Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

聖書がわかれば世界が見える

聖書がわかれば世界が見える (SB新書)

【概要】
著者(監督):池上彰

見ての通り、旧約・新約聖書の概説書。両聖書の主要ストーリー、およびキリスト教世界宗教として発展する歴史を概観。その他、関するあれこれについてアキラらしく平易に触れる。

人間は地上の支配者たる特権を与えられたこと、イスラエルの所有権、原罪などの頻出テーマはもちろん、「犠牲の羊」「目から鱗」などの聖書由来の言い回し、パウロが「ローマの信徒への手紙」でキリストの教えを集大成したものが福音書につながるといった各種文書の関係性まで。新約にローマ帝国への忖度が見えるのは面白い。

ちなみに…とたびたび出てくるトリビアが意外と面白かったりする。(e.g. 赤十字のマークの由来、戸村一作、聖路加国際病院の名前の由来、磔刑の真の恐ろしさ、十字を切る方向のちがい、 福音派の影響力…など。時折「アダムはイブのせいにして、イブは蛇のせいにする。人間の祖先はずるいですね」といったコメントや、プーチンは「剣で滅びる」とタイムリー発言をかましたりする。

 

【詳細】

<目次>

 

<メモ>