【概要】
著者(監督):山田洋次
Dr.コトー⇒吉岡秀隆⇒男はつらいよ、の順にたどり着く。落語家のように口が達者なプータローの寅さん。腹巻+黄色チェックのジャケット+帽子+天然パーマ。妹の倍賞千恵子や住職の笠智衆といったレギュラーメンバーを登場させつつ、予想通り騒動を起こす。たまに人情しんみりシーンもあるが、基本的にコメディなので安心。結構おもろい。奈良ホテルも出る。
大したもんだよ蛙のションベン
見上げたもんだよ屋根屋のふんどし
けっこう毛だらけ猫灰だらけ
お前のケツは糞だらけ
寅さん帰還⇒イベント発生(ひと悶着)⇒マドンナ登場、惚れる⇒実はマドンナにはすでに相手がいてなんだかんだ成就⇒恋に破れて去る、という様式美がすでに完成されている。コテコテに見えるがそれがいい。good-old 昭和 days、古き良き安心感とでもいおうか。
【詳細】
<メモ>
(2)続 男はつらいよ
京都。お約束通りのオカン。マドンナを前にしたときの寅さんの豹変ぶりがおもしろい。
(3)男はつらいよ フーテンの寅
タイトル定まってない感。やや地味。
(4)新 男はつらいよ
タイトル定まってない感。序盤からオチが見え隠れ。コメディ色強め。おじ・おばと寅さんがお互い聞いてないと思って話すシーンがなかなか。