Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

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陽だまりの樹

【概要】著者(監督):手塚治虫 その通りさ! 歴史にも書かれねえで死んでったりっぱな人間がゴマンといるんだ……… 伊武谷万二郎という非実在青少年と手塚の先祖・良庵を主人公に据え、チャンバラや策謀やユーモアやお色気を適度に差し挟みつつ、幕末の群像…

アルゴ

【概要】著者(監督):ベン・アフレック アフガン情勢が緊迫する中、タイムリー。 イラン革命時の、SF映画撮影のふりした人質救出プロジェクト。実話が元ネタなのがすごい。車ドンドンやバザールでの揉み合いなど圧倒的多数の現地人に取り囲まれる恐怖とか…

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園

【概要】著者(監督):高橋渉 新しい声で初めて観た(しんのすけ、ひろし)。まあ慣れるわね。 おバカやりつつ推理しつつ、青春しつつ。ということでお得感がある。彼は容疑者から完全に外してしまっていたなあ。効率の過度な優先やブラックボックス化したA…

君の膵臓をたべたい(アニメ映画)

【概要】著者(監督):牛嶋新一郎 実写より淡々とした感じだが…後半からは恋愛要素強めに感じた(ご本人は否定されていたが)。「変わったんだと感じた」と明確に主人公の変化・成長が描かれている気がする。若干主人公の声が棒めなのが気になるが。パステ…

君の膵臓をたべたい(実写映画)

【概要】著者(監督):月川翔 「君に、私の残り少ない人生の手伝いをさせてあげます」 浜辺美波パワーで評価がワンランクぐらい上がる。いけないことをするところはよかったですねえ。ピュア感がよかった。原作初読時は突然の死に戸惑ったが、その理不尽な…

ラストエンペラーの私生活

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【概要】著者(監督):加藤康男 アイシン精機愛新覚羅溥儀の生涯を小説風ノンフィクションで描く。東京裁判での証言がたびたび挿入される。幼少期の変態的性生活をはじめ、三度にわたる即位と退位、度重なる転居と待遇の変化など、波瀾万丈の人生。 その人…

ドイツ戦歿学生の手紙

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【概要】著者(監督):ウィットコップ編 高橋健二訳「映像の20世紀」でおなじみWW1で戦没下した青年の手紙を収める。1933年に出版された原著で「我々は彼らの前に頭をたれて、彼らの形見に對し、彼らの戰死を空しくせしめぬことを」とあるが、わずか6年でま…

間宮林蔵

【概要】著者(監督):吉村昭 樺太探検・測量でおなじみ間宮林蔵を描いた時代小説。極寒の地の命がけの冒険や地道な測量、アイヌら民族たちとの交流が淡々とした綿密な筆致で描かれる。後半生では隠密的なこともしていた模様。全般的に暗めだが、孤独という…

サイダーのように言葉が湧き上がる

【概要】著者(監督):イシグロキョウヘイ イシグロキョウヘイは「四月は君の嘘」で注目していたのだが、やはり朕の目に狂いはなかった。サイダーのように感想が湧き上がる。イ〇ンモール的小世界で展開するひと夏の王道恋模様。あんまり後ろ暗い部分がない…

グノーシア

【概要】 SF風味の1人用人狼ゲーム+ループ系ノベルアドベンチャーといった感じ。個性的な面面との人狼シミュレータとしても遊べる。密室の宇宙船とか、コールドスリープとか別次元からの侵略者とか、そういった道具立てからは数々のSF映画風味を感じられる…

みどりのマキバオー

【概要】著者(監督):つの丸 どう見てもギャグマンガ風の絵柄だが、意外と競馬したりスポ根したりしている。友情・努力・勝利といった古典的ジャンプ漫画の熱さはちゃんと味わえるので、ウマ娘や競馬や少年漫画が好きな人は読んでみては。本編はKindleで1-…

動物のお医者さん

【概要】著者(監督):佐々木倫子 kindle版12巻に以下の感想を記載した。 動物たちの楽園。 馬術部の部活にこのマンガが置いてありましたが、読まずにいたことを12年後の今、後悔しています(๑╹ω╹๑ )動物たちの挙動に対する作者の観察眼は素晴らしいです。コ…

諜報の天才 杉原千畝

【概要】著者(監督):白石仁章 「命のビザ」でおなじみ杉原千畝の評伝兼研究書。傍流の有能外交官だったが、本国の命令に背いて独断でビザを発行するなど、コスモポリタンな友愛精神にも溢れた気骨ある人間だった模様。研究を進めれば進めるほど、インテ…

競馬の教科書

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【概要】著者(監督):鈴木和幸 こういう競馬知識は体系的に学ぶ機会がないので、こういった本は貴重なのだ。今まで適当に何となくの知識を整理できる。ウマ娘の知識の補強にも役立つぞい。 レープロや競馬新聞の読み方、機種や厩務員などの競馬関係者、賞…

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

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【概要】著者(監督):キングスレイ・ウォード 城山三郎 訳 アメリカンな努力家のパパから息子への手紙30通。知性と愛とおちゃめさが練りこまれており、ビジネス書というよりは書簡文学として読んだ方が有意義であろう。手紙のつかず離れずの距離感がいいか…

ことばのロマンス

【概要】著者(監督):E.ウィークリー 寺澤芳雄・出淵博 訳 英単語の語源考察大好きおじさん。忙しい学究生活の間に収集したよもやま話をエッセイ風にまとめた。英語の特徴である、種々の言語から借り入れた語彙の豊かさからくる表現の豊かさの表れとして、…

「学力」の経済学

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【概要】著者(監督):中室牧子 「教育投資への収益率は、株や債券などの金融資産への投資などと比べても高いことが、多くの研究で示されています」。投資効果が高い教育こそ社会科学のエビデンスに基づいた政策が必要。 「教育にエビデンスを。」の記述に…

金融工学、こんなに面白い

【概要】著者(監督):野口 悠紀雄 金融工学、金儲けの技術というよりはリスク評価の技術みたい。途中からかなり難解になったがなんとなくわかるようになるのでは。20年前の著だが、ゼロリスク信仰などに見られる日本のリスク評価の稚拙さは全く変わってい…

銀河英雄伝説

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【概要】著者(監督):田中芳樹 (Ⅰ 黎明編)アニメ版をだいぶ前に観たので原文の感じを味わいたく。SF的小道具に若干古臭さはあるものの、時代や場所が変わろうとも変わることのない人間の悲喜劇が宇宙規模で描かれる。けっこう読みやすいので全10巻読破も視…

銀翼のアルチザン 中島飛行機技師長・小山悌物語

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【概要】著者(監督):長島芳明 中島飛行機のエース技術者の評伝もとい小説。コネ入社、外国人技術者による指導や技術雑誌の回覧など、大正~昭和初期の活気が感じられていい感じ。技術ベンチャーの中島飛行機がSUBARUの前身だったとは知らなかったなあ。 …

夜空はいつでも最高密度の青色だ

【概要】著者(監督):最果タヒ タヒさんの詩集。実は里庄と同窓らしい。透明で濁った死と生の交錯。一瞬だけの世界の全体的な把捉と同一化、そして別離と忘却。『グッドモーニング』あたりの鮮烈さはなかったかな。意味が取れないところもある(考えるな、…

技術者たちの敗戦

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【概要】著者(監督):前間孝則 堀越二郎や島武雄といったエース級技術者を中心に、彼らの遺した生き様や技術的遺産をたどる。戦争が終わっても人や技術は残る。当時の関係者へのインタビューも行っているのでドキュメンタリー要素もある。著者も技術者なの…

英語独習法

【概要】著者(監督):今井むつみ 日本語と英語のスキーマのズレ、記憶と学習のしくみなどの話題を通じ、認知科学的に有効な外国語学習法を提案する。予想が裏切られたときに人は最も学ぶらしい。 【詳細】<目次> 第1章 認知のしくみから学習法を見直そう…

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(+TVアニメ版、旧劇場版、序・破・Q)

【概要】著者(監督):庵野秀明 さらば、全てのエヴァンゲリオン。 問題作、ついに完結(; ・`д・´) 岡南TOHOシネマズにて。自身も中学生~高校生あたりにお世話になったので感慨深い。シンジたち登場人物や庵野、そして視聴者たちもようやくエヴァの呪縛から…

あのこは貴族

【概要】著者(監督):岨手由貴子 テアトル梅田にて。お嬢様の婚活譚、もとい女同士の義理、そして自立。「家事手伝い」なんかのワードはお見合い勢としては他人事と思えない。Tier1:幸一郎(東京上位)、Rank2:華子(東京中位)、Rank3:美紀(上京勢)、Ra…

人新世の「資本論」

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【概要】著者(監督):斎藤幸平 まず「はじめに」でSDGsの欺瞞を暴く(; ・`д・´) 気候変動の深刻さ、二酸化炭素排出と経済成長のデカップリングの困難さなどをデータ祭りで示した後、マルクスおじさんの晩年の真の思想や理論を復元し、「脱成長コミュニズム」…

ノモンハンの夏

【概要】著者(監督):半藤一利 追悼・歴史探偵。『失敗の本質』でおなじみノモンハン事件。 軽侮と慢心、情報軽視と不勉強、杜撰な計画、独善的で硬直的な戦略・意思決定、戦力の逐次投入、曖昧で優柔不断な指示・命令、信賞必罰の不徹底、統帥の放棄…。ア…

零戦の振動

【概要】著者(監督):安藤隆幸 零戦の技術開発史を通じ、航空機や流体力学・機械力学の基礎知識、フラッタによる曲げ・ねじり振動と回転由来の質量・空力アンバランス振動など、機械振動のあれこれを学ぶことができる名著ぢゃったぞい(๑╹ω╹๑ )✈︎著者が抱く…

私とは何か 「個人」から「分人」へ

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【概要】著者(監督):平野啓一郎 「対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて『本当の自分』である」との言葉にあるように、「分人」は経時的に構成比率が変動する、キャラ%の円グラフ。「本当の自分」なんてものはどこにもおらず、非常に浮動的で相対的な…

劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕

【概要】著者(監督):湯山邦彦 久々に観た。ただただ懐かしいわ。サトシが選ばれし者で伝説のポケモンと共に戦うという流れは王道だが、それゆえに安心して観られるのでは。ルギア直掩で氷の島へ突入するのは熱い。 神々にまつわる古い言い伝えと最近のテ…