【概要】
著者(監督):張鑫炎(チャン・シン・イエン)
「ハイ!!!」
「師ィ父ゥ~~~!!!」
基本的なストーリーは復讐譚で、隋朝末期という設定もあり李世民的な彼と共に現王朝を打倒する。まあストーリーはおまけみたいなもので、武の道を究めていく道程でアクションの数々を観て楽しむのがメインだろうねえ👀
拳、棒術、三節棍、槍・刀術などなど、アクションだけで魅せるのはさすが。CGスタントなしのホンモノがある。
正確無比で曲芸的な動きラッシュに加え、主人公のキャラクター面ではキラキラおめめしといて割と普通に戒律を破っていくスタイルが潔い(学んだ技で人を殺傷すること、飲酒肉食など)。一回寺を抜けて単独復讐に赴くも挫折して戻り再挑戦、の展開は熱い。師父含めけっこう死傷者が発生するのが憎たらしい。正当防衛なら相手を死傷してもOK。クリリン的な頭部のドット、蛙・犬・羊といった畜生道メンバーの受難も必見。
日本においてスピンオフされた少林寺拳法の紹介も冒頭にあって興味深い。宗道臣が空海ぽい正統継承者的ポジション。実はわても小学生の時にやっていた。「南無ダ―マ」とか「理想郷建設に邁進す」とか「天地拳第一系」とか、聞いたらあの独特な世界観・用語にノスタルジアを感じる人もいるのでは。
【詳細】
<メモ>