【概要】
著者(監督):月川翔
「君に、私の残り少ない人生の手伝いをさせてあげます」
浜辺美波パワーで評価がワンランクぐらい上がる。いけないことをするところはよかったですねえ。ピュア感がよかった。原作初読時は突然の死に戸惑ったが、その理不尽な死に注目しすぎないことが大事なのかも。
【詳細】
<メモ>
- 「君がくれた日常があたしにとっての宝物なんだ」浜辺美波に日常役を仰せつかった主人公が、心通わせ社会復帰プログラムに参加させられる。「君に私の残り少ない人生の手伝いをさせてあげます」☜むしろご褒美やんけ(; ・`д・´)
- 退院後のノースリーブ美波もいい感じ。『アルキメデスの大戦』の浜辺美波も好きじゃぞい(; ・`д・´)
- 主人公たち整ってるやんけ、顔。少なくともこの設定やったら男はチー牛やろ確実に。まあええけどね。典型的無気力巻き込まれ体質の男子主人公(ハルヒ、君嘘、氷菓…)は枚挙にいとまがない。かすれめの声がリアル。アニメ版に比べると春樹君のピュア感が増し気味で良い。
- 10年後と今昔を切替える構成はまあいいんじゃない。若い世代に新しい恋の予感を連れて12年後へ戻る。
- お泊り旅行+真実か挑戦かゲームのあたりはやっぱりハイライトだと思うのよね。幻に終わった北海道計画は悲しい。死ぬまでにしたいことリスト作ろうかな。
- 突然の死にも実は伏線あり(テレビのニュース)。理不尽な死は序盤に話されていた「死は平等に訪れる」的発言の顕現とも思われる。共病文化で明かされる虚勢と本心。
- チューイン・ガム男がいい味出している。ガムいる? 12年後は整形した模様だ。