【概要】
著者(監督):成田奈緒子
「聡明な先回り」は犯しがちなミスで、「子育ては「心配」を「信頼」に変えてゆく旅」。「命にかかわらなければ親は「信頼して、待つ、見守る」ことをし続けなければなりません」と親に説教する。
親にならないとわからないだろうが、大体予想通りの内容。年代別の大まかな教育方針としては、
- その1(0-5歳) 「からだの脳」時代は「原始人のような子」
- その2(1-18歳) 「おりこうさんの脳」時代は「学校の勉強以外の知識欲がある子」
- その3(10-18歳) 「こころの脳」時代は「相手のこころを読める子」
といったところ。
伸弥との友達アピール、自身が代表を務める「アクシス」推しがやや気になるかも。
【詳細】
<目次>
- 第1章 「高学歴親」の子育てリスク(三大リスクは「干渉・矛盾・溺愛」;なぜ高学歴親は「干渉」するのか ほか)
- 第2章 心配しすぎの高学歴親(子育ては「心配」を「信頼」に変える旅;反抗期がないのは危険信号 ほか)
- 第3章 傷つきやすい高学歴親子(実母の亡霊に苦しむ高学歴親;高学歴偏重親の「リベンジ型子育て」 ほか)
- 第4章 高学歴親は「間違った早期教育」に走る(5歳児にサイン・コサインを学ばせる高学歴親;週6回の習い事をしたタケシ君のケース ほか)
- 第5章 高学歴親のための「子育てメソッド」(親として毅然とした態度を貫く;幼児にスマホを与えない ほか)