【概要】
著者(監督):村上陽一郎
14世紀に特に猛威を振るった黒死病に関し、当時の受け止め方や人口・文化・社会構造・価値観などなどへの影響を概論する。日常社会の崩壊と新秩序の萌芽はまさしくスクラップ&ビルド。
パンデミック発生時の、葬儀の簡略化、モノの買い占め、"mement mori!"に代表される価値観の転換、労働力の価値向上と農民の地位向上、社会的弱者への攻撃(ユダヤ人をスケープゴートに仕立て上げたり)などは時移り所変われどみられる普遍的な現象なんだなあ( ˘ω˘ )
大学院在学中に書いた論文らしい。さすが!
【詳細】
<目次>