Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

犬王

映画『犬王』オリジナル・サウンドトラック

【概要】
著者(監督):湯浅政明

監督の作家性がムンムン出ている怪作。琵琶法師の時代にこんなクレイジーでロックな奴らがホントにいたら…面白い。めちゃくちゃ現代的だが、こんな型破りな琵琶法師や能楽パフォーマーがいたかもしれない。異形の者たちがフィギュアスケートやシルクドソレイユ的な動きをしたり、大道芸やブレイクダンスをしていたら度肝を抜かれるだろうなあ。
eテレ感のある奇想天外な舞台仕掛けや「でっかい鯨ぁ~」のような謎ソングの数々にはただただ圧倒されるばかりだった。とりあえず聞いてみて。劇場で聞くとなおのことグルーヴ感がある。これは「経験」だね。アヴちゃんは全く知らなかったが、彼のハスキーボイスは印象的であった。

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【詳細】
<メモ>

  • 壇ノ浦サルベージ一家が引き上げた剣。引き抜くと一閃。オヤジは胴から真っ二つ。喋り方に広島弁ぽさある。鞆の浦にも行く。
  • 亡霊の聲を聴いてロックに生かしはじめる。それからはもう連戦連勝。セッション・ライブ、琵琶祭り。清水、富士山、東大寺。寒いとこ行って最終決戦は金閣。京都の街並みという点では「四畳半神話大系」みもある。
  • イントロ完全にQUEENのRock youなやつあったやんけ。グルーヴ感、一体感。こりゃ観客も手拍子打っちゃうぞ(自分は打ってました)。
  • 片手が異常に長かったり顔のパーツがおかしかったりの犬王は何か身につけるたびに体が戻っていくという設定。最終的には緑色のデーモン小暮になる。
  • あっけない死とは対照的に生き残りを選択した犬王。600年ぶりに再会し、景色は桜吹雪につつまれて…。
  • 松本大洋大友良英もキャストに加わっておるぞ。

以下、おもしろ表現集。

  • 盲目の友有の視界(?)に人影がおぼろげに見えてくる表現。
  • 厳島神社の坊主ラッシュ。
  • 木漏れ日が仮面の穴から射しているところ。
  • 友有と犬王が初めてであった橋の上の、星々の輝き。
  • 暗い画面から明るい画面への転換、コントラスト。
  • 日蝕やパフォーマンス後にお面取る演出。
  • モブのリアリティ。友有君のあんまりキレイじゃない口元の、伸びたり飛んだりする唾液とか歯並びにも謎の執着がみられる。

<アヴちゃんとは>

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