2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
【概要】著者(監督):眉月じゅん せつな。 でも、なんだか勇気をもらえる。この勇気が今後の人生にプラスに働けばいいなあ。雨上がりに始まり、雨上がりに終わった青春の大事な一コマ。その一コマが、いろんな人の生を活性化させたのは間違いない。 【詳細…
【概要】著者(監督):永井聡 小松菜さん。最近の映画らしくテンポが良い。原作の要所を無理なく繋いだ感じで、原作と違っていろんな可能性を感じさせるENDとなっている。原作ではけっこう観念的だった陸上描写の輪郭が濃くなっているような。6巻で止まって…
【概要】著者(監督):吉村昭 沖縄戦にて鉄血勤皇隊となった少年兵の三か月。衛生兵のお手伝い的なポジションで従軍した。だぶだぶ軍服に袖を通した面映ゆさとか、少年らしい戦争への憧憬と昂ぶりとか、淡々とした無惨な死体の描写とか、戦争が日常になって…
【概要】著者(監督):クリント・イーストウッド 堅実な作りで実話を映画化。事故状況を振り返って妥当性を検証していくのはミステリー風味でいい感じ。特典映像のリアル機長のドキュメンタリーは彼の人格の高さとプロフェッショナル意識の高さを感じられた…
【概要】著者(監督):ジョン・カーニー 1986年、ダブリン。転校してゲロマブミューズに出逢い、メンバーを集めてバンドを組み、テープやMVを制作する日々。ラストはカノジョを連れてMVとテープだけ持って船でロンドンに。筋肉要員としていじめっ子がメンバ…
【概要】著者(監督):三木孝浩 長崎・五島列島に新垣さんが来る。すっきりすがすがしい青春群像劇といった印象。序盤のなずなさんのソロパートからすでに物語世界に引き込まれる。各人の事情も過不足なく掘り下げられており無駄がない。終盤の畳みかけには…
【概要】著者(監督):新房昭之 ひと夏の恋物語感あるが大体そう。二人の関係性やもしも世界の描写が弱く中途半端な印象。主題歌はGOOD。 【詳細】<メモ> 監督、物語シリーズの絵柄、シャフト節。 夏、プール、花火、駆け落ち、電車、逃走劇などの必須ア…
【概要】著者(監督):道尾秀介 初道尾秀介。猟奇的な連続殺人(?)事件の謎を追う。不可解な設定が気になりつつもページをめくらせる。大人びた兄妹の夏の日の冒険ミステリかと思いきや、だんだん雲行きが怪しくなっていく。ミスリード耐性ゼロの自分には…
〇20200724〜0725:舞鶴 呉、横須賀、佐世保に続く鎮守府シリーズ第四弾。 三密に注意しつつ18きっぷを駆使して以下のところに突撃。 ・赤れんがパーク…赤れんが博物館、港めぐり遊覧船 ・舞鶴引揚記念館 和田山駅。すでにレンガのにほひが。 東舞鶴駅近くの…
【概要】著者(監督):辻邦生 (一)4世紀半ばのローマ帝国はコンスタンティヌス大帝の治世の中、つかの間の繁栄を享受していた。が、彼の死とともにローマ帝国に嵐が巻き起こる。そんな時代を生きた、内向的で学者肌の皇族の生き残り・ユリアヌスの大河ド…
【概要】著者(監督):小野不由美 (1.旧校舎階段)『十二国記』から来ました。「……へい、さようですかい」などの主人公の心の声からもわかるように、軽めの文体。霊能力者その他が大集合して旧校舎の怪を解く。科学技術でなんでも解決できるのかも思いきや…
【概要】著者(監督):石野裕子 冬戦争、ムーミン、ノキア。スウェーデンとロシアの間を揺れ動くバルト海の乙女心。~13c:田舎、13~18c:スウェーデン統治時代、19c:ロシア統治時代、20c:独立、みたいなざっくりイメージで良さげ。資源なき小国のしたた…
【概要】著者(監督):西條八十 昭和を駆けたヤソップ。抒情的な作風。「かなりや」や歌謡曲はけっこう有名なのでは。 【詳細】<メモ> かなりや ──唄を忘れた金糸雀は、後の山に棄てましよか。──いえ、いえ、それはなりませぬ。 ──唄を忘れた金糸雀は、背…
【概要】著者(監督):高杉良 日本触媒の(実質)創業者・八谷泰造の人生を描く。50~60年代の石油化学工業の勃興期を支えた一人。車中の直談判にみられるようなモーレツ姿勢、苦学して工学博士を取得する努力と根性、時代が生んだ男だったのかも。著者が本…
【概要】著者(監督):石弘之 昨今の新型コロナでおなじみ。黒死病、インフルエンザ、結核、はしかなど、人間の歴史はウイルス等との闘いであり、共進化でもあった。 近年の感染症に関する一般日本人の呑気さや後進性に警鐘を鳴らす。ワクチンはちゃんと接…
【概要】著者(監督):大澤正道 カエサルからケネディまで、古今東西の暗殺をとりあげる。「暗殺」だけあってまだ不明なことが多い。だからこそ陰謀論が盛り上がるのだが。ラスプーチンとかシュタウフェンべルクとかケネディなんてまさにそう。噂話程度で終…