていうかケジメを付けた感じ?)。個人的には前作の方が好きだけども、みんなすこすこな内容に仕上がってたと思うぞよ(๑╹ω╹๑ )一席空け…
【概要】著者(監督):辻邦生 長い。西行含む関係者へのインタビューを重ねて西行の生涯を浮き上がらせていく方式。天皇と上皇、貴族と貴族、武士と武士、大領主と小領主、時代の無数の軋みが新たな時代の扉を叩いた。運命に導かれるままに源平争乱の怒涛の…
【概要】著者(監督):池上俊一 要約難しい。子供を殺戮したブタさんが裁判所で罪を宣告されるという、非常にシュールな光景から始まる。科学的・キリスト教的世界観の浸透、慣習法から制定法への法革命、都市文化の流入、いろいろな背景があって奇妙な光景…
【概要】著者(監督):今村夏子 技術士二次の帰りに一気読み。初今村夏子。読みやすい。アヤシイ宗教や一家のボンビー描写があまりにも自然に練りこまれている。くっついて温め合いながら見上げた流星。良くも悪くも家族の絆からは逃れられないのかも。学生…
【概要】著者(監督):保坂直紀 技術士ネタ仕込み用。プラごみ問題の一般向け解説書。わかりやすい。環境問題やエネルギー問題を多面的な視点で眺めつつ、少しずつ解決していくしかないのかなあ。 【詳細】<目次> はじめに ~このまま汚れた海でいいのだ…
【概要】著者(監督):辻村深月 不妊治療の末、養子縁組により育ての親となった夫婦の元に怪しげな刺客が。それは変わり果てた生みの親だった。不妊治療や養子縁組に関する理解が深まるのでは。養父母の愛情と実母の貧困逃亡生活が真に迫る。二人のお母ちゃ…