Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

2016-02-26から1日間の記事一覧

センセイの書斎

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センセイの書斎---イラストルポ「本」のある仕事場 (河出文庫) [文庫]著者:内澤旬子評価:B【評】細密なる鳥瞰図にて、センセイ方の書斎を居ながらにして眺められる。移動式書棚の人気に嫉妬することうけあいだ。本に対する考え方、本の並べ方が十人十色で…

ニッポン型上司が会社を滅ぼす!

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ニッポン型上司が会社を滅ぼす! [Kindle版]著者:宋文洲評価:B【評】クソ上司がいる人は憂さばらしにどうぞ。(上司へ)マネジメントは「人の管理」ではなく「価値創造の過程の管理」「人の調整」に近いことを知る。部下へ仕事を「発注」する認識を持つ。…

池上彰のお金の学校

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知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書) [新書]著者:池上彰評価:B【評】アキラがお金の動きについて説明する。こうだから、こうなる、と自分で自分に説明できるまでになったら楽しいだろうね。国債、ペイオフ、株式と社債、FX、控除など、知って…

最も東洋的なるもの

最も東洋的なるもの 新潮CD (新潮CD 講演) [単行本]著者:鈴木大拙評価:B【評】齢九十を越えてなお矍鑠、大拙が語る。「ございます」が「ごわす」に聞こえるのがカワイイ。英語の主客分離構造に西洋の思想を感じ取った彼は、東洋の「じねん」と西洋の「しぜ…

大人のための会話の全技術

大人のための会話の全技術 [単行本]著者:齋藤孝評価:B【評】いろんな技法や心がけを教えてくれる。一つでもいいから回収して実践してみよう。「要約力」「雑談力」「質問力」「コメント力」など、孝お得意の話の集大成といった感じだ。付録にあるユヌスの…

日本近代短篇小説選 昭和篇1

日本近代短篇小説選 昭和篇1 (岩波文庫) [文庫]編:いろいろ評価:B+【評】北条民雄の『いのちの初夜』目当て。波の方へ体を曲げかけると、「今」俺は死ぬのだろうかと思い出した。「今」どうして俺は死なねばならんのだろう、「今」がどうして俺の死ぬ時な…

放課後ミンコフスキー

放課後ミンコフスキー(1) (ヤンマガKCスペシャル) [コミック]原作:青柳碧人 漫画:帯屋ミドリ評価:B【評】愛媛とSFが出会うとき、みかんとワームホールが繋がる。2ヶ月くらい未来にいたわけだけど、その設定を活かしきれたろうか?タイムスリップもののう…

10年後、生き残る理系の条件

10年後、生き残る理系の条件 [単行本]著者:竹内健評価:B【評】著者の経験をベースに、半導体産業の話を交えながら、これからの人材像を語る。彼のtwitterフォローしている人は読まなくてもいいかもしれない。技術力×潜在力、T字型人材、そしてコラボ力。…

本を読む人だけが手にするもの

本を読む人だけが手にするもの [単行本(ソフトカバー)]著者:藤原和博評価:B【評】ケータイ/スマホから離れ、読書習慣があるというのは、単なる生活習慣の排除と追加ではないからだ。生き方の選択なのだ。以上。これに始まりこれに尽きる。図書館活性化…

真剣師 小池重明

真剣師小池重明 (幻冬舎アウトロー文庫) [文庫]著者:評価:【評】真剣師、それは賭け将棋で渡世する無頼の徒――。 将棋を取ったら何も残らない、一見腰が低く如才ない、救いようがない、人格破綻者・小池重明。近くには居てほしくない。 貧しくも暗いばかり…