評価:C
“この映画は平成14年、靖国神社・遊就館で上映する為に製作されたが、政治的圧力により 、二日間で上映禁止となった。残念ながら、泉水隆一監督は平成22年7月15日に逝去されたが、関係者の努力で、DVDやYouTube で日の目を見ることになった”
(多摩湖畔日誌:http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-9044.html)
戦後の日本人の手のひら返しを、いわゆる「自虐史観」を打破せんという熱い思いを感じた。
そして240万の英霊達への感謝を忘れぬよう訴えている。
まあ少しの判官贔屓その他を感じないでもなかったが…。
映画というよりはドキュメンタリー風。
その垢抜けなさは90(80?)年代感たっぷりであった。合間に挿入される謎のイメージ映像もそれに拍車をかけている。
この手の作品にしては、中国居留民の受難を取り上げているのが珍しかった。
「Forever Love」やおじいちゃんおばあちゃんのインタビューにやられかけた。
また有名人の言葉が多く引用されるが、中でも高村光太郎の詩には滾った。