おいす!👋 (๑╹ω╹๑ )
2021/4/30に合格が確定したので、体験記と題して覚え書きを記しておくぞい。当然書ききれない部分もあるので、もちちょっとでも気になったら遠慮なくサム・ジーヴァ帝に聞いてくれよな。
【技術士とは】
「医師を除く理系の最高峰資格」と言われているが、一般的な知名度ははっきり言って低い。でも父が取得していたので存在は知っていた。まあ独り身で比較的時間がある時にさっさと取っておこうかなと。動機は何でもいいと思うよ!
受験資格としては、基本的に7年以上の実務経験(大学院も算入可)があればOK。あ、もちろん第一次試験かJABEE認定も必要よ。ちなみに私は第一次試験は機械部門で受けた。第一次試験と第二次試験の部門は無関係なので大丈夫。
【スケジュール感】
〇2019年10月ごろ:第一次試験受験 ☜四大力学の勉強になった(๑╹ω╹๑ )
〇2020年2月ごろ:第一次試験合格。ガイダンス&祝賀会で岡山県の「若手の会」を知る。
〇2020年3月ごろ:本格的に勉強開始。若手の会の勉強会に参加し始める。
http:// http://okayama.ipej-chugoku.jp/soshiki.html
〇2020年4~9月ごろ:週3~4問くらいのペースで解答⇒ノートにまとめのトレーニング。コロナに翻弄されながらも月1くらいのペースで若手の会でご指導・ご鞭撻してもらう(受験申込書x2、筆記試験x2)。正直この時期は通常業務がヒマめだったので助かった。正直言って、コロナが逆に有利に働いた。GWに勉強時間がとれたりとか、試験日程が2か月遅れたりとか。
〇2020年9月22日:19-21まで広島で勉強合宿しており、その流れで9/22に本番。死力は尽くしたが、正直、手ごたえはイマイチだった。シャーペンの芯の径間違ってたり、途中で手が震えはじめたりとかもあったしね。当時の自分の感想☟。
不合格見込み? 「技術士若手の会」には5-6回ほど参加したし、200時間は勉強したと思うのだが(平日は昼休み、土日は船◯図書館やコ◯ダ珈琲店とかでね)、若干問題Ⅲの傾向が変わっており、力負けした感(水素、エネルギー問題、デジタル化くらいしか持ちネタがなかった)。プロジェクトマネジメント的なやつとケミカルリサイクル的なやつだったので面食らった…。来年こそ潰したいところだが、化学工学技士に切り替えるかも…。
⇒埋められれば意外と受かるので、とにかく諦めずに解答用紙を埋めろ!(๑╹ω╹๑ )
〇2020年10~12月:やる気の出ないまま骨子らしきものを復元して完全放置。
〇2021年1月上旬:まさかの逆転筆記試験合格。急遽、口頭試験の勉強を始める。
〇2021年1~2月:筆記試験の再現、想定問答集の急造、そして練習(Web面接練習x1、実家で練習x1)に励む。
〇2021年2月20日:口頭試験。緊急事態のさなか、前日に東京入り。マイヴォイスにブツブツ答える練習をしていたのでそこまで緊張せず。思ったよりもマイルドめで、途中の「一次も二次も一発合格というわけですね」の言葉には合格を確信してしまったよね。
〇2021年3~4月:当然ながら完全放置。簿記2級やTOEICに励んでいた。
〇2020年4月30日:合格(๑╹ω╹๑ ) GW明けに忘れず登録しちゃお。
【受験科目・勉強方法】
- 自分の専攻と業務経験的に、「化学」部門の「化学プロセス」が適当かなと。
- 基本的には過去問を解いて、①技術的な小論文(1200~1800字)を書くことに慣れること、②技術的キーワードを簡単に(300~600字)説明できるようにしておくことかな? まずは型を習得し(とりあえず字数だけは埋められる)自信をつけるところから。
- まずはPCで文字量の感覚(と、あまりの解答欄の埋められなさ)に慣れるところから始めた。本番は手書きだから、いったんPCで答案を作成したあとは紙のノートに骨子やキーワードの覚え書きを書くようにしていた。
- ネタ元としては化学工学辞典や官公庁資料などがメイン。過去問は公式HPから。過去5年分(Ⅰ、Ⅱー1、Ⅱー2、Ⅲ)+他部門でも共通の技術的・社会的トレンドに関する自作問題(SDGsとか水素エネルギーとか)なんかをやっていた。
- やっぱり他人の目で添削することが重要だね。周囲に技術士がいればいいが、有料添削も検討してみては。自分は地元に若手の会があったのでそこで。
- 以下、ノートのイメージ写真(乱筆失礼)。
〇ノートのイメージ写真
〇口頭試験想定問答集の一部
【参考図書・Webサイト】
〇過去問
〇『技術士試験勉強法』(鳥居直也)
⇒資格の意義、一次試験および二次試験の問題内容、総合技術監理部門への手引きなど、技術士制度の概要がわかる。
〇『技術士第二次試験「化学部門」回答事例集』(新技術開発センター H27~R1)
⇒建築・機械以外のマイナー部門は解答例が出回っていないので、新技術開発センターの解答例を参考にするとよいぞい(1冊5,000円くらいするけど…)。
pe.techno-con.co.jp
〇『技術士第二次試験「機械部門」要点と<論文試験>解答例』(大原良友、福田遵)
〇『技術士第二次試験「機械部門」完全対策&キーワード』(Net-P.E.Jpn)
⇒比較的近い機械部門も参考にしてみたり。熱・動力エネルギーや流体機器で受けようとしていた時期も…。
〇『技術士第二次試験 口頭試験 受験必修ガイド』(杉内正弘 福田遵)
⇒口頭試験のバイブル。2019年度以降にも対応しているぞい。
〇『技術士二次試験 受験申込書作成指南書』(Kindle ダイ)
〇『技術士二次試験 筆記試験対策指南書』(Kindle ダイ)
〇『技術士二次試験 口頭試験対策指南書』(Kindle ぶちょー@技術士トライアスリート)
〇『口頭試験は直前対策が9割』(Kindle 森浩光)
☟他、参考図書多数。
〇ネタ帳
〇SUKIYAKI塾
〇高めるむくちゃんねる
【今後の予定】
他部門や総監部門でも取るか(๑╹ω╹๑ ) こういう難関資格って、ランナーズハイみたいに、大変だけどなんだか快感に変わる瞬間があるんだよね。
2021年は化学工学技士に挑戦予定だが、正直言って技術士よりだいぶ簡単だと思う。
【追記22.03.16】21年秋に受験。某なむさんも受けた。
化学工学技士(基礎)は学生時代に取っていたので午後のみ。技術士に通っていた身としては、だいぶ楽。逆に技術士(化学)の前哨戦として使ってもいいかも。
ちなみに解答用紙の記述欄は20×30マスなので技術士とちょっと違う(1問目はマスでなく横線だけ)。
午前の部も含めた解答例が欲しい人はサム・ジーヴァ帝のアカウントに突撃してみてくれ(๑╹ω╹๑ )