2023-01-01から1年間の記事一覧
【概要】著者(監督):松岡圭祐 「活字を楽しめる層は昔より広がって」いるし、「漫画や映像作品と対立するものではな」い。でも、「小説を読むことを楽しく感じる才能の持ち主は、極めて限定的」。しかしながら、当たればでかい。小説を書くにあたり、脳内…
【概要】著者(監督):森博嗣 森博嗣らしい偏屈者気味の回答 小説を読む趣味がないのに、教員の合間にバイトがてら投稿したら第一作でデビューするという天才的経歴なのであまり参考にならない。が、本書はお金に関する内容なので多少はためになるかも。 小…
【概要】著者(監督):根本昌夫 専業NG、いい小説とは「再読に値するような構造や仕掛けを持った作品」、読むことはすなわち書くこと、「書きたい」と思ったときが始めどき、「自分が作った登場人物は最後まで面倒をみて、小説を書き終えてからも『今ごろ何…
【概要】著者(監督):大沢在昌 「どうしてもプロの作家になりたい」という生徒(20-50代男女12人)に対し特別講義を行う。元々能力が高めだったこともあるが、厳しくも愛ある指導でなんと5人/12人がデビューするという衝撃の結果。基本的にはやっちゃいけな…
【概要】著者(監督):冲方丁 Kindleにて。冲方丁は読んだことないのだが、すんごくフランクにライトノベル・小説論を語っていく。「プロットを丸ごと載せます」「別に読み飛ばしても良いですよ?」などのように。代表作のプロットがほぼ丸ごと公開されてい…
【概要】著者(監督):R.F.ジョンストン 入江曜子、春名徹 訳 英国人著者の"Twilight in the Forbidden City"の主要部分の和訳版。1919年から溥儀の家庭教師として潜り込んだ著者が1934年頃に出版した。 この物語のなかで述べられている黄昏のほの暗い光は…
【概要】 著者(監督):A.サリバン 訳:遠山啓序、槇恭子 「この人を見よ。ここにすばらしい二人の人がいる」(はしがき) ヘレン・ケラーの伴侶・サリバン先生の手紙や教育レポートを集めたもの。母親がわりのホプキンス夫人宛ての手紙が多い。新人教師が…
【概要】著者(監督):ヘレン・ケラー 訳:小倉 慶郎 記憶にある限り、生涯で最も大切な日。それはアン・マンスフィールド・サリバン先生がやって来た日である。この日を境にまったく違う人生が始まる。その前後のあまりにも対照的な人生を思うと、不思議な…
【概要】著者(監督):坂本貴志 定年後の「小さな仕事」について、老後のキャッシュフローや就労観をデータで示しながら日本の老後について事実・事例・心構えを解説する。基本的には、持ち家所有が支出削減に有利で、働けるのであれば細々と働いて収入の足…
【概要】著者(監督):前間孝則 カンブリア宮殿でおなじみホンダジェット。航空機開発の経験者なしでラスペット飛行研究所で旗揚げし、小型航空機市場に進出するまでを、30年にわたりホンダジェットに携わった藤野氏を中心にまとめる。 事業化決定までの設…
【概要】著者(監督):宮下奈都 婚約破棄された主人公がドリフターズ・リストや豆スープなど、人との出会いや日常生活を通じて回復していく「癒し」の物語。いい人が多く、すっきりした読後感がある。 ひっこし・おみこし・たまのこし、「言ってって言って…
【概要】著者(監督):瀬尾まいこ 「あれ、これって青春?」 「どうやらそのようですね」 初・瀬尾まいこ。バレー部での痛ましい記憶や浅見さんとの不倫関係といった主人公の心の澱(檻)のようなものが、文芸部の垣内君との交流で浄化されていく。「由布子…
【概要】著者(監督):長谷川高 「家の購入を考えていらしゃる方々に向けて、実務的なノウハウだけでなく、一生において一番高価な買い物であろう「家」にどう対峙したらいいのか、少なくとも失敗しないためにはどうしたらいいのかを、あらゆる面から具体的…
【概要】原作:斎藤隆亨 マンガ:ほづみりや/サイドランチ 宅建の重要ポイントだけマンガで簡単に説明している。画がキャッチ―で取っつきやすい(泉さんやジャンヌがKAWAII)。制限行為能力、所有権、抵当権、債権譲渡、宅地・建物、媒介契約、重要事項説明…
【概要】著者(監督):前田哲 2000-4000万必要という噂の老後資金…をめぐる悲喜劇というかコメディ。意外と最近(2021)。テンポの良さと充実した読(?)後感、絶妙な年齢の天海や芳乃の好演が光る。主役の嫁姑はもちろんのこと、松重豊、友近、クリス松村、カ…
【概要】著者(監督):手塚治虫 某人から手塚治虫の洗礼を受けておるぞ。いや「どろろ」っておまえかーい。 呪いを解くため、チャンバラ妖怪バトルの旅をしながら体のパーツを一つずつ取り戻していく百鬼丸の設定がなかなか面白い。身体機能が制限されてい…
▶2022年振り返り <全般> はい、というわけでね。誰も見てないんだけどね。やりますよ。 まず拠点の変化ね。1-4月:タイ、5-8月:倉敷、9-12月:岡山と割とせわしない感じの1年であった。24年には東南亜細亜之某経済都市国家に旅立ちとの噂も…?(未定)こ…