Javaさんのお部屋・改

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

マクニール世界史講義

著者:W.H.マクニール 訳:北川知子
評価:B

【概要】
「ミクロ寄生」「マクロ寄生」や「世界システム」などの概念を軸に世界史を読みとくツールを提供する。講義録ゆえかややまとまっていない印象を受ける。

【詳細】
「人間の社会における出来事は、生物圏全体に影響を及ぼす出来事の中に埋め込まれている」。というわけで歴史学をシステム的に考察する。
地学、生物学、化学、物理学、疫学、人類学、考古学、経済学などを織りこんだ「歴史学は実に尊大な学問になっている」。

マクロ寄生とミクロ寄生にしろ、集団Aと集団B両者の利益が最適になると最も繁栄する。ただし最適点の維持は難しい。

・世界システム
人間社会の多様な集まり。それぞれの社会が交流することによってアイデアやモノ、伝染病、農作物、技術などが循環する。

・マクロ寄生
一人の人間、あるいは一人の集団が、他の人間からモノを奪い、奉仕を強要すること。

・ミクロ寄生
食料を求めて人間と競い合う微生物の代謝活動。


がんばってまとめようとしたのだが、まとまってないのでまとめない。
以下、教授のお言葉。
大学が学問を推進するのは、教授や学生に与える余暇を通してではない。定められた時点までに、準備ができていようといまいと何らかの発言を求める教室での日常的な成果を通してだ。特定のテーマについて強制的に考えさせられることによって、アイデアが必然的に形となり、その後の検証を経て花開くか、あるいは枯れることになる。