【概要】
著者(監督):鳴沢真也
「連星なくして星の研究は成り立たない」「連星万歳!」と、連星への愛を語らう。実は連星はけっこうありふれた存在の模様。『三体』でおなじみαケンタウリ、7重連星、星の中の星、ひょうたん星など、不思議な天体ショーをご覧あれ!
【詳細】
<目次>
- 第1章 あれも連星、これも連星
- 第2章 連星はどのようにしてできたのか
- 第3章 なぜ連星だとわかるのか
- 第4章 連星が教える「星のプロフィール」
- 第5章 「新しい星」は連星が生む幻か
- 第6章 ブラックホールは連星が「発見」した
- 第7章 連星が暗示する「謎のエネルギー」
- 第8章 連星が解いた「天才科学者最後の宿題」
- 第9章 連星のユニークな素顔
- 第10章 連星も惑星を持つのか
- 第11章 連星は元素の合成工場だった
- 第12章 もしも連星がなかったら
<メモ>
- アルビレオ君は見かけの二重星だった(; ・`д・´)
- ケプラーの第三法則で(二星間の距離と公転周期から)二星の合計質量がわかり、実視連星の動きから(重心からの距離の比率がわかり、質量比もわかるので)それぞれの星の質量がわかる(分光連星はドップラー効果で公転速度がわかるのでもっと楽)。
- ⇒超重要パラメータの質量が求まる。
- 星の光度は星の半径の2乗と表面温度の4乗に比例する。
- 連星が謎のX線源を作りブラックホールの発見に貢献した。
- 星の中の星(; ・`д・´)
- Ⅰa型超新星爆発がなじみ深い元素を合成する。