【概要】
著者(監督):庵野秀明
博士にもらった体と美波の願いを乗せて森山未來にパンチ! なんかよくわからんが倒せた。ライダー共闘のところはいいのだが、主人公とラスボスの根源記憶の描写が遅いので、爽快感はあまりない。空中戦やコウモリオーグのCGが甘かったり、アクションは暗かったりカメラ近かったりで見づらい部分があるが、浜辺美波の顔面と芝居でもたせる。
庵野はじめ原作ガチ勢じゃないと心理描写やその変遷にやや不連続感あり。オタクならわかるだろとするあたりはライトや一般ユーザーに厳しい。EDは例のあの曲。
まあとにかく、
序盤のヘルメット取られるところとか、「大丈夫?」と自分がかつて聞いた猛に「大丈夫か?」と逆に聞かれるところとか、黒い服大好きガールなところとか、徐々に醸成されるバディ感とか、ひとつ屋根の下でちょっと心許してくるところとか、用意周到なルリ子さんの残した「あなたの背中、心地よかった」などのムービーとか、ちょくちょくアップになる浜辺美波がいいんだわ。
【詳細】
<メモ>
- 松野スズキ、竹野内豊、市川実日子、長澤まさみなど、シンゴジやシンウルキャストも登場。短い命であったが長澤まさみは輝いていた。
- クモ、バッタ、コウモリ、サソリ、ハチ、カメレオン+カマキリといったオーグが登場。 プラーナ(魂、エナジー的なやつ)などの用語説明はない。
- 特撮なのかCGなのか中途半端。PG12とややグロだが血しぶきぐらいでそこまででもない。
- 宇部のコンビナート、山道、ハチビル、アジトなど、ロケーションにこだわりあり。
★べーやん関係