【概要】
著者(監督):クリント・イーストウッド
衛生兵の息子が、自身の父親たちの星条旗の秘話をさぐる。英雄は作られる。ずっと硫黄島の戦いなのかと思いきや、1戦場⇄米国内での国債集め⇄現代で息子が関係者にインタビュー、と入り混じりながら進む。
海を埋め尽くす圧倒的物量で圧勝かと思われたが、とにかくアメリカ兵がバタバタ死ぬ。土が舞い、首が飛び、腕がもげ、はらわたが四散する。陣地からの機関銃や砲の視点はあるが、日本サイドの人間的描写がゼロなので不気味な敵と戦っている感じが出ている。そんな中、星条旗掲げ組の3/6が死亡。英雄に祭り上げられた彼らは国債集めに従事させられるが、戦後はいま一つな人生を送ったようだ…。星条旗の取り換え、1st時と2nd時の人取り違え(ハンクではなくハーロン)などの裏話は結構知られていないのではなかろうか。
姉妹篇の「硫黄島からの手紙」もよろしく。あと栗林中将関係の書籍もね。
【詳細】
<メモ>