Javaさんのお部屋・改

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

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敵兵を救助せよ!/駆逐艦「雷」工藤艦長と海の武士道

【概要】著者(監督):惠隆之介 元江田島の著者が駆逐艦「雷」艦長・工藤俊作中佐を顕彰すべく筆を執った。 「〇これ」でおなじみ、スラバヤ沖海戦での英国海軍将兵救出劇をクライマックスに据えた工藤の評伝。旧海軍に余裕がある時期だったからできたこと…

徳川家康/われ一人腹を切て、万民を助くべし

【概要】著者(監督):笠谷和比古 日光東照宮に行った影響で。そして家康のこと昔からわりと好きだったので。 東照神君・家康の本格的評伝。膨大な参考文献が硬そうな印象を与えるが、意外と読みやすい。家康の生涯をたどりつつ戦国時代も概観できる(近代…

興亡の世界史 モンゴル帝国と長いその後

【概要】著者(監督):杉山正明 13~14世紀のモンゴルがユーラシア大陸を席巻したのは、多数の人々を統合・統御・統治するシステムあってこそだった。モンゴル帝国の成立とその画期性、そして軍事・政治・経済・思想など多岐にわたる帝国システムの遺産を説…

インディアスの破壊についての簡潔な報告

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【概要】著者(監督):ラス・カサス 訳:染田秀藤 カリブ海やメソアメリカ周辺、南アメリカ北部で征服者(コンキスタドール)どもが行った「破壊、殺戮および残忍な所業について語るのは明らかに至難の業であり、記すのもほとんど不可能に近く、耳にするの…

甲冑武闘

【概要】著者(監督):久慈光久作者の趣味が横溢している。重装騎士や軽装の剣闘士同士のタイマンなど、息もつかせぬほどの容赦ない命のやり取りを描く。 やっぱり甲冑とアキレイアが良いか。『狼の口』の小ネタもあるよ。 【詳細】<目次> 甲冑武闘 新兵…

総員起シ

【概要】著者(監督):吉村昭 海難事故の暗い秘密、沖縄戦に従軍した理髪師、伊号第三十三潜水艦沈没および引揚などの五短編を収録。人間が歴史の大いなる力につき動かされて動き回るさまを、著者お得意の淡々とした筆致で克明に描く。どれもずっしり重いが…

ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来

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【概要】著者(監督):ユヴァル・ノア・ハラリ 訳:柴田裕之 あらゆる事物のデータ化が進む21世紀に対し問題を提起する。 20世紀に長足の進歩を遂げた核兵器や医療などのテクノロジーは、それまでの人類が数千年も課題としてきた飢饉・疫病・戦争を、技術的…

"きれいな字"の絶対ルール 

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【概要】著者(監督):青山浩之 「きれいな字」は「配慮のある字」。ふせんや赤字修正など、「字を書く機会が減ったからこそ、手書き文字の価値は高まっている」。悔しいが文字のきれいさが与える印象が大事なのは間違いない。 【詳細】 そこで本書では、脳…

日本の歴史5 王朝の貴族

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【概要】著者(監督):土田直鎮 藤原氏の勢力伸長と摂関政治の完成を主軸に描く。当時の宮廷政治劇はもちろんのこと、中央政権の運営を担っていた彼らの衣食住や人生観・世界観などを窺い知れる『源氏物語』を読んでいるとわかりやすいと思う。 【詳細】 <…

苦界浄土

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【概要】著者(監督):石牟礼道子 「ユーキ水銀で溶けてしもうた魂ちゅうもんは、誰が引きとってくるるもんじゃろうか」 ことばを伝える術を失った水俣病患者たちになり代わり、彼らの言葉を紙面に呼び寄せる。挿入される医学的報告書や議事録と本編の文学…

金子文子と朴烈

【概要】著者(監督):イ・ジュンイク センシティヴになりそうな題材ではあるが、怨讐を超え、巧みな手腕と懐深さで愛の物語として昇華させた。シリアスな部分もあるが全編を通して暗さはあまりなく、鑑賞後は不思議とすっきりとした余韻が残る。日本語〜朝…

楽園のカンヴァス

【概要】著者(監督):原田マハ 絵画ミステリー。美術研究者2人の奇妙な鑑定バトルと、絵画「夢」に関するアンリ・ルソーのありえたかもしれない物語。それらを現代のルソー展が導く27年越しの邂逅でサンドイッチする。「この作品には、情熱がある。画家の…

炎のタペストリー

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【概要】著者(監督):乾石智子 並外れた記憶力と奪われた力を持つ女主人公が、魔法や炎の鳥のいる世界を旅する。そんな王道ファンタジー。道具立ては普通だが、平和への祈りが印象に残る(「不忘の誓い」)。テンポよく密度高めに進行し1巻で完結するので…

彼方のアストラ

【概要】著者(監督):篠原健太 『SKET DANCE』でおなじみの作者。前作とはガラッと変わって舞台は宇宙。dis-asterに巻き込まれた少年少女たちがad astraする。星から遠ざかり、また戻るわけだね。 ①SF要素(超光速航法、〇ローン複製、惑星移住...)+②漂…

高坂正堯

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【概要】著者(監督):服部龍二 『文明が衰亡するとき』でおなじみ高坂の評伝。戦後政治史を縦糸に、高坂の精力的な活動を横糸に展開する。 大学教授としての研究と指導、政治ブレーンとしての活動、雑誌への寄稿やテレビ出演、多忙な生活を送っていたよう…

ガンジー自伝

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【概要】著者(監督):マハトマ・ガンジー 訳:蠟山芳郎 ガンジーが自分の心を見つめながら、政界入りするまでを回顧する。内向的な青年がサッティヤーグラハ闘争やアーシュラム道場経営を指導していくさまには、運命的なものを感じる。自己省察をたえず続…

パッドマン 5億人の女性を救った男 /PAD MAN

【概要】著者(監督):R.バールキ インドの因習や女性の置かれた不衛生な状況を打破すべく、もとい妻を救うべく闘う。 思いコンダラ一直線な性格が災いして村八分にあったり、一方で幸いして道が切り開かれたりする。とにかくラッキーガイなのはまちガイな…

マンマ・ミーア!/Mamma Mia!

【概要】著者(監督):フィリダ・ロイド 父親候補3人をギリシャっぽい島の結婚式に招待。娘の結婚はそこのけでママをはじめトリプルカポーが爆誕する。やはり結婚式は出会いの場。ミュージカル映画らしく終始陽気なムードが漂っているのがよい。 【詳細】 …

無限と連続

【概要】著者(監督):遠山啓 集合論、群、トポロジー等、無限を数える数学の概念を解説。正直言って難しい。とりあえず無限にはランクがある。 【詳細】 カントールが始めた破天荒な試みである集合論は「無限の数学」。 1対1対応という手段で2つの無限…

源氏でわかる古典常識

【概要】著者(監督): 今風の(2000年代後半)絵で『源氏』の主要ストーリーをかいつまんで説明しつつ、宮廷行事、官位、装束、死生観などの古典常識を解説する。『あさきゆめみし』は分量的に重めだし活字もしんどいという人にはおすすめかもしれない。女…

英単語の語源図鑑

【概要】著者(監督):清水健二 すずきひろし 表紙のようにイメージで英語語彙を芋づる式に増やす。当然ながら英単語も接頭辞+語根+接尾辞の組み合わせでできており、漢字の偏や旁とそこまで変わらないことが体得できるはず。接頭辞や語根に詳しくなれば…

宇宙よりも遠い場所

【概要】著者(監督):いしづかあつこ 女子高生4人が南極に行く。ここではないどこかへ、何かをさがして。誰かと。 一見、ありがちな女子高生×〇〇のパターンだが、意外とまじめ。「旅」と「友」の素晴らしさに重点を置いている印象。仲間探し、渡航権獲得…

源氏に愛された女たち

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【概要】著者(監督):渡辺淳一 『失楽園』でおなじみ。六条御息所、夕顔、紫の上、明石の君、そして光源氏といった『源氏』の登場人物をオッさん目線で分析する。曰く、光源氏は女たちの舞台の「狂言回し」で、『源氏』は「女の百科事典」。夕顔に優しく、…

近代秀歌

【概要】著者(監督):永田和宏 文字通り近代の秀歌を100首(以上)集めた。茂吉の『万葉秀歌』の衣鉢を継ぐ。 挑戦的な言い方をすれば、あなたが日本人なら、せめてこれくらいの歌は知っておいて欲しいというぎりぎりの100種であると思いたい。 歌を一首知…

最強のふたり

【概要】著者(監督): エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ フランス映画。ワルめの黒人あんちゃんが脊椎損傷のエスタブリッシュメントなオッさんを介護する。髭剃りしたり、推し音楽の聞かせ合いをしたり、空気吸いに行ったり、海に行ったり、パラ…

猫のお寺の知恩さん

【概要】著者(監督):オジロマコト 都会の少年が、ちょっと年上のお姉さんと猫たちがいる田舎のお寺に下宿する。春夏秋冬、移り変わる田舎の情景。四季の行事。ゆったりと、しかし確実に時は流れる。季節がひと巡りしたころには、二人は…。前作といい、著…

与謝野晶子の源氏物語

【概要】著者(監督):紫式部 訳:与謝野晶子 (上)谷崎源氏の前の肩慣らしに。以前はいくつかの章段をつまみ食いしただけだったので再読すると新鮮。人物関係図片手に読んでいくと、放縦というか正直というか、愛すべき光源氏と女たちの関係の綾に目が眩…

文明としての江戸システム

【概要】著者(監督):鬼頭宏 江戸時代を一つの特異な文明システムとしてとらえる試み。宗門人別改帳からの人生復元、人口動態、自然環境の変化、産業の発展や経済活動など、さまざまな面から江戸時代を分析する。社会全体の生産性の向上とそれゆえの行き詰…

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

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【概要】著者(監督):ふろむだ 心理学的知見を対話篇+ポンチ絵でかみ砕いて紹介し、人間がいかに認知バイアスから逃れることが難しいかを解説する。その過程で「錯覚資産」という概念を導入し、それとの付き合い方を伝授する。認知のパラダイムシフトが起…

内向型人間のための人生戦略大全

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【概要】著者(監督):シルビア・レーケン 訳:岡本朋子 内向型同志の著者と一緒に人生戦略を立案する。自己分析→家庭生活・交友・職場でのふるまい方→シチュ別対処法の順に進む。ワークシート書き込み式で、マジメにやると明日から前向きにとらえられるよ…