例のbgmで有名。レインボーブリッジしか知らなかったが、なかなかドラマは面白い。 キャストは若かりし日の織田裕二や深津絵里、若き日のユースケ・サンタマリア、いかりや長介、三谷幸喜一派など97年感がある。脱サラした元営業マンが主人公だったり、所轄争いやキャリア組との確執が描かれるなど、刑事系にして仕事系ドラマのはしり。室井さんが自身の立場や組織の論理に葛藤しつつも青島君を認め始めるのが微笑ましい。「もう慣れた」の一言には随喜。ラストに室井さんが弾けてバディで大作戦を敢行するのもええ感じ。エンディングの逃げる青島君の謎も最終話で解ける。
他にもすみれさんとの恋(?)模様・バディ化、長介の「正しいことをしたければ偉くなれ」発言、署長・副署長・課長の3バカ(たまに漢を見せる)もええ感じ。篠原ともえ・たまごっち、ポケベル、つぶやきシローあたりの90年代後半ラッシュはもはやタイムカプセルの感がある。90年代がドラマ全盛期であったことをしみじみと感ずる。
ただ、続編たる映画はだんだん面白くなくなるのが残念(全部観たわけではないが)。登場人物の知性は失われ、尊厳は失われていく。過去のIP遺産を食いつぶしているだけではいかんぞね。
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あらすじは☟から。
dramalife-blues.hatenablog.com
●1995~2000頃のドラマ