ドストエフスキー
著者(監督):井筒俊彦 【概要】 プーシキンからチェーホフまで、トルストイとドストヱフスキーを峰の絶頂とする19世紀のロシア文学史・思想史を著者一流の詩的文体で描き出す。光と闇、コスモスとカオスなどに着目しているあたりに、著者の言語哲学的視座…
著者(監督):ドストエフスキー 訳:原卓也 【概要】 (上)キャラ紹介〜大審問官 3年の時を超え原マーゾフで再読中。ロシア的、カラマーゾフ的な人々が情動のままに動き、暴れ、喋る。尖ったキャラ造形や長尺セリフには作家性が、ゾシマの教えや大審問官な…
ドストエフスキー (1981年) (講談社現代新書) [新書]著者(監督):原卓也【概要】ペテルブルク、シベリヤ、ロシア正教、恋愛、癲癇、賭博など種々の切り口から分析をおこない、文豪の生涯と作品をたどる。作品からのたくみな引用により、文豪の内面と近現代…
罪と罰〈上〉 (新潮文庫) [文庫] 著者(監督):ドストエフスキー 訳:工藤精一郎【概要】(上巻)19世紀後半のロシア。貧しさと渾沌の時代に産み落とされたラスコーリニコフ。熱に浮かされたような衝動と苦悩の双極、とめどない饒舌な会話。作家性と時代性…