評価:B
【評】
「すぐには役に立たないこと」を学んでおけば、「ずっと役に立つ」のではないかとも思うのです。
若い頃に学びの楽しさを知っておけば、生涯にわたって学び続けることができるでしょう。
教養を身につけたからには、傍観していてはだめで、社会に対して、積極的にコミットメントする、参加する、関わって行かなければ、真の教養人とは言えない、ということだと。
池上父の話の話に始まり、
記者時代の勉強、ラジオ英会話学習、会見待ちの時間に本を読む習慣、
辞めた後の社会人向け講座など、アキラの勉強半生が繙かれる。
曰く、「本好きというのは度し難い」。
ノートの取り方、
キーワード探索→キーワード結合→論理的にアウトプット、という学び方・伝え方、
これらを日々の生活に適用せよ。
にしても、キーボード入力は音が介入するので文字の内容が定着しにくい、っていう意見には一理あると思ったね。