Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

宇宙がわかる17の方程式 (原題:The Equations icon of knowledge)

宇宙がわかる17の方程式―現代物理学入門 [単行本]著者:Sander Bais 訳:寺嶋英志評価:B【粗評】著者「この本は一種の画廊であり、読者は部屋から部屋へと歩くまわることができるようになっている」訳者「これは方程式の絵本か、方程式のギャラリーだ」そう…

20歳の自分に受けさせたい文章講義

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20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書) [新書]著者:古賀史健評価:B【粗評】文章のリズムは「論理展開」によって決まるのである。文章の論理展開と編集が柱。すらすら読めるので説得力がある。読みやすく読ませる文章がどういうものなのか掴めるか…

ベイマックス(原題:Big Hero 6)

ベイマックス [Blu-ray] [Blu-ray]監督:Don Hall, Chris Williams評価:B+【粗評】(●―●) はじめまして。私はベイマックス。あなたの心とカラダを守ります。(Hello. I am Baymax, your personal healthcare companion.)英題のたくましさから分かるように、…

みずいろパーフェクト

みずいろパーフェクト (ヤングキングコミックスデラックス) [コミック]著者:大石まさる評価:B【粗評】夏。大柄なおネエちゃんが元気いっぱいに生きる。作者のフリーダムでフシギなテンションは健在。

タオ 老子

タオ―老子 (ちくま文庫) [文庫]著者:加島祥造評価:B+【粗評】「無為」――為スナカレこれは何もするな、ってことじゃない。余計なことはするな、ってことだよ。小知恵を使って次々と、あれこれの事を為スナカレ、ってことだよ。私たちが手を出さなくとも、タ…

徹底図解 幕末・維新

徹底図解 幕末・維新―近代日本の幕を開いた激動の20年 [単行本]著者:田邊忠彦評価:B【粗評】ペリー来航から西南戦争まで、日本史上最強クラスの激動20年を徹底図解。複雑な、雄藩・幕府・朝廷の動きを徹底図解。絵がリアルなので高杉と勝の男前度が5割アッ…

Angel Beats!

Angel Beats! Blu-ray BOX 【完全生産限定版】 [Blu-ray]監督:岸 誠二評価:B+【粗評】麻枝准脚本。ゲーム→アニメ じゃなくて アニメ→ゲーム の珍例。12/24に某動画サイトで無料配信していたので。「天使ちゃんマジ天使」。トンデモ世界観とおなじみのノリ…

ふぉん・しいほるとの娘

ふぉん・しいほるとの娘〈上〉 (新潮文庫) [文庫]著者:吉村昭評価:B【粗評】アキラ史上最長クラスの長編。厚い。長崎の夏よりも厚い。お滝さん-お稲さん-高子さんの薄幸女三代(比率 1.95 : 8.00 : 0.05)と、彼女たちを翻弄した時代を詳細なデータを交え…

イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る

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イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言 (講談社+α新書) [新書]著者:David Atkinson評価:B【粗評】日本通のブリテンおぢさんの日本人論。なんと日本語。耳が痛い。根拠ガバガバな論を、論理性ガバガバに連結する…

宇宙最大の爆発天体 ガンマ線バースト

宇宙最大の爆発天体ガンマ線バースト (ブルーバックス) [新書]著者:村上敏夫評価:B+【粗評】宇宙謎解感動理系読物。観測や相対論(+量子論)がガンマ線バーストの要諦を解明するまでを、豊富なグラフを交えながら進めていくぞい。白色矮星・中性子星・ブラ…

哲学の謎

哲学の謎 (講談社現代新書) [新書]著者:野矢茂樹評価:B【粗評】プラトンよろしく対話篇風に、実在・時間・体験などいろいろなテーマについて、二人ややゆるふわに哲学する。我々が普段とりあえずそのまままにして深く考えないようにしている常識がゆらぐ。…

新京都学派

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新京都学派: 知のフロンティアに挑んだ学者たち (平凡社新書) [新書]著者:柴山哲也評価:B【粗評】今西錦司、梅原猛、梅棹忠夫などの一風変わった「新京都学派」の人々の足跡を追う。引用が上手。「おわりに」が長い。ジャーナリストらしくさりげなく意見を…

進化とはなにか

進化とはなにか (講談社学術文庫 1) [文庫]著者:今西錦司評価:B+【粗評】生物が突然変異にうったえるときは、伝家の宝刀を抜くときである。突然変異をもってきて説明しなければならないかぎり、どうしたって、ランダムな無方向性の突然変異ではなく、方向…

空海の思想について

空海の思想について (講談社学術文庫) [文庫]著者:梅原猛評価:B+【粗評】空海は(中略)仏教がもっていたこの現世にたいする否定精神を否定する。それが密教の精神であり、それこそ、大乗仏教の究極的精神であると彼はいう。世界というものはすばらしい。…

アクチュエーター工学入門

アクチュエータ工学入門 (ブルーバックス) [新書]著者:鈴森康一評価:B【粗評】縁の下の力持ち、アクチュエーターの概説。電磁・油圧・圧電アクチュエーターなど。「へえ~」が満載だ。

世界史

世界史 上 (中公文庫 マ 10-3) [文庫]著者:William H. McNeill 訳:増田義郎 佐々木昭夫評価:B+【粗評】世界史の教科書にしよう。あらゆる歴史上の点の流れやつながりが見えてくるから。(新大陸発見と宗教戦争など。あくまで、著者の史観ではあるが)大学…

古事記

古事記 (岩波文庫) [文庫]校注:倉野憲司評価:B+【粗評】あなにやし、えをとめを。あなにやし、えをとこを。書き下し文、意外と読みやすいので感動。「天地開闢」を「あめつちひらけしとき」と読み、「イザナキ」を「伊邪那岐」と書くあたりに日本人の「能…

マンガ日本の古典 古事記

古事記―マンガ日本の古典 (1) 中公文庫 [文庫]著者:石ノ森章太郎評価:B+【粗評】まさかの章太郎。原作の上つ巻のみ。おもしろいとこをふくらませつつ、どーでもいいとこをカットしつつ。意外と女の子キャラがかわいい。

書を捨てよ、町へ出よう

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書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫) [文庫]著者:寺山修司評価:C【粗評】60年代末頃の空気を感じたいキミに。はっきり言って、あまり読む気にならなかった。

くまのプーさん 小さなしあわせに気づく言葉

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くまのプーさん 小さなしあわせに気づく言葉 (PHP文庫) [文庫]編著:PHP研究所評価:B【粗評】『菜根譚』をまさかのPooh-sanize.平易な和訳+英訳。 絵がかわゆすなあ。トイレに設置しよう。

「銀河英雄伝説」の謎を楽しむ本

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『銀河英雄伝説』の謎を楽しむ本 [単行本(ソフトカバー)]編著:銀英伝考察団評価:B【粗評】謎とき本というか解説本。画がほしい。CHAPTERの選択・構成がいまひとつ。

本を読む本

本を読む本 (講談社学術文庫) [文庫]著者:M.J.Adler C.V.Doren 訳:外山滋比古 槇未知子評価:B【粗評】本の本。初級読書、点検読書、分析読書(、シントピカル読書)について解説。誠実に、批判しながら、編集しながら、読もうね~。いや~、耳が痛いです…

西田幾多郎

西田幾多郎 無私の思想と日本人 (新潮新書) [新書] 著者:佐伯啓思【粗評】西田哲学と啓思の文字に惹かれて。曰く、 私は夜更かしな性分なので、夜中に何か眠たくなるものでもと思って西田の書いたものを読み出したのです。ところが眠くなるどころか、実に充…

楽園追放―Expelled from Paradise―

楽園追放―Expelled from Paradise― (ハヤカワ文庫JA) [文庫]脚本:虚淵玄 著者:八杉将司 評価:B【粗評】映画の最後の方が気になったので。映画では描かれなかった会話や設定、場面、心理の追加・補完ができるぞ。具体的には、・アンジェラの過去・モブ子と…

ふたりの「雅子」

ふたりの「雅子」 [単行本]著者:小達スエ評価:B+【粗評】二十七年間が、長かったとか短かったとか、考えるのはもうやめよう。女優・夏目雅子は外目にはあくまで華やかだった。しかし現実の彼女は、ごくふつうの若い娘と少しも変わらなかった、恋の喜び、哀…

なぜローカル経済から日本は甦るのか

なぜローカル経済から日本は甦るのか (PHP新書) [新書]著者:冨山和彦評価:B【粗評】日本のGDPと雇用のおよそ七割を占めるのは、製造業ではなくサービス産業だ。しかも、サービス産業の大半は、世界で勝負するようなグローバル企業ではなく、国内各地域内の…

夜雨の声

夜雨の声 (角川ソフィア文庫) [文庫]著者:岡潔 編:山折哲雄評価:B【粗評】情緒を形に表現することは大自然がしてくれるのであるから、大自然に任せておいて、人は自分の分をつとめるべきである。情緒を清く、豊かに、深くしていくのが人の本分であろう。…

蜘蛛巣城

蜘蛛巣城 [東宝DVDシネマファンクラブ] [DVD]監督:黒澤明評価:B【粗評】矢がブスブス♪ マクベス♪というわけでシェイクスピアの『Macbeth』が原作。化生の予言が現実化。この世は決定論か非決定論か。永遠のテーマだなあ。日本語だがリスニングが困難。

常識にとらわれない100の講義

常識にとらわれない100の講義 (だいわ文庫) [文庫]著者:森博嗣評価:C【粗評】100は多い。内容もピンキリ。たまに「キリ」があるよ。

高校数学でわかる統計学

高校数学でわかる統計学―本格的に理解するために (ブルーバックス) [新書]著者:竹内淳評価:B+【粗評】「高校数学でわかる~」を連発する竹内淳。式変形が某パズルゲームの連鎖よろしくテンポよく進むので快感。少し高度になってくると、「~ということがわ…