県庁おもてなし課 [単行本]
著者:有川浩
評価:B
初有川浩(ありかわひろ)。男性かと思いきや女性。人はこれを荒川弘現象と呼ぶ。
高知県の観光推進物語と、主人公・掛水(そして吉門)の恋愛物語が互いを励起しながら展開される。掛水君がカッコ良くなっていくのには多紀ちゃんでなくとも胸キュンであろう。
文体の読みやすさもあって清涼たる読後感を残す。観光の知識も多少得られ、お役所の雰囲気も感じられてお得感。
土佐弁の会話もふるさと感の醸成に大役を果たした。
「箱」という表現がしばしば顔をのぞかせるが、これは著者のこだわりなのだろうか?
著者:有川浩
評価:B
初有川浩(ありかわひろ)。男性かと思いきや女性。人はこれを荒川弘現象と呼ぶ。
高知県の観光推進物語と、主人公・掛水(そして吉門)の恋愛物語が互いを励起しながら展開される。掛水君がカッコ良くなっていくのには多紀ちゃんでなくとも胸キュンであろう。
文体の読みやすさもあって清涼たる読後感を残す。観光の知識も多少得られ、お役所の雰囲気も感じられてお得感。
土佐弁の会話もふるさと感の醸成に大役を果たした。
「箱」という表現がしばしば顔をのぞかせるが、これは著者のこだわりなのだろうか?