【概要】
著者(監督):安宅和人
「何に答えを出すべきなのか」「最後に何がほしいのか」を着手前(と着手後も適時)に考えてアウトプットの生産性を高める。
これだけ!
ちなみにイシューとは…。以下の両方を満たすもの。
- 2つ以上の集団の中で決着のついていない問題
- 根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題
【詳細】
<目次>
- はじめに 優れた知的生産に共通すること
- 序章 この本の考え方―脱「犬の道」
- 第1章 イシュードリブン―「解く」前に「見極める」
- 第2章 仮説ドリブン(1)―イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
- 第3章 仮説ドリブン(2)―ストーリーを絵コンテにする
- 第4章 アウトプットドリブン―実際の分析を進める
- 第5章 メッセージドリブン―「伝えるもの」をまとめる
- おわりに 「毎日の小さな成功」からはじめよう
<メモ>
- コンサル系定番本の一角。
- 資料作成前に脚本・絵コンテづくりが重要。総合芸術と化した感がある。
- 問題点抽出⇒課題と解決策⇒リスクと対応策の流れは技術士と同様。
- 情報の多面的な側面に気を配ることと、現場の一次情報を入手することも重要。