2014-10-10 エネルギー論争の盲点 本 A 社会・経済・政治・経営 エネルギー論争の盲点―天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書 356) [新書]著者:石井彰評価:B+【粗評】『木材・石炭・シェールガス』の著者。著者の言いたいことは副題に大体集約されている。「天然ガス」とエネルギー源の「分散化」が合言葉だ。エネルギーとは何なのか、エネルギーが人類の発展にいかに不可欠・有用であるか、を様々な面から眺めたあと、日本での注目度が低い天然ガスの宣伝(曰く、「極めて正直に書いた」)に移る。「E産出/投入比率」が著者の主力武器。屋上に太陽光パネル、天然ガスのコンバインドサイクル・コジェネレーション、も著者のオキニだ。