【概要】
著者（監督）：眉月じゅん
せつな。
でも、なんだか勇気をもらえる。この勇気が今後の人生にプラスに働けばいいなあ。雨上がりに始まり、雨上がりに終わった青春の大事な一コマ。その一コマが、いろんな人の生を活性化させたのは間違いない。
【詳細】
＜あらすじ＞
＜メモ＞
- クーデレなとっつきづらい感がなかなか。某Kさんみたい。その一方で時折見せる官能美や恋する乙女の横顔に胸キュン（声を荒げちゃうとか、手帳にむぎゅーしちゃうとか、嬉しさに足踏みしちゃうとか）。冷めた目とキラキラな眼の差が鮮烈。店長デート時の服装や浴衣、季節ごとに変わる服装がいい感じ。
- 映画、夏祭り、図書館、植物園、古本市、お見舞い、雪の正月…。ガーデンで過ごした時間。店長と過ごした思い出。それは雨上がりのように始まり、雨上がりのように終わるのだった。
- 原作は今後店長とあきらがあまり会うことはなさそう。せつな。店長があきらへの好意に気づいているのがまたつら。あえて部屋に戻らないのが大人。店長17歳の空想が切ない。日傘はナイスプレゼンツかも。
- amezon。きゃん先輩のおっぱい。
1
すき…
よかったね。
きっと、
すぐやみますよ。
2
ローファーで踏む、
土の感触。
雨に濡れた、
緑のにおい。
汗ではりつく、
Yシャツの襟。
そして…
自分のことを
好きだと言う、
17歳の女の子。
こんなのって
いつぶりだろう。
4
…橘さんといると、
忘れていた
その、かけがえのない
財産ってヤツを、
思い出すことが
できるよ。
6
あの日
傘を差し出して
くれたのが…
あなたで よかった。
9
夏が
流れてく…
10
あたし帰りたく
ありません！
あの部屋に
戻っても、
これ以上 俺が橘さんに
できることは何も
ないよ。
あの部屋で
待ってるのは、
描きかけの原稿と
使い古した万年筆。
それ以外に
なにもない。
君にも
あるんじゃないのか？
待たせたままの…
季節の続きが。
走りたい…！
雪は雨に変わった。
発した言葉は、
もう何処にもいかない。
雨やどり
してただけだよ。
もう大丈夫。
その地にとどまって
得る幸せも
あったかもしれない
仲間たちのことも
忘れて…
けれど、
彼女は 恋をしていた。
青い夏の、
雨上がりの空に───
＜その他＞
