【概要】
10連休を活用すべく、最後のGWと銘打ってとりあえず東に行く。
これ↓になりそうだったからね。
寝るしかない、このビッグ連休に! #現場猫 pic.twitter.com/WUOBu3JuCD
— からあげのるつぼ (@karaage_rutsubo) 2024年5月3日
基本方針は未踏破の伊豆周辺の観光だが、なむお、cava3、坊主に会うのも目的としていた。修善寺・下田が観光地のメインだが、ついでに韮山反射炉にも立ち寄る。
目的地はおおまかにだけ決めて電車移動(極力在来線とする)、旅先では歩き回りホテルも土壇場で決め、好き勝手にやる。これが一人旅の真骨頂だ。電車に乗っている間は寝てる以外は当然読書。あとでうpするぞ。
累計100キロ以上歩き回り、足が爆発四散した。
- 4/27:(邑久)長島愛生園
- 4/28:(豊岡⇒舞鶴)植村直己冒険館
- 4/29:(舞鶴⇒岡山⇒大宮)引揚記念館
- 4/30:(大宮⇒東京)盆栽美術館⇒赤羽・十条・神保町 with なむお⇒品川 with cava3⇒品川泊
- 5/1:(東京⇒三島)国会議事堂、憲政記念館、国会図書館、千鳥ヶ淵、靖国神社、しょうけい館、昭和館、三菱UFJ信託
- 5/2:(三島⇒修善寺)三嶋神社、大場清水寺 with 坊主、修善寺、日枝神社、指月堂、竹林の小径、漱石詩碑など
- 5/3:(修善寺⇒韮山⇒下田⇒熱海)韮山反射炉、唐人お吉記念館+宝福寺、下田開国博物館、下田公園、ペリー像(ペリー艦隊来航記念碑)、玉泉寺、黒船ミュージアム+了仙寺、長楽寺、熱海泊
- 5/4:(熱海⇒横浜⇒岡山)来宮神社、外国人墓地、山手洋館x3、大佛次郎記念館、神奈川近代文学館、横浜人形館、海上保安庁資料館
【詳細】
4/27:長島愛生園(邑久)
ハンセン氏病を強制隔離していた歴史の暗部。歴史の舞台から静かにフェードアウトしつつあるが、まだ新規入所者おるんかーい。一つの町であり、生活を営む人々が確かにおるぞい。養老施設といった感がある。
歴史館のムーヴィーが充実しており興味深い。語り部たちの声はヴィデオでいつでも聴くことができるぞお。
桟橋にて。今は橋でつながっておるが。
瀬戸内海の気候に抱かれて。暑い。島を時計回りに半周し、納骨堂、教会をながめる。
植村直己冒険賞でおなじみ。講演会やらエベレスト登山時やら北極圏での修行やら、映像がたくさんある。数々のエピソードから、人たらしであったことは疑いがない。
公式サイトのアドレスが「冒険館」なる言葉の唯一性を物語っている。
なるほど🧐 pic.twitter.com/Rori8QeLn2
— Javaさん(サム・ジーヴァ帝) (@Javalousty) 2024年4月28日
「大人が子供たちに考え方を強いるのは間違っている。しかし、経験を強いるのは義務である」☜名言
4/29:引揚記念館(舞鶴)⇒埼玉・大宮泊
朝から引揚桟橋へ。
すっかり身近になったタシケント関係の植樹を発見。
白樺日記をパシャリ。ガイドのおばあさんと談笑😁
実は前に行っているのだが、再訪。
残り8日のGWを浥以降に活用すべく、背中を押され東征を決意。一路東に向かう。まだ見ぬ初夏を索めて―――。
4/30 :盆栽美術館(埼玉)⇒赤羽・十条・神保町 with なむお⇒品川 with cava3⇒品川泊
ホテル近くにあった盆栽美術館にふらっと入る。樹齢千歳のやつどーなっとるんや。
神さびとる🥸 pic.twitter.com/8O1UclY7Ws
— Javaさん(サム・ジーヴァ帝) (@Javalousty) 2024年4月30日
11時ぐらいにバチクソの彼と合流。転職後の暮らしぶりや知人の消息について歓談。
赤羽・十条を散策。価格破壊が起こっているとの。便利そうでdope。
JA-JU-JO😁
どこかのカフェでなむおを隠し撮り。元号の西暦変換のスピードだけなら誰にも負けない自信があります(慶応以降に限る)。
神保町をブラタモリ。ケミカル・エンジニアリング関係でレジェンドの著作を発見したり、吉田五郎のおもかげを探したりした(下の写真のどこにあるか探してみよう)。
その後、三島由紀夫割腹の地を塀越しに歩き過ぎる。
東京駅でドデカいビルヂングに嘆息した後は品川に移動し、トライアングル・クロックへ。
コンカツ事情について事情聴取。cava3を隠し撮り。
5/1 :国会議事堂、憲政記念館、国会図書館、千鳥ヶ淵、靖国、しょうけい館、昭和館、三菱UFJ信託⇒三島泊
市ヶ谷見学は2か月前くらいからでないと不可。
ということで国会議事堂見学に切り替え(飛び入りOK)。
豊川稲荷「やさしさは だれもが もっている あたたかさ」。
国会議事堂左手側から手続して侵入。他に団体がいたらしいが遅れており、何とワシ一人でおじさんに連れられて見学することに。
中が暑い。
右手奥のところが空席なのは、未来に良い政治家が出てくるのを期待しているのだとか。
通路の吸気口、中央広間の四隅の空席、各都道府県の樹など、いろいろと見どころある。永田町の雰囲気をつかみ取れ。
その後、憲政記念館。入っている間に雨が強くなる。
尾崎行雄をはじめとする立憲政治の建設者たちに乾杯。
近くの国立国会図書館もついでに突入。実は初利用。とりあえず雑誌を貸し出ししてみて使い勝手をチェック。
図書館内の定食屋はまあまあいけるぞい。
千鳥が淵戦没者墓苑は雨のためか全然人おらず。
靖国の遊就館は前来た時よりも視点がフラットめになっているような感じがしたが如何(「凛として愛」ではなくムーヴィーが落ち着いたものになっていたためか、展示がマイルドになっていたからか)。いいんじゃないでしょうか。
いわお発見。
からの、しょうけい館。知る人ぞ知るスポット。
義手・義足・義眼などなどや語り部ムーヴィーが観られるぞ。
こういうタイプの義手の開発に乃木希典が関わっていたとかいないとか。
東京駅の例のキャラグッズがいっぱい売っている区画へ。ちいかわ人気は健在。
17時以降も空いているスポットを探すと三菱UFJ信託博物館が。GO。
内容が渋すぎる。三菱UFJ信託銀行に併設されている。
有価証券や不動産などの資産を、信じて託された人が運用する信託制度について啓蒙される。無料配布されていたコウキ信くんとオタク雲竹博士の対話篇方式の手作り冊子を読みながらビジホへ。なんと三島まで在来線で移動だ。
ちなみに晩飯はみんな大好き五右衛門だったりする。
よく泊まるビジホは下の4つあたりかな。
昨日泊まったのは⁉️
— Javaさん(サム・ジーヴァ帝) (@Javalousty) 2024年5月1日
5/2:三嶋神社、大場清水寺 with 坊主、修善寺、日枝日枝神社、指月堂、竹林の小径、漱石詩碑など
朝から三嶋大社+資料館へGO。
ちんくみは思わず撮ってしまったよね。
80~90年代の「・・・」付けがち問題について。三島から修善寺は伊豆箱根鉄道で意外とすぐ着く。
三島~修善寺間の大場(だいば)にて下車。坊主が駅まで迎えに来てくれる。
茶菓子を頂き、坊主と来し方行く末について談笑。転職し、転居し、頭を剃り、子を持ち、時間は流れ…。おやおや。
遠藤のわさび気になるう~。伊豆はお茶とわさびのお土産が多かったぞい。
ジオリアに寄った後、修善寺の洋食屋へ。
パスタしか食ってなくないか。
ホテル滝亭に荷物を預けて観光エリアに。
日枝神社に参った後、
某文豪の喀血でおなじみ、修善寺へ。
KOBO-DAISHIゆかりの寺多すぎな。このあたりは源氏ゆかりの寺社も多い模様だ。
対岸を少し行ったところには指月堂があり、釈迦如来坐像が割と無防備に安置されている。湯治で長逗留して、毎日朝夕にお参りしたい感じ。
さらに少し行った奥の院の近くには「おしゃぶり婆さんの像」が!
地味に遠い山道を行くと…。
婆さんがおしゃぶりするんじゃなくて婆さんがおしゃぶりされる側だったみたい。トホホ…
川の上流側にある竹林の小径付近はこんな感じで、貴船的な感じがあるぞい(小京都多すぎ問題)。
キミ、二つ名多すぎやろ😁
漱石詩碑を目指して梅林を上る。ローカル八十八か所作られがち。
遠い。山林を抜け、虹の郷に寄るも閉園間近で来た道戻り、もみじ林へ。そこからさらに登ると漱石詩碑を発見。
仰臥人如唖
黙然看大空
大空雲不動
終日杳相同
ホテル滝亭にチェックインし、ローカル局をガチャガチャいじっていると某坊主から連絡あり、晩飯を食すこととなる。
東海感あふれる和食レストラン・夢庵でランチ。車で連れて行ってもらう。
坊主業界の近況や人口減少社会の今後、オタ活や夫婦生活などについて意見交換す。
夜の修善寺散歩。
ブレブレの竹林・ザ・小径。
5/3:韮山反射炉、唐人お吉記念館+宝福寺、下田開国博物館、下田公園、ペリー像(ペリー艦隊来航記念碑)、玉泉寺、黒船ミュージアム+了仙寺、長楽寺
ホテルでビュッフェ形式の食事後、チェックアウト。まさかのご当地チンタイガー発見に激震走り、購入。
モーニング指月殿にお参りし、功徳海のごとし。
修善寺から下田には電車がつながっていないので、三島まで戻って伊豆急下田で時計回りで向かおうとするが、三島に戻る途中に韮山駅を発見。某反射炉を思い出し、急遽下車。こういうテキトーさや融通無碍さが一人旅の真骨頂ですわな。
駅から25分くらい初夏の中を歩かされる。車で行くのがベターな模様。
着いたらまずはガイダンスセンターで韮山反射炉の構造と意義について学習。その後、少し歩いて実物へ。
このバッテンのブレースは元々なく、昭和30年代の補修で付けられた模様。
www.city.izunokuni.shizuoka.jp
ガイドのおっちゃんズがやたら充実しておりクイズも交えながら反射炉の構造や運転方法、製鉄について学ぶことができるぞお。
夕方から火を入れ始め、朝に溶融鉄の表面に現れる亀甲模様の対流パターンを見て良し悪しを判定していた模様。
2ton/回/炉x 4炉くらいの生産量だった模様。
25年来こども人物百科事典で私淑申し上げてきた江川太郎左衛門と涙の対面。江川太郎左衛門目でかっ
その後は伊豆急に乗り下田まで。This is ぺルリ・ロード。
南国風な通りを歩くと、まず見えてきたのは「竜馬が飛び お吉が眠る」宝福寺。
なぜか唐人扱いされたお吉さんが眠っておるぞ。
次に下田開国博物館。
スタンプラリーがあったが全問正解しぺルリ提督のカードをゲット。まさかお吉さんが3日で暇を出されていたとは…。川路聖謨とか久々に聞いたのう👀
直筆漢詩見るたびに思うんだが、書いてる人は五言や七言がずれて隣の列に行っても気にならないのかい?
下田公園を経由し、ぺルリ像(ペリー艦隊来航記念碑)。
時間的制約から禁じ手のタクシーを使い瑞龍山玉泉寺へ。ハリス記念館やら顕彰碑やら米露乗員の墓地が境内にある。誤解されがちであるが、当時ハリスが条約締結時にとった公平性を顕彰している。
お吉さんがハリス氏のために牛乳を求めたの碑。
そこからは何と徒歩で道の駅を泣く泣く通り過ぎながら観光エリアに帰還。
黒船ミュージアムへ突入し、風刺画界隈ではおなじみの下図の展示をチェック。からの所蔵元の了仙寺。
寺・墓地×ニャンコの可能性は無限大と言われている。
その後、ちょびっと長楽寺に立ち寄ってから駅に。
実はまだ本日の宿が取れていないのだ。取れていないまま駅近くで晩飯をかきこみ、とりあえずいざ熱海。翌日が横浜なので、神奈川、静岡、東京の近隣エリアで探すも検索結果ゼロか10万弱の高額のところしかヒットしない。何度かじゃらんに出たり入ったりしていると、丁度キャンセルほやほやのリーズナブル宿を発見(といっても1~2万くらいだが)。とりあえず確保。名も知れぬ強敵(とも)たちとホテルの取り合いをした。
大野屋。急遽キャンセルになったためか3人分敷かれたままぢゃぞい。卓球場🏓、麻雀🀄️、ゲーセン🎰、カラオケ🎤、典型的な20世紀後半の旅館てな感じ。
ローマ風呂。垢すりはなし。
アウグストゥスとナントカの掠奪像はあり。
別の場所に露天風呂もあり。フリチンで叫ぶ。
夜の町をコンビニまでブラつく。もうずっと足パンパン。
5/4:來宮神社、外国人墓地、山手洋館x3、大佛次郎記念館、神奈川近代文学館、横浜人形館、海上保安庁資料館
南国感ある熱海。
※当時の時代風俗を考慮して~という注釈付きの例の銅像。
せっかく熱海まで来たので(実は一回来たことあり)、來宮神社へ。
樹齢二千歳超との噂。
屋久杉↓を思い出すねえ。
なぜか久々に横浜に行き、未踏の地へ。
まずは、みなとみらいエリアを抜けて横浜外国人墓地へ。受付のおっちゃんがやたらモレル推しだったのだ。早世した模様。
ストーン・ニャンコ・ベンチ。
そしたら洋館ラッシュ。基本的に無料ぢゃぞい。
からの大佛次郎記念館。実は未読なので小説を読んでみようかのう。とりあえず猫エッセイは購入。大の猫好きだったようでネコグッズが書斎に溢れていたようだ。
で、神奈川近代文学館。アドレスが面白い。
偶然やっていた橋本治展が面白かったぞい。物書きや服飾、デザインやイラストなどマルチタレントを発揮していたようぢゃ。
ついでに横浜人形の家。
古今東西の人形がならんでいる。生人形、リアルですやなあ~。これはにこにこぷん。
氷川丸。人が多く、時間的猶予がなく乗れず。
海上保安資料館・横浜館で〆。
例の北朝鮮巡視船の事件後にサルベージした船、遺留品や映像が展示されているぞ。無料。
横浜ガンダムはすでに終了していることを知らなかった( ;∀;)
最後はレストランでバーグ食して完。
実は横浜は前にも行っていたのだ。