Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アイの歌声を聴かせて

【概要】著者(監督):吉浦康裕 「私、幸せだよ」 「私、幸せだったんだね」 春~夏ぐらいの予告編ではあんまり期待していなかったのだが、例によって例のごとくtwitterのTL観測結果を踏まえMOVIX倉敷に突撃。「イヴの時間」的なAI近未来もの要素ももちろん…

映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ

【概要】著者(監督):大森貴弘 今年もやるぞ。今回は青系統でとかげ回。テーマ「かわうそとすみっコキャンプ」「とかげの夢」に魔法使い成分を混ぜた感じ。前作同様、すみっコ5人衆が異世界の不思議住人と交流し奮闘し、精神的・物質的想い出(今作では⭐️…

「顔」の進化

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【概要】著者(監督):馬場悠男 ヒト(というか生物)の顔がどのようにできたか/変化したかを、ご先祖様の数十億年の苦闘の歴史を辿りながら(ときに寄り道しながら)概観する。可視光や音波、化学物質などに対する各種センサが集約された部分が顔なのだが…

仕事猫と学ぼう 不安全行動と労働災害

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【概要】著者(監督):中央労働災害防止協会 ヨシ!でおなじみ現場猫(仕事猫の一形態)。この小冊子では「多くの不安全行動をして労働災害を体験した猫の集合体」らしい。転落・転倒、挟まれ・巻き込まれ、感電などの項目ごとに、彼(?)が体を張って危険…

法然と親鸞の信仰

【概要】著者(監督):倉田百三 某ょべらす氏に触発される。『一枚起請文』『歎異抄』を主テクストとして、法然と親鸞の生涯、その信仰と発展を百三イズムを多分に取り入れながら熱く語る。 信仰というものは生きるために必要な、日々夜々欠くことの出来な…

唐詩選

【概要】著者(監督):前野直彬 註解 (上)のみ。見ての通りmade in Chinaの唐代の詩を集めたもの。いろいろな詩形、李白杜甫王維以外のマイナーめの詩人も収める。「年年歳歳」でおなじみの劉廷芝「代悲白頭翁」以外にもジーンとくるものがあるぞ。訳も詩…

補陀落渡海記 井上靖短編名作集

【概要】著者(監督):井上靖 久々の靖。いずれの短編も地味で大きな事件が起こるわけではないが、日常的で普遍的でそして人間味のある、何とも言えぬ読後感がある。著者の私小説というか経験に根ざしているというか。『波紋』と表題作の『補陀落渡海記』が…

梅原猛の『歎異抄』入門

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【概要】著者(監督):梅原猛 最澄から親鸞までの仏教史の簡易解説ののち、法然・親鸞・唯円の三師弟の思想のつながり、そして『歎異抄』のエッセンス講義。最後は原文と現代語訳で〆。仏教史のあれこれに疑問を投げかける著者らしく、唯円西国人説を提唱し…

SDGs(持続可能な開発目標)

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【概要】著者(監督):蟹江憲史 世をときめくSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の詳細な解説本。SDGs界のVIPらしく、その誕生の経緯から個々の項目の解説、企業や国の取り組みと課題を一通りまとめてある。技術士とか化学工学技士(…

辻井伸行 奇跡の音色 恩師との12年間

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【概要】著者(監督):神原一光 辻井伸行と恩師・川上の二人三脚の12年間を描いたNHKの「こころの遺伝子~あなたがいたから~「器の大きなピアニストになれ 辻井伸行」を書籍化したもの。視覚障害者という言葉から連想されるバイアスが見事に粉砕される一例…

ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」

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【概要】著者(監督):平井一夫 英語や異文化コミュニケーションの点で幼少時から苦労したKAZUO、SONYでKANDOおじさんに変身する。「俺はセラピストか」と自嘲するくらい聞き役に徹し苦境を乗り越えたサンドの経験から、特に「【異見】を求める」こと、そし…

私の嫌いな10の言葉

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【概要】著者(監督):中島義道 なかなか刺戟的な書であった。「自分は正しいという大前提で私の耳に流し込むお説教」「いつも自分の言葉に二重の意味をもたせたまま自己防衛の逃げ道を作っておいて、一方的に相手にこの二重性に従うことを要求し、しかもそ…

古代ポンペイの日常生活

【概要】著者(監督):本村凌二 ヴェスヴィオ火山の噴出物の下に沈んだポンペイの街。幸か不幸か、我々はその「街角に残された落書きを通じて、民衆の喜びや憎しみがじかに聞」きとることができる。それらの壁には広告や選挙ポスター、罵りの言葉やメモが書…

四月は君の嘘 Coda

【概要】著者(監督):新川直司 主に3人組(公生・椿・亮太)+かをり+ライバル(絵見・相座兄妹)その他関係者の幼少期や原作のその後を描く。伝説の公生デビューの日周辺、かをりとの再会、そして"ma fille"の意味を掘り下げがいい感じ。 「あの才能を …