2015-03-06から1日間の記事一覧
西田幾多郎随筆集 (岩波文庫) [文庫]著者:西田幾多郎 編:上田閑照評価:B+【評】哲学者・西田幾多郎ではなく人間・西田幾多郎の姿を知りたいキミに。意外とするする読める。家族との死別、教師・友人との死別。西洋哲学と東洋思想、そして人生の悲哀が結び…
「自分」の壁 (新潮新書) [新書]著者:養老孟司評価:B【評】人生のモデルや「世間」が揺らいでいるのに「個性」や「自分」をさがして怒内寸念と。ウンコネタや、脳と地図とのアナロジーなど、いろんな知識、考えを披歴するぞい(・ε・)まあ面白いが、もっ…
チェ・ゲバラ伝 [単行本]著者:三好徹評価:B+【評】理想に生き、理想に死す―――それは人の夢。スポーツ万能・頭脳明晰なチート革命児ゲバラの生き方がまさにそれだ。外国資本による収奪、腐敗・怠惰に染まったラテンアメリカの姿に憤激した彼は、メキシコで…
官僚たちの夏 (新潮文庫) [文庫]著者:城山三郎評価:B【評】時あたかも高度成長期の時代。日本を動かすモーレツな男たちが通産省にいた。「ぼくのかんがえたさいきょうの人事」の実現を夢見るおやじさんと、いろんなタイプの官僚たちの群像劇。そのなかでも…
眠れないほどおもしろい哲学の本: もう一歩「前向き」に生きるヒント (王様文庫) [文庫]富増 章成三笠書房2012-07-27著者:富増章成評価:B【評】平易で軽めな哲学概説本。西欧哲学史の流れと、主要哲学者およびその思想をおおづかみ。タレスからサンデルま…
ガロアの群論―方程式はなぜ解けなかったのか (ブルーバックス) [新書]著者:中村亨評価:B【評】「方程式が代数的に解けるかどうかの判定法」を見つけたガロア君。決闘で無事死亡。ブルーバックスと侮り、途中で無事死亡。ムズめなので覚悟してかかろう。
冬戦争 (Historia Talvisota) [単行本(ソフトカバー)]著者:齋木伸生評価:B【評】北欧の小国vs.東欧の巨人。零下40度の極寒。押し寄せるソ連の大兵団。彼我の絶望的な戦力差。頼れるものは不屈の闘志のみ。三ヶ月に亘る防衛戦のなかで繰り広げられた雪中…
レバレッジ勉強法 (だいわ文庫) [文庫]著者:本田直之評価:B【評】基本的には『レバレッジ時間術』と同じ。カネ・モノもいいが、ヒト・トキにも投資せよ。