Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

玄奘三蔵

玄奘三蔵 (講談社学術文庫)

【概要】
著者(監督):慧立/彦悰 訳:長澤和俊
稀代の仏僧にして冒険家・玄奘の『大唐西域記』の前半部を訳出したもの。徳の高さと語学力・思考力・行動力その他のステータスがカンストしており隙がない。訳者が西域や天竺を実際に旅行しているのはポイント高い(現場写真付き)。
人たらしその他の能力の天才であった彼が組織的かつ精力的に訳出した数々の仏典に、多くの人が助けられたことは言うまでもない。

☟これを観てみると入ってきやすいかも。

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【詳細】
<目次>

  • 巻の第1 生い立ちから西域の高昌に至るまで
  • 巻の第2 阿耆尼国から羯若鞠闍国まで
  • 巻の第3 阿踰陀国から伊爛拏国まで
  • 巻の第4 瞻波国から迦摩縷波国王の来請まで
  • 巻の第5 尼乾(ジャイナ教徒)の帰国の占いから長安の西漕に至るまで

 

<メモ>

玄奘三蔵にありがちなこと~

  • 言行が心温かく清らかで真面目。
  • 至誠が神や観世音菩薩に通じがち。
  • 玄奘が教えを説くと参加者はみな歓喜・随喜。
  • エライ人が玄奘の出立を引き留めるも熱意に負け、あらん限りの随員や財宝をつけてくれる(高昌王とか)。
  • もろもろの教えに通じており博覧強記。質疑応答も負け知らず。
  • 襲ってきた賊も高徳オーラを浴びて発心。
  • インドの地でも最強の学者・宗教家となり、大法論大会のメインゲストに。
  • 帰国後はハイパー仏典翻訳タイム開始。