2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
【概要】編集:川村 裕子 『和泉式部日記』角川ソフィア版。宮とのお手紙や歌のやりとりに繊細な感性を、三人称小説風に日記を書いているあたりに知性を感じる。どうしても想い出を千載の後に残しておきたかったんやろなあ。ただ、カー○ックスはいただけない…
【概要】著者(監督):森安 孝夫 一千年紀中国で最大の繁栄を謳歌した大唐帝国の国際性や統治形態に関して学術的に語る。ソグド人や北方遊牧民族の存在感は想像以上に大きかった模様。陸上交易路、いわゆるシルクロードの発展ぶりを紙面から妄想できる。 本…
【概要】著者(監督):吾峠呼世晴 地味だが作者性は強い。後ろに行くほど鬼滅っぽくなる。著者の尊敬する人曰く、「その時できる精一杯をやったのならば、どれだけ下手なものでも恥ずかしいことはない」。 【詳細】<メモ> ▶過狩り狩り鬼滅のプロトタイプ…
【概要】著者(監督):辻邦生 マリア・ワ″シレウスカヤなる人物を日記から復元する(という設定)。マーシャとアンドレの修道院出の蜜月、アンドレを失ってからの灰色の日々。静謐で厳格な修道院に差し込む希望と命の煌めき。やっぱり著者は、虚無の中に煌…
【概要】著者(監督):森見登美彦 ホラーな森見登美彦は初体験かも。ぞっとする荒唐無稽な怪談の焦点は10年前に姿を消した長谷川さんに集まっていき…。「彼女はまだあの夜の中にいる」。光と闇の入れ替わりには恐怖と神秘を感じた。某神隠し的な不思議な世…
【概要】著者(監督):小松左京 考えるな、感じろ。「現実的結末」あたりまでは60年代SFといった感じだが、ここから急加速して置いてけぼりにされる。いくつもの時空と情報が猛烈な勢いで流れ去っていき、SF要素にひたすらボコボコにされる。 壮大すぎる往…
【概要】著者(監督):安宅和人 「何に答えを出すべきなのか」「最後に何がほしいのか」を着手前(と着手後も適時)に考えてアウトプットの生産性を高める。 これだけ! ちなみにイシューとは…。以下の両方を満たすもの。 2つ以上の集団の中で決着のついて…
【概要】著者(監督):東野圭吾 『マスカレード・ホテル』の続編。「何年か前の、例の作戦をもう一度やろうってわけだ」。またもやコルテシア東京にて事件の匂いが。 殺人事件、日下部さんの無茶なお願い、騙し合い…いろいろとフェイクが多いので注意。「本…
【概要】著者(監督):東野圭吾 『マスカレード・ホテル』の前日譚といった感じ。「ホテルを訪れる人々は仮面を被っている。お客様という仮面をね。それを剥がそうとしてはいけない」らしい。尚美さんの元カレと大将とか、かけだし新田さんの出会った怖い女…
【概要】著者(監督):上村勝彦 訳 『マハーバーラタ』の一部。アルジュナさんが戦いを放棄し、この世の真実を知り、また戦場に赴くまで。基本的には古代インド的な覚者像が描かれているよ。 【詳細】2 あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果…
【概要】著者(監督):森本雅之 その名の通りの内容。インバータの基本とかとかUPSなんかのアレコレは参考になるかも。交流を直流に変えて、直流を交流に変える仕組みとかね。直流の復権についてもチョコっと言い残して終了。 【詳細】<目次> 第1章 電圧…
▶2020年振り返り挫折の一年(๑╹ω╹๑ )コロナの一年 って感じ?まあいろいろあったけど、来年も生き抜いていこうや…。※なお、この内容はおなむ氏と一つ屋根の下(湯原)書いておるぞい。 <作品鑑賞>正直めっちゃ減ったよね(๑╹ω╹๑ )おもに資格勉強時間捻出のた…