【概要】
著者(監督):長谷川高
「家の購入を考えていらしゃる方々に向けて、実務的なノウハウだけでなく、一生において一番高価な買い物であろう「家」にどう対峙したらいいのか、少なくとも失敗しないためにはどうしたらいいのかを、あらゆる面から具体的かつ実践的にお伝えしています」とのこと。
持ち家 or 賃貸という頻出テーマについては、老後のキャッシュフローも考えた場合、ある程度将来も値が付くと予想されるのであれば、リスク・リターンを勘案し無理のない範囲で持ち家を購入することを推奨。ただし、なるべく頭金を大きくして短期で返済すること。なお、著者は家にこだわりはあまりなく、生活の一道具にすぎないとの立場。
若い人は不動産売買の経験が少ないので、これから購入を検討する人はまず体験するのが重要。不動産屋回りを10件以上はこなして目を肥やし、相場感を掴むこと。床面積、築年数、最寄り駅からの距離、周囲の環境(音、治安…)、清潔さ、間取り、方角などなど、考えうる諸項目を勘案すること。興味がある人には宅建やFPを勉強することを薦める。
【詳細】
<目次>
- 第1章 「買うこと」を決めるその前に
- 第2章 「理想の家」のイメージを固める
- 第3章 「理想の家」を見つけるコツ
- 第4章 お金の話
- 第5章 種類別買い方の極意と注意点
- 第6章 購入後に後悔しないために覚えておきたいこと
<メモ>