【概要】
著者(監督):横山光輝
- 吉川三国志(小説)は読んだことあったのだが、ある人の薦めにより、e-booksにて読了。基本的には中国を舞台にした人材集めゲームで、連衡合従を繰り返しながら群雄を絞り込んでいく感じ。小説よりも登場人物の顔や動作がついている分愛着が湧きやすいのでは。小粒感がぬぐえないが、子世代というか孔明・司馬懿仲達の第2部感も長大。
- 私兵ゆえの苦難とか、タイミングを活かせない劉備とか、意外と献策や諫言を容れる曹操とか、大軍勢を起こせば勝てるわけではないとか、力技だけでなく補給路を遮断するとか、孫子の兵法よろしく地形や心理・士気の影響が大きいとか、関羽・張飛などの創業メンバーと趙雲・馬超・黄忠などの転職組との軋轢とか、五虎将軍亡き後のパッとしない感じとか、いろいろと学ぶところは多いのでは。
- 国力が劣るのに大義にこだわって身の丈に余る大望を果たそうとしたのがいけなかったのかも。言い換えれば孔明がイレギュラーに優秀すぎたがために分を知らずに動いてしまったのかも。国力や人口が少ないので人材の厚みが薄く、孔明ひとりが優秀でも人材の厚みがないとやっぱり最終的にはジリ貧になってしまう。
- あとは劉備と孔明がそうなんだけど、絶好のタイミングをとらえられなかった思い切りと運のなさですわね。司馬懿仲達や孫権のようなライバルが登場してしまったのも運が悪かったし、人材不足のためか後継者にも恵まれなかったことも悲しい。それでも判官贔屓で実質蜀サイドが主人公っぽいのだが。
【詳細】
<メモ>
- 関羽張飛がでかい。死した後の喪失感もでかい。
- 呂布の角がかわいい。
- い抜き言葉が多いのがジャッカル気になる🐕
- 若干戦闘がワンパターンになりがちかも(わざと逃げて誘い込み→包囲、とか。南蛮や西羌など国外にも遠征するのはそういう意味ではスパイスが効いてて良いかも(孔明の謎兵器とか)。
<目次>
- 桃園の誓い
- 黄巾賊退治
- 漢室の風雲
- 乱世の奸雄
- 董卓追討軍
- 玉璽の行くえ
- 江東の波乱
- 呂布と曹操
- 曹操の台頭
- 徐州の謀略戦
- 孫策の快進撃
- 南陽の攻防戦
- 玄徳の危機
- 呂布の末路
- 玄徳の秘計
- 曹操の智謀
- 関羽の苦悶
- 決死の千里行
- 呉国の暗雲
- 凶馬と玄徳
- 孔明の出廬
- 初陣孔明
- 長坂の攻防
- 孔明の大論陣
- 赤壁の前哨戦
- 赤壁の戦い
- 南郡争奪戦
- 進攻玄徳軍
- 政略結婚
- 周瑜と竜鳳
- 馬超の逆襲
- 渭水の決戦
- 蜀への隘路
- 落鳳坡の衝撃
- 成都攻略戦
- 漢中侵攻軍
- 魏呉激突
- 張飛の智略
- 漢水の戦い
- 漢中王劉備
- 関羽の不覚
- 曹操の死
- 蜀の明暗
- 蜀呉の死闘
- 劉備の死
- 孔明の南蛮行
- 瀘水の戦い
- 孟獲心攻戦
- 出師の表
- 孔明北伐行
- 姜維の帰順
- 街亭の戦い
- 陳倉の戦い
- 陳倉城攻略
- 祁山夏の陣
- 孔明の帰国
- 祁山の戦い
- 五丈原への道
- 秋風五丈原
- 蜀漢その後
〇e-booksスクショ集
もっとも英雄に近かった男(; ・`д・´)
序盤の旗揚げ感( ˘ω˘ )
「余も彼のような人物から心服されたい」☜人材登用マニア
ウム!( ゚Д゚)
この初期メンバーズッ友ムードには誰にも入り込めない( ˘ω˘ )
髭を生やしたので「だまらっしゃい」効果も向上した。
臥龍、立つ( ˘ω˘ )⇒(・ω・)
愚鈍そうな感じが匂い立っておるぞ(; ・`д・´)
汚名返上・名誉挽回のチャンス与えがち。
関羽の義に篤い性格が出ちゃったね( ˘ω˘ )
「な なんだと 反乱か!」
言われた時の安心感ね( ˘ω˘ )
自分が誰かの下位互換だと意識すると苦しくなるぞい( ˘ω˘ )
意外と人たらしな面もあるが、あんまり人材獲得に成功している感じはない( ˘ω˘ )
見事!
こんこんオーラが背後に後光のごとく漂っている( ˘ω˘ )
「三国」志のはじまりはじまり~( ˘ω˘ )
おじじ軍団、謀る( ˘ω˘ )
圧倒的優勢と見せかけて、よく窮地に陥る( ˘ω˘ )
組織がBIGになるにしたがって冷徹さが重要になってゆくぞよ( ˘ω˘ )
現代でも屈指の人気キャラ、斃れる( ˘ω˘ )
しょぼぼーん(´・ω・`)
好敵手、墜つ( ˘ω˘ )
!(; ・`д・´)
皇帝、南西の地に爆誕す。
本格的な主要メンバー退場期に入る。
孔明カー、戦場を行く( ˘ω˘ )
タムタム( ˘ω˘ )
公式チートマン( ˘ω˘ )
グスン
終盤の好敵手、立つ。
泣いて馬謖を斬る( ˘ω˘ )
趙雲も逝く。もう人材残っておらん( ˘ω˘ )
孔明にメンタルブレイクさせられた男N人目。
慎重に!
この袋の安心感すごすぎる( ˘ω˘ )
人材枯渇宣言( ˘ω˘ )
そのとおりぢゃ( ˘ω˘ )
「あの蒼空 極はいずこであろうのう」
巨星墜つ( ˘ω˘ )
エンディング感が漂ってまいった。
ここでまさかの ぴーっ
あんぽんたーん( ˘ω˘ )
エンディング感。
あんぽんたん( ˘ω˘ )