Javaさんのお部屋・改

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。

はじめに

島主 :Javaさん(里庄)
住居:ここだった。

引っ越してきました。まだタグ付けなど工事中の部分がありますが気にしないでください。


広い広いネットの海に浮かぶ小さな小さなJavaさんのお部屋。
その片隅で人知れず、本や映画、マンガ、アニメなどの書評らしきものや感想らしきものをひたすら書き殴っていく趣向のブログとなっております。
いろいろな作品を感情的かつ恣意的に分類しておりまして、評価の目安は以下の図の通り。S(旧A)とA(旧B+)はオススメと考えてもらっていいかと。見ての通り他人には甘いので、基本的にはいいところを探してホメて伸ばします。そんなわけで、少しでもいいところがあればB判定となります(テキストよりタグの評価優先で)。
基本的には古典と想い出補正に弱いです。
氷菓






















2016,2015,2014はこんなの読んだり観たりしてました。年を追うにつれ感想が少しずつ上手くなってる気がするので見てみてください。
たまに弟分の(里3庄)が出てきて、何かについて語り合うこともあります。
よく工事中になっていますが必ず竣工させますのでご安心ください。

あ、別荘もあります(ほとんどあばら家同然ですが...)。手すさびに書いたものや描いたものを投下していく予定です。

酔いどれ天使

酔いどれ天使

著者(監督):黒澤明

【概要】

肺病やみのチンピラ三船と、彼が気になってしょうがない志村先生。初出演の三船の体当たり演技と圧倒的な個性が光る。

【詳細】

1948。三船の銀幕デビュー。かつ志村の黄金コンビ。

痛そうな弾丸摘出を機に出会ったチンピラと医者。

ダンスに博奕とグレてるのが気になる先生はお節介を焼かずにはいられない。

 

骸骨の如く病み衰えた鉄砲玉は親分の心ない言葉を聞いてしまった。

「病人に飲ませるんだからな」と卵を買う志村先生。

その一方で親分のところに単身乗り込む三船。ペンキまみれで親分とバトルし、喀血し地べたをはいずり回り息絶える三船。その対比が悲しい。

 

三船の体当たり演技と圧倒的な個性が光る。

・あたしゃビックリだ

・おしりフリフリダンス

・ピンセットタバコ

 

影絵オルゴール、波打ち際の棺スローモーションなど印象的なシーンもあり。

無舗装や陰気な沼沢などが戦後風俗を活写している。

野良犬

野良犬

著者(監督):黒澤明

【概要】

駆け出しの三船扮するデカが盗人とおいかけっこする。戦後の雑踏、花畑にゼエゼエ言いながら倒れ込む二人のシーンが印象的。

【詳細】

1949。満員バスでコルトをスられ、スーツで追いかけっこ。

グルっぽいおばさんを尾けるところからはじまって、芋づる式に関係者と思しき人物を洗っていく。

復員後の野良犬に扮し場末をうろつく中、無音で描かれる戦後の雑踏。ダンサーのなまめかしい舞台裏。

 

悪いのは個人なのか世の中なのか。

「君にはあいつらの気持ちがわかりすぎる」。

7発が全弾切れたところで格闘戦に持ち込む。

花畑にゼエゼエ言いながら倒れ込む二人のシーンは印象的。

中盤の筋がややわかりにくいのが気になる。

わたしを離さないで

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

著者(監督):カズオ・イシグロ 訳:土屋政雄

【概要】

「介護人」「提供者」「展示会」など謎めいた語句を何気なく零しながら、凄惨な作品世界の繊細な感情を掬い上げていく。第三部まで盛り上がりに欠けるが、それは淡く抑制された筆致ゆえか。

【詳細】
工事中。

 

三角関係

不穏 ポロッと明かす

「外」の世界 聞いてはいけないこと

 

歴史の勉強法

歴史の勉強法 確かな教養を手に入れる (PHP新書)

著者(監督):山本博文

【概要】

史学科のカリキュラム、官位、お金の相場など、歴史学習のアレコレを教えてくれる。序盤の日本史素人dis(橋爪)は痛烈である。

【詳細】

内容が結構雑多。

「人件費はかなり安く、米は比較的高く、衣料はかなり高いといった感じです」。

身分差を越えて息づく人間関係、手続きが簡略化されていく公式文書などにはいつの世も変わらない人間の営みを感じられる。

著者の言うように、古戦場や博物館を訪ねてみよう。

はじめての男の婚活マニュアル

はじめての男の婚活マニュアル

著者(監督):男の婚活研究会

【概要】

大分こじらせている第二弾。内容はほぼ、言動のNGリスト。ギャグとして見ても面白い。意外と実践的で非モテ男子でなくとも参考になると思うよ。

【詳細】

外見とトークの予習後、1stデート、2ndデートの模試に移る。

  • 婚活の最重要キーワードは「ポジティブ」、これしかありません
  • 「目(ヤニ)と鼻(毛)をなんとかする
  • 映画も婚活も「良かった」探しが基本
  • (お店の)同条件でのロケハンはMUSTだと思ってください

ずっと彼女がいないあなたへ

ずっと彼女がいないあなたへ

著者(監督):諸富祥彦

【概要】

大分こじらせている。切なさが胸に去来する。著者の名前があるひとを思い出させる

畢竟、恋愛は人生に通ずるのかもしれない。

【詳細】

好きな女の子のハートを射止めるには、

 

その1 フラれるのを恐れて逃げ腰にならないこと

その2 自分の気持ちに自信をもつこと

その3 自信をもつためにコンプレックスを克服すること

 

本物の自信とは、他人の目をほとんど意識しない、あくまで自己完結した謙虚で静かな誇りです。恋愛においてのみならず、人生のさまざまな局面を切り抜けるためには、この本物の自信をもつことが欠かせません。

 

自分の内を訪れる、好き、嫌い、怒り、悲しみ、快や不快……。こういった感情のすべてを、どれも無視したり軽視したりすることなく、素直に感じてみる。認める。そのメッセージに耳を傾ける。内なる自分と対話するとは、いわばそういうことです。

 

恋愛とは何か。一言で言えば、私は、「好意をもった男女がお互いの心身を寄り添わせて、一つに“溶けあう”体験である」と思います。

 恋愛とは、限りない狂気性を秘めた至高の可能性なのです。

 

総括。モテない理由は…

①自分に自信をもてない

②コミュニケーション能力が低い

 

「仕事にひたむきに打ち込む姿」と「女性に“私は大切にされている”と思われる、マメな努力の積み重ね」。どうやらこの二つが、女性の心をつかむための最大のポイントのようです。

 もうこれで、あなたは「ずっと彼女がいないあなた」から卒業できるはず!!

 

だったらよいのだけど…。

冬の鷹

 

冬の鷹 (新潮文庫)

著者(監督):吉村昭

【概要】

『ターヘル・アナトミア』翻訳の中心人物・前野良沢杉田玄白の好対照な人生を描く。物語を彩る色はいつも灰色で、冬の寒風が絶えることなく吹きつづけている。

 

【詳細】
M.Liotack、五十の手習い。

冷静に考えてみれば、それ以上なにも望むべきものはないはずであった。藩医として主君につかえ、子の達に勉学の道にすすませて家を継承させるだけで満足すべきであった。そうした身でありながら、五十歳にちかい年齢になって新たにオランダ語習得などという難行を自らに課する必要もないように思えた。

 

玄白マネジャーの『ターヘル・アナトミア』翻訳プロジェクト、始動。

「良沢殿、私は、あらためて翻訳を志した日に立ちもどって考えてみました。われらは、女の刑死人の腑分けに立ち会い、その内臓と骨格がターヘル・アナトミアの解剖図と全く一致していることに驚き、感動したのでござる。私は、あの日の感動を大事にいたしたい(以下略)」

 

訳出前進時のよろこび。

はじけるような笑い声が、彼らの間から起った。かれらは、立ち上るとたがいに肩をつかみ、手をにぎり合った。そして踊りでもしているように良沢の腕にとりすがり、激しくゆすった。

 

ロマンだけでなく、人間模様がある。

玄白は、偏狭な良沢をうとましくも思っていた。協調性に欠けた良沢をおそれてもいた。しかし、翻訳事業は良沢の存在なしには一歩も前進しない。良沢が気分を害して訳読会から離脱してしまえば、翻訳事業はたちまち崩壊するのだ。

 

学究肌と実践派の違いが出版で露わに。

良沢は、「解体新書」の出版に背をむけてしまい、玄白の手にすべてゆだねられている。表面的に争うようなことはないが、二人の間には深い溝ができてしまっている。

 

狷介と円満の差がどんどん広がっていく。

良沢は、医家としてよりオランダ語研究者として扱われ、かれ自身も自らをその範疇に入れていた。すでにかれは、「管蠡秘言」「翻訳運動法・測曜璣図説」などの訳出を果たしていたが、それらは自然哲学ともいうべきもので、医家としての道から大きくはずれたものであった。

良沢とは対照的に、杉田玄白は、医家の道を着実にすすんでいた。かれは、ターヘル・アナトミアの翻訳をすすめている間、強い個性をもつ良沢をはじめ中川淳庵桂川甫周の和をはかりながら訳出を成功にみちびいたが、そのことでもあきらかなように、多くの人間を統率する非凡な能力にめぐまれていた。

 

Liotackなるオランダ語署名を抱きしめつづけた良沢、死す。

 

玄白は、良沢の死んだ当日の日記に「十七日雨雲近所・駿河台病用」という文字の下に、「前野良沢死」という五文字を記したのみであった。

ビジネスパートナー的ドライな扱いが、却って人間味を匂わせる。

 

良沢と玄白の好対照な人生を主に描く。

平賀源内や高山彦九郎も登場し、灰色の晩年をかき乱す。

 

GenPack先生のアシスト・コーディネート力は見習いたい。

かれは、良沢のしらべた単語の訳を克明に記録し、家に帰ってからそれを清書する。そして、次の会合に持参すると、良沢たちに配布して訳業を前進させることにつとめた。

 

「どうしてもわからぬことは、一時やり過してみることも必要と存じます。そのうちに他の個所をしらべてゆくうちに、ああそうかと納得できることもあるにちがいありません」

 たしかに勉強ではそれが大事だ。

筋トレと栄養の科学

筋トレと栄養の科学 (お腹を凹ませて、太らない体になるための真実67)

監修:坂詰真二 石川三知

【概要】

なぜ筋肉を鍛えなければならないのか、どんな筋肉があるのか、どのように筋トレすべきかなど、「筋」の通った説明をしてくれる。科学的だから納得しやすい。

【詳細】

遅筋・速筋、アウターマッスルとインナーマッスルなどの筋肉話はもちろん、写真つきで筋トレ方法、ストレッチ、マッサージ、さらには食事までご指導いただける。

非ガチ勢向けの筋トレ時留意点を下記する。

  • 「エネルギー収支が赤字になると体脂肪だけではなく、大事な筋肉も分解されてしまう」
  • 「一度に8回か12回しか反復できない負荷がベスト」
  • 「効率的に筋肥大させるには、経験的に1RM(Repetition Maximum)の75~80%くらいの負荷を選ぶのが最適」
  • 「最低3セットほど続けるのが効果的」
  • 「筋トレ後に夕飯で肉類や魚介類などからタンパク質を摂ると、材料が揃って筋肉が肥大しやすくな」る。

論理トレーニング101題

論理トレーニング101題

著者(監督):野矢茂樹

【概要】

接続詞、文章の論理構造、批判的視点に注意して実際に問題を解き、筋トレならぬ論トレを敢行する。巷のロジシン・クリシン本を101冊読むよりもずっと効果がある。本書を読み始めるや否や、接続詞の用法や論理の構造が気になってしょうがなくなる筈。

【詳細】
<はじめに>

1問やるだけでも、1問やった分だけの力がつく。

全問やりとおせば、必ずや全問やりとおした分だけの力がつく。

ともかく、力はつく。保証する。

解説書なんかいくら読んだって論理の力は鍛えられない。

ただ、実技あるのみ。

さあ、101問用意した。論理トレーニング101題、大行進である。

始めよう。

 

プーさんや浦島太郎、各種新書・文庫、果ては校長先生のスピーチまで、筆写が渉猟してきた(論証が)アヤしい文章がズラリ。

まずは接続詞に敏感になるところからはじめよう。

<接続詞の役割>

  • 解説:解説、例示
  • 根拠:理由、帰結
  • 付加
  • 転換
  • (補足)

 

<注意点>

(1)主張の方向を見定める。

(2)主張の軽重を見積もる。

 

他にも、

議論ユニットや論証図の脳内(紙上でも)作成、主張提示文の検索、批判とは立論の論証部に対する反論であることなど、他にも論理力向上の秘策を授けてくれる。

でも…

論理トレーニングの成果は、親、兄弟、友人、恋人、そしてとりわけ配偶者に対して無分別に発揮してはいけない。(中略)

刃を研ぎ澄まし、懐中に忍ばせておく。そして、ここぞというときに抜くのである。