【概要】
著者(監督):日揮株式会社管理本部人事部
Q&A方式でエンジニアリング業界や日揮の社風、仕事のやりがいなどを紹介。日揮のエンジニアリング技術の虎の巻かと思いきや、日揮人事部2006の就活生向け冊子だった(のでちょっとショック)。エンジ業界概況、EPC業務、リスク管理、プロマネ業務、異文化コミュニケーションのコツ、契約方式、若手社員に求める能力、アドミ業務、社員インタビュー、みなとみらいオフィス(日揮三景)などが大体わかる。
「自分が何とかしないと」という責任感を持って、死にそうになりながらプロジェクトを乗り越えたらやみつきになっちゃうらしい。PM(プロジェクトマネジャー)になるには業務を一通りこなすことが重要。曰く「PMには超人的な能力が求められます」。
【詳細】
工事中。
<目次>
<メモ>
①事業分野に対応する技術
プロセス 産業設備 インフラ設備
②プロジェクト遂行技術
設計技術 工事施工技術 プロジェクト遂行管理技術
③競争力向上・差別化技術
プロセス技術 環境 機材要素 工事 プロジェクトマネジメント
日揮の決意。
(日揮は)特色ある独自技術を保有し、かつプラント建設最上流域の計画・ファイナンス・FS・FEEDから、最下流のオペレーションまてを視野に入れたEPC一貫遂行を武器ににして、知恵と提案力と実行力を併せ持ったオールラウンドなEPCコントラクターとして、世果のトップランナーにならなければならないと考えます。
PM=超人。
ここに、PMに要求される主要な資質・能力を列挙してみますと、
①リーダーシップ、調整力、包容力、動機づけ
②折衝力、交渉力、説得力、自己実現力
③広い視野、把握力、判断力、決断力
④柔軟性、適応性、協調性、社交性
⑤行動力、バイタリティ、積極性、好奇心、責任感
⑥論理性、計画性、企画力
⑦技術・業務・マネジメントについての広範な知識
⑧国際感覚、国際問題の理解力・対応力
⑨豊かな教養
⑩強勒な体力・精神力、ストレス耐性
などがあります。
PMは専門技術でチームを統率するということよりも、人を動かすカでプロジェクトの目標を連成するプロフェッショナルといえます。
エンジニアリング振興協会の「エンジニアリング」定義
「エンジニアリングとは、人・材料・機械・設備などを統合しシステムが、そのシステムに与えられた目的に対して最適な結果を実現しうるよう、その設計・要素調達・工事・運用を統合的に行うことを言うものとする」
ニュージーランド人社員 "They(Jpn) smoke too much !!"
おまけ。
関連書籍として『英文EPC契約の実務』を朝学中。