【概要】
著者(監督):三木孝浩
オレの彼女なんだけど/私の親友なんですけど
べーやん目当てだが、意外と面白かった。2on2の男女2ペアで四角関係が勃発する。青春のためいき(甘酸っぱさ、切なさ、もどかしさ, etc.)に悶えよ。
「嬉しいと思った気持ちは 次の瞬間には切なくなる」などのモノローグ(原作準拠?)、カット、演出、音楽、カメラワーク、光などなど、とりあえずマンガ原作で売り出しアイドル使っとけ的な悪しき実写映画と違って、洗練されたものを感じる。
高台の夜景、雨の相合傘キッス、夏祭り+浴衣、屋上のアオハルフォトグラフィ、文化祭の王子様などの印象的なシーンを刻みつけるのがなかなかこなれている。マンガ原作の実写映画にありがちな過剰で稚拙な演技とかいったものが少ない(ないとは言わない)のもいい感じね。
浜辺美波が主人公化と思いきや、自分の気持ちにまっすぐでスレていない由奈さん(福本莉子)を軸に好循環が発生。Rioの言葉⇒Yunaの行動⇒Rioの暴走⇒Akari, Kazuの行動…連鎖反応でアオハルな方向に心理と行動が変わっていく。言ったら終わり、なのだが、ときには言葉にするのが大事。
結局2on2が誕生するのだが、将来どうなる(「耳をすませば」的な問題)。
【詳細】
<メモ>
- 訳アリ家庭多いな。いやそうじゃないとドラマ発生しないのだが。
- "About Time"気になる。
- 「オレこっち^)o(^」☜匠海しか許されないムーヴ
- 届けに来とるの、由奈さんの化学教科書やんけ。
(図解)
AKari⇄Kazu
(↑)
Rio⇄Yuna
なんか監督の字面見たことがあると思ったら、青春系映画の名手だった(; ・`д・´)