【概要】
著者(監督):ZARD
ZARDを支えたスタッフに取材し、ZARD(というか坂井泉水)の軌跡を振り返り、記録する。前半は写真集であり眼福(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
自然体でアンニュイで、セピア目の色調は戦略的に演出した「平成に生きる昭和の女」で、意外と普通の人だったらしい。繊細で人見知りだが芯が強く、スタッフには意外と姉御肌。90年代をともに風靡した大黒摩季とスタジオ抜け出したりもする。しかし健康に不安あり。
幼少期の陸上部やレースクイーンやグラビアなどの芸能活動黎明期見せた根性や集中力、ZARD時代の素直な歌詞を書こうとする作詞の努力などのエピソードからは非凡なものを感じた。しかしやはり謎多き女。
各メンズの坂井評が面白い。ワシも見たかったのう。夭折ハンターのワシとしては夏目雅子や尾崎豊とともに記憶に刻まれておるぞ。
- 「坂井さんに初めて会ったときのことは忘れられません。髪をポニーテールに結っていて、大げさでなく本当に美しい人でした」
- 「坂井さんはありのままの姿で十分に美しかった」
- 「坂井さんについては、ただただきれいだなー、と」
- 「実物の坂井はきれいすぎたんですよ」
【詳細】
<目次>
第1章 デビュー
第2章 ZARD以前
第3章 開花
第4章 充実
第5章 盛況
第6章 ライヴツアー
第7章 別れ
<メモ>
個人的な思い出としては、習い事の行き帰りなんかで家の車に乗ったとき、ZARDの曲が流れていたなあと。おそらく「ZARD BLEND」のアルバムね。無事調教済み。
脳内再生余裕なのは以下あたりだろうか。やはりZARD BLENDは無限再生可能だ。特に最初の4曲、「君に逢いたくなったら…」「揺れる想い」「君がいない」「心を開いて」は上位打線の感がある。
- Good-bye My Loneliness
- 眠れない夜を抱いて
- IN MY ARMS TONIGHT
- 負けないで
- 君がいない
- 揺れる想い
- きっと忘れない
- こんなにそばに居るのに
- マイ フレンド
- 心を開いて
- Don't you see!
- 君に逢いたくなったら…
- あの微笑みを忘れないで
- Oh my love
- 来年の夏も
- ハイヒール脱ぎ捨てて
- 運命のルーレット廻して
- 今日はゆっくり話そう