Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

西田幾多郎

語る西田哲学

【概要】著者(監督):西田幾多郎 西田の講演録といったところ。表紙が渋すぎる。気が遠くなるようなドイツ語の横文字、観念的な図、一見数学的な式の数々に圧倒される。が、「もっと深い大きいものが要るね、思想でも文学でも」の言葉にあるように、西洋思…

西田幾多郎とは誰か

西田幾多郎とは誰か (岩波現代文庫) [文庫]著者(監督):上田閑照【概要】哲学論文はもちろん、書簡や短歌、書などを読み解きながら、西田幾多郎という人間、彼が残した思想に触れようと試みる。曰く、「我々の最も平凡な日常の生活が何であるかを最も深く…

読書と人生

読書と人生 (講談社文芸文庫) [文庫]著者:三木清評価:B【概要】ミッキーが自身の読書遍歴や読書法、哲学の学び方などを開陳する。大正や昭和前期のエリートの読んでいた本や流行の思想を饒舌に語ってくれる。西田幾多郎や波多野精一、田辺元、ハイデガーな…

わが父西田幾多郎

わが父西田幾多郎 (1948年) (アテネ文庫〈第4〉) [文庫] 著者:西田静子 上田彌生【概要】幾多郎の二人の娘が父や家、暮らしの思ひ出を回顧する。徒然なるままに語られる記憶は、素朴ながらも温かみに溢れていてジ~ンとくる。『善の研究』『西田幾多郎随筆…

西田幾多郎随筆集

西田幾多郎随筆集 (岩波文庫) [文庫]著者:西田幾多郎 編:上田閑照評価:B+【評】哲学者・西田幾多郎ではなく人間・西田幾多郎の姿を知りたいキミに。意外とするする読める。家族との死別、教師・友人との死別。西洋哲学と東洋思想、そして人生の悲哀が結び…

西田幾多郎

西田幾多郎 無私の思想と日本人 (新潮新書) [新書] 著者:佐伯啓思【粗評】西田哲学と啓思の文字に惹かれて。曰く、 私は夜更かしな性分なので、夜中に何か眠たくなるものでもと思って西田の書いたものを読み出したのです。ところが眠くなるどころか、実に充…

善の研究

善の研究 (岩波文庫) [文庫] 著者:西田幾多郎評価:A【粗評】国産近代哲学の原点。 プラトー、アウグスチヌス、デカルト、カント、ヘーゲル、ゲーテの言葉や聖書の文句を引用しながら、 西田哲学のエッセンスを注入。 もともとが講義の草案であるためか、 …

西田幾多郎-「絶対無」とは何か

西田幾多郎―「絶対無」とは何か (シリーズ・哲学のエッセンス) [単行本]著者:永井均評価:C【粗評】磯野~哲学しようぜ~。『善の研究』は1ページ目で投げたのでとりあえず解説書を読んでみようと。著者曰く、わかりやすい解説ほどつまらないものはない。そ…