【概要】著者(監督):保坂直紀 技術士ネタ仕込み用。プラごみ問題の一般向け解説書。わかりやすい。環境問題やエネルギー問題を多面的な視点で眺めつつ、少しずつ解決していくしかないのかなあ。 【詳細】<目次> はじめに ~このまま汚れた海でいいのだ…
【概要】著者(監督):辻村深月 不妊治療の末、養子縁組により育ての親となった夫婦の元に怪しげな刺客が。それは変わり果てた生みの親だった。不妊治療や養子縁組に関する理解が深まるのでは。養父母の愛情と実母の貧困逃亡生活が真に迫る。二人のお母ちゃ…
【概要】著者(監督):よこみぞゆり ブックオフ/古本市場にて。四コマ形式ですみっコの日常を描く。相変わらず、やさしさとかわいさとせつなさが同居しているぞ。 著者曰く、「すみっコぐらしをココロのすみっこにこれからも置いて」ほしいとのこと。相変…
【概要】著者(監督):福澤克雄 某沢直樹で見たことある人が集結。そこに萬斎を加えた日にゃあ…。 原作よりだいぶ盛ってあり面白い。東京中央銀行とか帝国航空が出てくるあたりに池井戸ワールドの一部であることを感じる。ギャグ寄りのパワハラ会議やドーナ…
【概要】著者(監督):内田けんじ アマプラにて。主役のうち二人がどこかで見たような…。滑るシーンは予告で観たことあった。見ての通りなりすましで人生に急転回が起こる。殺し屋っぽい人が出てくるが基本はコメディ。テンポよさげ。みんないい感じのENDだ…
【概要】著者(監督):桃崎有一郎 義満が室町殿そして北山殿となり、この世の春を謳歌するに至った経緯とその意義を描く。地味な室町幕府の草創期、尊氏~義教までの室町前半のごたごたも解説してくれる。けっこう分厚いよ。 朝廷と幕府の関係の変化、文献…
【概要】著者(監督):谷川俊太郎 編:ねじめ正一 谷川俊太郎、こども向けなイメージがあったが幅広く手掛けている模様。融通無碍な空想と宇宙とさみしさがリンクする。「かっぱ」「いるか」「いちねんせい」なんかは〇渕教室の国語発声で読んだ記憶が。「…
【概要】著者(監督):中村義洋 コメディっぽいがけっこうマジメ。宿場町の有志が仙台藩の労役負担に耐えかね基金設立+資産運用を画策する。仲間や資金集め、嘆願受理に5年くらいかかるのがリアル(というか実話)。冒頭のじいじの笑みは文脈によって全く…
【概要】著者(監督):宮崎吾郎 カルチェラタンなる文科系男子クラブハウスで 毎日旗を揚げていたらボーイミーツしたり出生の秘密を知ったり親の親友に会ったりする。兄妹メロドラマになるかと思いきや…。 教養主義(@昭和)華やかなりし60年前後の全学連っ…
【概要】著者(監督):眉月じゅん せつな。 でも、なんだか勇気をもらえる。この勇気が今後の人生にプラスに働けばいいなあ。雨上がりに始まり、雨上がりに終わった青春の大事な一コマ。その一コマが、いろんな人の生を活性化させたのは間違いない。 【詳細…
【概要】著者(監督):永井聡 小松菜さん。最近の映画らしくテンポが良い。原作の要所を無理なく繋いだ感じで、原作と違っていろんな可能性を感じさせるENDとなっている。原作ではけっこう観念的だった陸上描写の輪郭が濃くなっているような。6巻で止まって…
【概要】著者(監督):吉村昭 沖縄戦にて鉄血勤皇隊となった少年兵の三か月。衛生兵のお手伝い的なポジションで従軍した。だぶだぶ軍服に袖を通した面映ゆさとか、少年らしい戦争への憧憬と昂ぶりとか、淡々とした無惨な死体の描写とか、戦争が日常になって…
【概要】著者(監督):クリント・イーストウッド 堅実な作りで実話を映画化。事故状況を振り返って妥当性を検証していくのはミステリー風味でいい感じ。特典映像のリアル機長のドキュメンタリーは彼の人格の高さとプロフェッショナル意識の高さを感じられた…
【概要】著者(監督):ジョン・カーニー 1986年、ダブリン。転校してゲロマブミューズに出逢い、メンバーを集めてバンドを組み、テープやMVを制作する日々。ラストはカノジョを連れてMVとテープだけ持って船でロンドンに。筋肉要員としていじめっ子がメンバ…
【概要】著者(監督):三木孝浩 長崎・五島列島に新垣さんが来る。すっきりすがすがしい青春群像劇といった印象。序盤のなずなさんのソロパートからすでに物語世界に引き込まれる。各人の事情も過不足なく掘り下げられており無駄がない。終盤の畳みかけには…