【概要】
著者(監督):中田秀夫
黒木瞳の疲れた感じ・情緒不安定感がリアル。
黒木瞳があんまり人の話聞いてないとか、アパート管理人がボケ気味とか、幼稚園の教育方針がサイコ気味とか、ちょっとした不気味が蓄積していったところで謎の赤バッグと黄色カッパの謎幼女出現。
雨や水漏れ、ポタポタ音、洗面所、浴槽、貯水槽といった水の表象が断続的に挿入され、不気味さを少しずつ盛り上げていく。それよりも水周り大丈夫かこの家、早く引っ越せよと視聴者諸賢は誰しも感じるはず(引っ越そうとするも裁判関係者の心証が悪いということでやめさせられるのだが)。
弁護士パワーで解決するかと思いきや、物語は破局へ向かい始めシャイニング的洪水からの貯水槽へ招待。
不条理な巻き込まれ方がいかにもホラーといった感じ。10年後よりも幼少時の娘の方が好きかな。美奈子先生的犠牲で引きつけて娘を守る黒木瞳に涙。
【詳細】
<メモ>
略。