【概要】
著者(監督):致知出版社
会社経営者、教育者、研究者、宗教家、スポーツ・競技選手、職人や芸能のプロフェッショナルなどなど、各界の著名人が1人1ページの割り当てで人生訓その他のええ話をする(「致知」のインタビュー記事のダイジェスト版である模様)。
稲盛和夫、山中伸弥、永守重信、安藤忠雄、日野原重明、三浦雄一郎、城山三郎、三浦綾子、安岡正篤、植松努、黒柳徹子、千玄室、大鵬、大村智、松岡修造、小野田寛郎、 江崎玲於奈、高田明、ガッツ石松、相田みつを、吉野彰、隈研吾、孫正義、平山郁夫、中村元、羽生善治など。引用された人や本は、ドラッカー、ナポレオン・ヒル、土光敏夫、松下幸之助、本田宗一郎、『徒然草』、『歎異抄』、イチロー、羽生善治、出光佐三など。若干スピリチュアルめの人もおり、小林〇観のありがとう水は?????という感じであった。載せていいのかこれ?
成功/幸福に至るうえで良しとされる徳性:自責思考、人を褒める、できると思う、情熱、コツコツ、積み重ね、素直さ、ありがとう/ごめんなさいを言う、試練を乗り越える、ポジティブシンキング、(根拠なき)自信、などなど。結局死ぬまで勉強で、チートや裏技はなし。ですよね~。
【詳細】
<メモ>
「自己成熟を願って精進し続ける生き方が己の一本道と思い定め、脇目もふらずひたすら歩み続ける、こういう愚直さほど偉大で、光り輝くものはない、と思わずにはいられません」
☝いや、「うまおま(運命がお前を育てているのだよ)」やんけ。
夏井いつき
「俳人の世界ではよく『生憎という言葉はない』と言われます」
「結局のところ、どんな職業でも成功するのに一番必要なのは、努力なんですよ。一に努力、二に努力、三に努力、すべて努力で、努力がもう九十%じゃないでしょうか」
「僕は、一つ壁を乗り越えてはもっと高い壁に挑戦し続けて、最後は誰かに『あいつは偉大なる未完成で終わった』と言われたい」
笹戸千津子(佐藤忠良)
「コツはただ、コツコツコツコツやることだよ」
永田勝太郎(エリー)
「あなたが人生に絶望しても、人生はあなたに絶望していない」
大平光代(おっちゃん)
「でも、いつまでも立ち直ろうとしないのはあんたのせいやで。甘えるな!」
「人間は努力するかぎり、迷うものだ」
「脳みそがちぎれるほど考えろ」
三村仁司(中村清)
「若い時に流さなかった汗は老いてから涙になって帰ってくる」
<ええ話系>
- 鎌田實の「命のバトンタッチ」
- 山元加津子「雪絵ちゃんとの最後の約束」
- 脇谷みどり「あんたが変わらなければあかん」
- 大山澄太「種田山頭火という生き方」
- 八杉康夫「戦艦大和の上官がくれた命」
- 青木新門「葬儀の現場で気づかされたこと」
<四耐四不>