【概要】
著者(監督):橋本幸士
今日も、僕は友達と物理の議論をしている。楽しい。楽しすぎる
学習物理学、夏の京都の日陰消失問題、父の死、そうめん、貧乏ゆすりなどの身近なトピックを緒に、計算物理学、カオス、ユニタリー時間発展などの物理学的概念を開陳していく。日常を物理の眼鏡で見るとこうなるゾ、という科学者エッセイの系譜に連なる。ざっくり計算の手書きノートがいい感じ。
「父は、生きている。関わった人の脳の中の情報として」
ただ、少し分量が長いのでややダレ気味。前作の方がキレがあった。実際最後の4つの方が面白い。
【詳細】
<目次>
- 「学習物理学」って何?
- 天候を攻略する
- 父の他界
- SFと物理
- 1文字の価値
- 朝食の物理
- 通勤の物理
- 時の流れの愉しみ
- 最高の食
- 貧乏ゆすりの物理学
- 阿房数式
- 短編エッセイ 日常における思考法
<メモ>
漱石-->寅彦-->宇吉郎-->湯川、朝永の系譜に連なる者か(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
こういうのも。