【概要】
著者(監督):デヴィッド・フランケル
おしごと系。機上にて視聴。アン・ハサウェイの着せ替え七変化も楽しめる。目がでかい。
絶対君主の無茶振りに本気で対応しているうちにビジネスパーソンとして逞しくなっていく。飲食物のおつかいや趣味嗜好家庭環境の把握と先回り対応など、必死に根性で食らいついていると、いつしか女帝の行動が先読みできるまでになり、チャンスを掴む。洗練されていく一方で、友人関係や私生活は犠牲になり…(キャンドルを消すシーンの悲哀、友人たちとの価値観のズレ)。展開がスピーディーで飽きさせない。
ファッション興味なしだった主人公が、謎用語の奔流に溺れ、オシャレ指南をされ、付き合う人物が変わり、慣れていく(コート置きまくりになるまでに)。初期のイモい時期でも既にかわええやん。服が内面を変える、流行ファッションが数年でカジュアルに流れてくるなどの常識も体得せよ。
生き馬の目を抜くような競争社会に疲れた主人公が仕事を辞め、ラストで鬼のミランダにレファレンスもらう展開は熱い。認められていたことが分かってワシも嬉しくなったぞ。ケータイを噴水にポイ⇒元サヤの展開は若干読めたが、一度ファッショナブルな世界を体験してしまった彼女が元カレで満足できるのか心配ではある…。いかなる苦難も無駄ではなく、うまくいかないことがあっても前向き。「仕方がない」ではなく、自分はどうしたいのかが人生では大事なようだ。
【詳細】
<メモ>