【概要】著者(監督):成田悠輔 最近よく見るオシャレメガネの彼。 「断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは何も変わらない」 とのっけから冷酷に宣言し、疲労した民主主義(政治制度)の処方箋を提示する。著者的には「無意識データ民主…
【概要】著者(監督):S.S.ラージャマウリ 「バーフバリ」でおなじみ。登場人物が好き勝手に暴れまわる勧善懲悪モノで、良くも悪くもインド映画を濃縮したような話題作だ。子供をムダにアクロバティックに救出する予告が印象的であろう。救出2部構成っぽい…
【概要】著者(監督):新海誠 災害三部作その三。要石や龍脈(らしきもの)、常世などの日本神話的・伝奇的要素とロードムービー・冒険要素が融合されている。「場所を悼む」ことがテーマの一つであると監督が各所で述べているように、現在日本が直面する停…
【概要】著者(監督):三田紀房 はじめてまともに三田のマンガ読んだわ。やたら肩幅がひろかったり平面的だったりぎこちない感じの絵は意外とすぐ慣れる。主人公の財前君属する投資部の活動を通じて「お金」にまつわるアレコレを解説するマンガ。投資全般、…
【概要】著者(監督):渡辺歩 原作・西加奈子。まさかのさんまプロデュース。肉子ちゃんの変幻自在なアニメーション的動きや、似ていない母娘の遠慮と和解・情愛、漁港の温かな共同体を楽しめる。大人びた短髪ヒロインの心の動きに刮目せよ。そして肉子ちゃ…
【概要】著者(監督):チャン・イーモウ(張芸謀) 可憐。 おそらく十数年ぶりに視聴。チャン・ツィイー(章子怡)が淡い恋心を胸に、町から来た先生に奥手なアタックを繰り返す。母が父を家の前で迎える「一幅の絵」と称されるシーンを観ると監督はこのシ…
【概要】著者(監督):ロブ・ライナー I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve. Jesus, does anyone. 久々に視聴。1986年公開だが、公開時点ですでに50'sのアメリカが舞台になっているので却って古びない良さがある。死体…
【概要】著者(監督):辺見じゅん 「ぼくたちはみんなで帰国するのです。その日まで美しい日本語を忘れぬようにしたい」 マルチタレントを持っていた男・山本幡男の遺書を中心に、過酷な収容所(ラーゲリ)生活を紙上に復元する。過労や酷寒や病に多くの仲…
言の葉の庭 [Amazonビデオ] 【概要】著者(監督):新海誠 <22.11.29追記> 「雪野さんじゃなくて、先生、でしょ」 15歳と27歳のサボりデュオが和歌や靴作りを通じてプラトニックに3ヶ月くらい交流する。雨の日が待ち遠しくなる。人で歩けるように練習をし…
【概要】著者(監督):丸山誠治 見ての通り日本海海戦(対馬沖海戦)を描いた戦争映画。魅力はやはり海戦シーンで、円谷英二パワーにより海戦シーンはCGよりリアルに見える。 三船敏郎が東郷で、笠智衆が乃木役。ですます寡黙でごわす。ハイライトは広瀬少…
【概要】著者(監督):本広克之 上田誠の原作舞台の実写映画版。むろん、「四畳半タイムマシンブルース」の影響で観た。瑛太とか上野樹里とか真木よう子が出ているぞお。 部室のごちゃごちゃレトロ感、セミの声、むさい画の暑苦しさ、パピコ⇒コーラの芸術的…
【概要】著者(監督):森見登美彦 「たしかに辻褄は合っている。しかし本当にこれでいいのだろうか?」 『四畳半神話大系』の続編もといパラレルワールド。相変わらずくどめな文体だが読みやすい。森見登美彦作品は若干文体がラノベ気味なので活字よりもア…
【概要】著者(監督):中村哲 ETV特集「武器ではなく、命の水を」でおなじみ。中村医師の突破力がすごい。土木技術を磨いた。緑がよみがえった。モスクも建てた。 specials.nishinippon.co.jp www.tokyoweekender.com そんなナカムラおじさん唯一の自伝。 …
【概要】著者(監督):本郷貴裕 プラントエンジニアリングでおなじみEPC契約(Engineering, Procurement, Construction)の実務がわかる。「まっとうに仕事を遂行したコントラクターが得るべきものを正当に得られる契約書」にすることを目指しているとのこと…
【概要】著者(監督):東洋エンジニアリング株式会社 エンジ御三家のTECが書いたPM本。本書を書くこと自体が1つのプロジェクトだったらしい。PMに関する具体的なツールとして、EVM(Earned Value Management)が紹介されているが、それ以外はだいたいPMの心構…