Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

FUKUSHIMA50

Fukushima 50

【概要】
著者(監督):若松節朗

電源を喪失し際限なく熱量が発生する原子炉格納容器において、大規模な放射性物質の大気放出を防ぐべく、内圧を逃がすベント作戦を実行した男たちの物語。シンゴジラ的な徹夜感というか、現場感というか、そういうものを感じられる。

バックアップとしてディーゼルエンジンを作動させたり、P&IDに書き込みしたり、タグNo.確認を確認したり、バルブを手動で閉にしたり、「ポンプ接続ヨシ! 注水開始!」したり、「1号はやんちゃだからなあ」と擬人化して言ったり。プラントエンジニアやケミカルエンジニア、生産部署の運転員は親近感を感じながら観られるかも。

www.fukushima50.jp

 

【詳細】
<メモ>

  • 渡辺謙が「上の人」の無理解に激昂する。佐藤浩市は同期の桜だ。いきなりベルトをカチャカチャして脱ぐこともある。
  • 本店との温度差。設計圧力を越えて増大する格納容器の内圧。増え続け、蓄積する線量。度重なる水素爆発。もうわやくそじゃ(; ・`д・´) 総理は恨みがあるのかめっちゃ悪く描かれる。
  • 防護服を着用して線量累積値が一定になったら作業終了。作業がなかなか進まないのがイラつく。命がけのピリピリした現場では、真の統率力・人間力が問われる。
  • 自衛隊や協力会社の献身とアメリカの友情(トモダチ作戦)も忘れず紹介。
  • 2014年の映像で〆。日本国民の科学リテラシーの向上が望まれる。 

 

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